概要
エントリヒ帝国陸軍及び
エントリヒ帝国皇室親衛隊が1942年以降採用している汎用機関銃。
帝国で『
MG』と言えば大抵の場合はこの銃を指す。
設計はフォン・グライムによるが、実際の生産には
バハウザーやカール・ヴァトラーなども参加した。
対G戦闘の実態に即し、大群で押し寄せるGに向けて短時間で大量の弾丸を投射できるよう発射速度が高められている。
最終的に発射速度は毎分1900発に達し、リノリウムを裂くような特有の発射音から『骨切り鋸』とあだ名された。
ただし対空戦闘や分隊支援運用では扱いやすいようにレートリデューサを調節し発射速度を抑えて使われる。
レバー操作ひとつで銃身が交換できるなど機関銃としての扱いやすさも考慮され、またプレス加工を多用する事で生産性にも優れる。
いささか武骨すぎるデザインのために採用当初は繊細で高価なMG34に固執する部隊も少なくなかったが、現在では大半が本銃へ更新され、
前述の分隊支援火器や陣地/車両用重機及び対空機銃として、またMAID用の汎用火器として広く採用されている。
高性能は他国も認めるところであり、帝国のみならず親斗国家である
楼蘭皇国や
ベーエルデー連邦、
ルインベルグ大公国にも供給されている。
種別 |
汎用機関銃 |
製造 |
Von Greim AG、Bachauser-Werke AG、Carl Watler GmbH他 |
口径 |
7.92mm |
銃身長 |
540mm |
使用弾薬 |
7.92mm×57mm |
装弾 |
メタルリンク式ベルト給弾(50発:連結可/250発) |
作動方式 |
シングルアクション/オープンボルト/ローラーロック・ショートリコイル |
全長 |
1220mm |
重量 |
9.8kg |
発射速度 |
毎分1200-1900発 |
初速 |
975m/s |
有効射程 |
1000m |
生産数 |
約500000挺 |
関連項目
運用MAID/人物
最終更新:2008年12月16日 02:23