概要
エントリヒ帝国陸軍及び
エントリヒ帝国皇室親衛隊が1941年以降採用している大型軍用サイドカー。設計及び製造はNMWによる。
1.2リッターもの大排気量とパートタイム二輪駆動機構のために走行性能に優れ、また吸排気系統の配置を高く設定してあるため渡河能力も高い。
しかし車重と馬力の大きさから乗り慣れていない人間には運転が難しく、また側車部分の分離は構造的に不可能である。
どこでも走れるという事で前線の将兵には人気があり、特に
MG42-45V機関銃を装備したものは走る機銃陣地として広く運用された。
主要諸元:
制式名称 |
NMW R120 |
全長 |
2.40m |
全幅 |
1.73m |
全高 |
1.00m |
本体重量 |
430kg |
乗員 |
2名 |
装甲 |
- |
武装 |
MG42-45V 7.92mm汎用機関銃×1 |
最高速度 |
105km/h |
エンジン |
NMW N2 縦置き4ストローク空冷水平対向2気筒 34馬力1196cc |
変速機 |
ドッグクラッチ式前進八段/後退二段(整地用五段/不整地用五段) |
駆動方式 |
シャフトドライヴ式パートタイム二輪駆動 |
生産台数 |
約15000両 |
製作会社 |
Nibelungen Motoren-Werke AG |
関連項目
最終更新:2008年12月16日 02:35