(投稿者:エルス)
United States Special Operations Forces Detachment Alpha
アルトメリア特殊作戦部隊アルファ分遣隊(USSOFD-A)
提唱者は陸軍のマックス・ロジャーズ中将。
アルトメリア連邦の四軍全てから選抜された精鋭による特殊部隊である。設立時期は不明。
対G戦争中(対G戦争以前より存在したとも言われているが)に置いても起こりえる不変的な通常戦闘に備え、陸軍・海軍・空軍や海兵隊より
選出した精鋭若しくは生命力や戦闘能力に適性のある者を訓練、教育し、暴動の即時殲滅、反政府行動の阻止など多岐に渡る戦闘行動を想定され、
強行的な作戦を展開する事により、一種の抑止力としても機能している。
その任務上、空挺降下を始めとするありとあらゆる強襲、奇襲方法に精通し、少数精鋭を絵に描いたような錬度を誇っており、一般兵の憧れの的になると同時に
落選したものがたてたであろう噂、特に訓練内容の苛烈さから「人間を超えた人間の集まる所」などとも言われる。
前身は
ルージア大陸戦争時に活躍した(と報道された)コマンドゲリラであり、当時の隊員の生き残りがそのまま部隊の教官として就任している。
ラウンドスターズを対G戦争に必要な戦力とするなら、アルファフォースは在るべき姿を取った戦力である。
部隊は表向きには対人戦闘部隊であるが、対メードを主眼とした戦闘訓練も行うなど、G駆逐後の大戦を視野に入れている。
標準装備としては顔を隠すためのアクセサリー(バラクラバやサングラスなど)とヘルメット(斗軍のフリッツヘルムに酷似)、
各所に坑弾プレートが埋め込まれたナイロン製戦闘服を着用し、可能な範囲で自由に武装を選択する事が出来るが、新型兵器のテスターとなることもある。
有事の際には近隣に展開している小隊規模以下の部隊の指揮権を剥奪、運用する事が許可されている。
また、予備戦力として教官旗下の小隊が控えており、全滅したとしても即座に作戦展開が可能。
モットーは「後には誰も残さない」であり、これは敵味方を問わず後ろには誰も残さないという意味である。(もっとも、モットーにするまでもなく亜国軍はこれを徹底しているが)
「死の館」と呼ばれる訓練施設を保有しており、各種テロ状況を実演、奇襲攻撃戦術や敵味方の区別を即座に行えるようにする。
ちなみに合同訓練として海兵隊一小隊がこの「死の館」で アルファフォース隊員四名と手合わせしたが、全滅まで三分もかからなかったという。
なお、アルトメリア政府は公式にはアルファフォースの存在を認めていない。
※近年では黒旗の殲滅任務なども担当し、離反メードをゲリラ戦法で撃破するという快挙を成し遂げた。
※二期生は作戦行動中、四体のウォーリアに攻撃され、ジョン・ドゥを除き全員が死亡、若しくは重傷により退役している。
部隊構成
(基本的に四人で一ユニット。ただしキロは特別編成のため例外)
- シュガー分隊
- ゼブラ分隊
- エックスレイ分隊
- クイーン分隊
- オメガ分隊
教官
ノーマン・サリンジャー中佐
・第7独立自動二輪偵察小隊
(ゲリラ戦法、及び部隊指揮。ステレオタイプの鬼教官)
ユージン・コール中佐
・第118武装偵察小隊
(狙撃技術、及び観測技術と銃火器の専門知識。冷血で無口な老人)
イライザ・キッドマン少佐
・第1独立レンジャー小隊
(サバイバル技術、及び食糧確保術とCQC技術。褐色肌の明るい女性教官)
ボリス・フェアフィールド少佐
・分遣隊付き医療中隊
(医療技術、及び応急処置技術。弱気で小さい通称「小人」)
マイケル・スミス技術大尉
・情報戦特務部隊
(対メード戦術の考案、大陸戦争後に入隊。現実主義者で机上の作戦家)
運用中の試作兵器
運用中の試作航空機
スターリング XH-1試作回転翼機(
エントリヒ帝国製回転翼機の設計図流用)
スターリング XAC-12試作対地攻撃機(4発ターボプロップ輸送機だったもの)
サーペント部隊
アルファフォースの前身となった精鋭部隊。
ルージア大陸戦争終盤にエントリヒ領土内に潜入、同陸軍駐屯地に対し破壊工作及び攻撃を行ったコマンドゲリラ。
総勢30名からなる愛国軍人の精鋭部隊であり、後にプロパガンダとして利用される。結果として死傷率50%を越え、30名の内18名が戦死、10名が負傷した。
1933年には縁起を担ぎ『対未確認大型生物部隊』として同名の部隊が組織されたが、後に「G」と呼ばれる生物の前に全滅。
サーペント部隊といえば、もっぱら前者の方が頭に浮かぶ。映画もあるが、こちらはあまり売れなかったらしい。
(追加は自由)
関連項目
最終更新:2010年08月06日 23:58