(画像提供・キャラクターデザイン Kreiv.様)
概要
「あそボ♪」
EARTH製瘴炉を搭載するメードで、デウスと
アズワドの後輩にあたる。
身体が半分死んでおり、コアエネルギーが持つ治癒能力でギリギリ命を保っている腐敗少女。
ザハーラの地で瀕死状態だった楼蘭メードを戦死扱いでEARTHが引き取り、新型瘴炉を実用実験するためリファインされた。
瘴炉自体は大出力瘴炉の開発を行っていた代物で、瘴炉を外部搭載することが出来るようになるバイパスシステムが偶然誕生し、これを検証するべく設計された。
後発だけあって瘴炉の安定性が増しているが、元々の大出力瘴炉開発には至っておらず、出力比で言えば7:3と低め。しかし、圧縮できる瘴気量は首都規模の街を汚染できるほどであり、さしずめ瘴気タンクである。
性格は瘴炉を搭載されたことによりやや凶暴な側面をみせる。ただ、常に暴れるようなものではなく、瘴炉を外せば大人しい少女になり、デウスのスカートをめくったり、アズワドのポニテを引っ張ったりする無邪気さもある。
手伝いも好きだが、基本迷惑なことしかしない。
一人称は「キノ」。大飯食らいでなんでも食べます。好き嫌いはメー!
- 愛称:「EARTHの腐った方」「腐敗」「腐女子」
- 出身:楼蘭皇国(?)
- 所属:EARTH
- 装備:外部搭載型瘴炉義肢 シンメトリアル
- 身長:155cm
- 誕生:5月14日
- 年齢:外見14歳ぐらい(実年齢0歳)
- 教育:俺
瘴気依存 |
★★★★ |
いたずら |
★★★★ |
精神病 |
★★★ |
包帯 |
★★ |
外部搭載型瘴炉義肢 ―シンメトリアル―
エターナルコア搭載メードに瘴炉を外部搭載することが出来る外義肢式一体型瘴炉。
コアと連動することで瘴炉が起動するという仕組みで、本来であればコアの出力と瘴炉の出力を足して運用できる予定だったが、連動させる必要性から瘴気と干渉して結局コアエネルギーを下げる要因を残してしまう。
このため失敗作のレッテルを張られるものの、外部搭載の実用性を一応確認するべく、義肢式として再設計された。
運用には器用さが必要となったが、瘴炉の持つパワーをメードに添加させることには成功したため、以後も使われるようになった。
属性転換機能を持ち、コアエネルギー供給と瘴気供給の二つを扱え、切り替える毎に義肢色が白と黒へ変化する。
白は主に防御能力が上がり、黒は機動力が大幅に増す。
一部のパーツにフェルムリーフなど既存パーツで流用しており、非常に短時間だが飛行できる。
移動はブーストダッシュ。
瘴気形成型回転刃刀 ―フェルムスレイヴ―
デウスの持つものと同型だが、シンメトリアルのフェルムコンデンサの影響により瘴気濃度が非常に濃い。
瘴気属性時に使用、レンダリング・ランザにあるサイドアタッチメントに2本装備する。
メード用重機関砲 ―レンダリング・ガント―
ガリング・ガントの派生シリーズで、イカリング・ガントのモデルチェンジ型。
シンメトリアルのバックアタッチメントにコンテナ弾倉を装備し、両腕に2丁持つ。
近接対応するため、機関砲本体を支える専用のフォールティングアームに接続されており、両手をフリーにできる。
軽量化のためガリング・ガントの内部機構が相当弄られている。
多銃身から単銃身になり、焼付けを防止するためリロードも遅く調節したぶん、口径を27mmにセット。
機関砲としては遅いが、単発火力は随一。
瘴気の恩恵が受けれないため、コア属性時に使用する。
コンテナ型維持ユニット ―レンダリング・ランザー―
瘴炉を維持する機材と、レンダリング・ガントの弾薬をコンテナ式で管理するユニット。
弾薬部分は乗せかえるだけで再装填が可能になり、1個で2061発を内包、計4122発というメードが単独で持つ弾数では最多。
弾薬の重量が大半を占めるため、重心を支えるためのアイゼンが付いている。
瘴炉機材では主に大容量フェルムコンデンサとバイパスシステムを搭載、属性切り替え時に主要となるパーツを搭載する。
ちなみに、弾薬は通常のものとアズワドが生成した瘴黒晶弾が使用可能。
コアエネルギーの強化を受け付けないため威力はがた落ちするものの着弾時の衝撃は通常弾以上。
永核精神操作 -ブラディシージ-
戦闘で負傷して切断された身体の一部を遠隔操作できる能力。原理が全く分かっておらず、一説にはバイパスシステムの影響と言われるがはっきりとしていない。
義肢ごと操作でき、瘴気も操れる。
切断された部位には特に追加される能力はなく、場合によっては全く役に立たないが、見た目がバケモノ同然。
頭吹っ飛ばされても左右で両断されてもコアさえ無事ならバリバリ動く。
これで肝試しをした日には誰かが心臓麻痺を起こすのは確実のホラー要素たっぷり。
操作可能時間は1時間程度。
それ以上経つと完全に腐って再生不可能になる。
欠損部再形成 ―リカバリーヒール―
身体の該当部位を失った場合に発動する自己再生能力。
多大なスタミナと時間を消費するものの、失った部位を完全に再形成する。
現在は腐敗進行による影響で完全とは行かないが、通常の再生が追いつかない場合はわざと切断して再形成するという荒治療を施すこともある。
関連
補足
対G連には新しくスカウトした素体を使用し、素体のダメージが新規搭載したコアに与える影響を調査するという名目で登録されている。
ベースとなったメードは瀕死の状態であったが、書類上戦死扱いにされたことで公式に死亡とされた。
精神病はいわゆる幼児退行の一種であり、瘴気の影響ではなく、Gとの戦闘で引き起こされたものであるらしいが詳細は不明。
救助者によれば、すでに精神状態がおかしかったようだ。
登場作品
最終更新:2009年06月23日 19:35