(投稿者:捜査官候補生)
最近、『G』の大規模な発生が無い。
何かの前触れか?それともほぼすべての『G』を駆逐したのだろうか?
――否。
理論的に『G』をすべて駆逐することは出来ない。だがこれほど世界で確認できないのは異常だ。
しかし、MAID達は『G』がいなければお払い箱なのだ。
戦争が無くなれば軍人が職を失うのと同じである。
そこで、MAID達の一部は職業訓練をしてる者もいるようだし、何より各国も再利用方法を考えているところもあるぐらいである。
勿論、現在小康状態であるが、しばらくはまだまだ『G』の駆逐をする仕事は長引くでは有ろうが。
「暇だ」
「暇だな」
前線の兵士、一部のMAID達は戦場で暇をもてあますと言う自体にまで発展していた。そこで新しい娯楽として国々は対策を考えていた。
全世界MAID-蹴球宴-
各国が合同で開催予定のサッカー大会。
MAID達によるサッカー大会の開催が嘘のようだが決定してしまった。
ルールは通常のサッカーと同じだ。
勿論、特殊能力や武器使用は禁止だ。エネルギーによる肉体的な強化は止めようがないし、身体能力の差として認められる。
このとき、この大会が後にひどいことになるのは誰もまだ知らなかった……。
出場チーム一覧
- アルトメリア連邦軍チーム
- 海兵隊+ラウンドスターズチーム
- 皇室親衛隊チーム
- クロッセル連合軍チーム
- ルフトバッフェチーム
- ザハーラ共和国チーム
- 楼蘭皇国軍チーム
- 大華・ヴォストルージア・スタリア連合チーム
- 寄せ集めチーム
- 軍事正常化委員会チーム
なお、この大会に国際関係は考慮されていないため、正常化委員会も参加可能である。
本試験は、戦闘能力、およびサポート能力、様々な能力に優れるMAIDを選びことが目的である。
試験の内容は、司令部本部にて発表される。
試験で選出されたMAIDには、
後ほど、参加していただく作戦の内容を、
知らせる。
なお、その際選出されたMAIDに拒否権はない。
これは命令だ。いかなる命令においても最優先される。
ただし、本試験自体に参加しないことは可能なのでよく理解した上で
試験に臨んでほしい。参加した者は全て同意したものと判断される。
では、健闘を祈る。
#すいません
、一応、続き物の小説です…
最終更新:2009年10月13日 00:09