森叢千景





概容


「……恐らく私も、永久に光様に蔑まれつづけるのでしょう。それでも。」

現森叢家の跡取り、森叢衆頭領。
旧姓葦屋(あしのや)。専ら読みとしては「せんけい」を用いるが、立場上格好をつける
ためだけのものであり実際の読みは「ちかげ」である。
元は森叢の別家の一人娘あたり、当時の十五代森叢隠斎に師事していた森叢光の妹弟子。
シロフクロウの亜人で、特に視力、聴力に秀で、優れた忍としての資質を持つとされていた。
元々光の下女として一家に伝えていた事もあり、跡継ぎとして修練に明け暮れる光に対し
一方的に恋慕と憐憫を募らせていた。
その一方で、汚れ仕事と厳しい修行にストレスを蓄積させていた光によって日常的に暴行
を受けており、体中にその時の傷跡が残されている。
本家の滅んだ森叢の跡取りとして擁立され、姓を森叢と改め、一族ではなく「森叢衆」と
呼ばれる傭兵集団へとかたちを変えて大社に再び組み込まれる。
名目上は大社の幹部であるが、その実雑用係のようなもので、大社内での権限は少ない。

多少受身な部分な部分はあるが馬鹿正直で真面目な人物である。
……が、過去の暴行がすっかりトラウマになってしまっており、痛みに対して恐怖を通り
越して快感を得てしまう体質を獲得してしまっている。つまり、ドMという事。
先代で途絶えてしまった忍の術の復興の一部をジンナイに頼り、かざまとともに師事してはいるが、
彼の説教やお仕置きに対して密かにゾクゾクしているのは秘密である。いや、バレバレである。
割とアホの子なのかもしれない。


通称:「梟天狗」他、雌豚とか呼n……ばないでください
出身:楼蘭皇国
所属:門隠大社
身長:154cm
年齢:21歳

関連人物


(no.picture)

森叢隠斎(もりむらおんさい)

第十六代森叢隠斎。
専ら会合と外交が交渉手段となった中で、主に大社内の機密の管理をしていた。
実直で頭の固い好青年だったという。
その頭の固さゆえに森叢の血筋に固執し、結果として自身の死すら招く。
8年前に実の妹の手にかかりこの世を去る。享年24歳。

森叢光(もりむらひかる)

隠斎の妹。
兄が情報の統制、管理を任される一方で「忍び」としての森叢一族として育てられた。
体術、忍術から薬学、特に毒物の知識に優れる。
兄に反し性格は狡猾で嗜虐的、兄との仲も芳しくなかったという。
闇の世界で育てられた反動か、外の世界に対して強い憧れを抱いており、そのために森叢
という家名や大社を疎ましく思っていた。
8年前に実の兄を殺害し、消息を絶つ。当時16歳。

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最終更新:2009年02月09日 23:02
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