名前:神 一弥(じん かずや)
概要
「一歩を踏み出せ。…それが親父の口癖だった。」
藤十郎の親友の一人。
EARTHに所属していた対G用の薬学兵器の開発者の息子。
その両親をGの襲撃により失ってしまい、残された
妹を守るためにも新兵器の考察に奮闘している。
智代への愛はかなり強く、彼女に手を出そうものなら、それらには戦闘用化学薬品や拳の雨が降り注ぐであろう。
「
智代ちゃんに普通に話しかけようとしただけで、
異常な俊敏性を以って俺に襲いかかって来た事もあった。」
と言而談。
昔は病的といえるほど溺愛していたが、今は大分マイルドになっている。
…よっぽどの事をしないときに限る。
一日の大半をマスクを被って生活しており、素顔を知る人は余りいない。(食事の際に口元は見えるが…。)
古くからの友人である藤十郎ですら顔をよく知らないという…。
気の合う仲間たちとの合唱大会やダンス大会が楽しみの一つ。三日三晩踊り明かすことも。
危なげな組織の連中が参加する事もあるが、危なげな事をしない限りは参加を受け入れる。
味で薬品の効果を調べるという独特の解析方法をしてきたためか、毒物への耐性を持つ。
ワンホールのスポンジケーキをMAID達にふるまう姿も時折見られる。
妹の誕生日の時に妹を喜ばせようとしたのがきっかけとのこと。
藤十郎にして「科学者の仮面をかぶったケーキ職人(いずれにしろマスクはとらんが)」と言わしめるほどウマいらしい。
倒したGの遺伝子をサンプルに、Gの細胞を能率よく崩壊させる新型対G薬品等を開発し、
MAIDやMALEではない人の護身用として活用させるのが目標。
今現在は撃退程度に留まっているが、駆除レベルの威力を上げるためにも、多数のGのサンプルを必要とする。
とはいえ、昨今は対G薬の開発にマンネリを感じたのか、MAIDや民間のための補助薬の開発にも目を向け始めている。
幼い頃から一度も流行病や感染症に罹った事が無い。風邪をひいた事も無い。免疫力が高いのではないかと言う声がよく聞こえる。
妹の事や研究作業などでストレスがたまっているためか、短気になりがちになっているのを気にしている。
ボクシングを元に、一撃の威力に重点を置いた格闘術を主に用いる。
多少の反撃”ごと”対象をぶち抜く事を目的とし、生半可な銃砲よりも破壊力があるとの事。
智代に危険が迫るとさらに強力になり、智代に危害を及ぼそうものなら、
MALE、場合によってはプロトファスマすら殴り倒してしまう。
出身:
楼蘭皇国
所属:
EARTH
身長:178cm
誕生:7月上旬
武装:耐斬突強化繊維手袋
薬品散布砲+薬剤タンク
ガヴァ―4
防毒マスク
年齢:28歳
耐斬突強化繊維手袋
サイズが手首を覆うだけある特別な素材と手法で作られた手袋。
工事用の手袋を原型としているためか、やや大ぶりで頑丈。
重く、薬品への耐性も低い。そのうえ手触りもゴワゴワした感じで、あまり装備者に対して心地いい物ではない。
智代に「くさ~い。」と言われて泣く泣く洗った事がある。(しっかり洗い切るにも1時間掛かるシロモノ)
薬品散布砲+薬剤タンク(研究所の自作品)
高圧ガスで薬剤を放つ散布機。
通常のスプレーとは比べ物にならないほどの射程の長さを誇る。
ノズルを変えると高濃度の薬剤を射出出来るようになる。消費も当然早くなる。
一度に四種の薬剤を搭載できるタンクから薬剤を供給している。
薬剤の変更はタンクからのノズルを差し替えるしかない。
基本セット
冷凍ガス (浴びた対象を凍らせる)
火炎放射 (対象を燃やしつくす)
分解酵素 (動物性の甲殻を脆くする)
神経麻酔 (浴びた対象の行動を鈍らせる)
ガヴァ―4(原型:コルトガバメント)
アルトメリアで一番のシェアを誇る拳銃を、籐十郎が(勝手に勝手な)アレンジを加えた物。
主にグリップ周りに手を加えられ、グリップセーフティーは排除され、グリップ自体も他の拳銃の物を流用している。
曰く「物はいいんだが、あのグリップ、握ると痛い。」要は、(籐十郎が)持ちやすく、扱いやすくなるよう改造した物。
そのコンセプトの方向性は別として、一弥の手にもすんなり馴染んだらしく、サイドアームとして時々運用している。
彼の同業者にも改造銃が送られた。
防毒マスク 父の形見のマスク。瘴気が充満している所に入る際に着用するもの。
顔面のみを覆うタイプ。
音声拡声機能が内蔵されているハイテクもの。
外気濾過器の部分を取り外す事が出来る。
把握出来ないほどの量のデザインを所持しているらしいが、性能はすべて同じとのこと。
関連
登場作品
最終更新:2009年12月03日 22:06