概要
(亜:Camouflaged MAID)
メードの服を着せた、人間の女性兵士。特に、情報操作などを用いて外部にそれらをメードと認識させているものを指す。
表向きのメード戦力を実際より多く見せるなどのプロパガンダ目的で行われることが多く、
技術が確立されていないメード開発初期の頃は多くの大国が偽装メードを一般部隊に混入させたり、偽装メードだけの部隊を設立、運用したという説もある。
ゲリラ戦の応用のひとつとされ、相手がGであるとはいえ当時は大国間での牽制状態が続いており、
いかに自国の優位性を主張するかという観点においては有効な手段の一つだった。
ごく稀に専用装備なども作られるが、大抵の場合は人間の腕力に合わせて小型、軽量の物である。
メードが人間をベースに作られているという機密の漏洩を防ぐ為、人員は主に南方大陸難民や死刑囚などの身寄りの無い人間などが選ばれ、
また偽装の目的を本人に教えず、用済みになったら早々に切り捨てるなどといった対処方法が採られていた。
現在では
国際対G連合統合司令部が強制的に各国に締結させた『セレスライト条約』によって厳重に禁止されており、表立って採用する組織は存在しない。
各国の主な偽装メード部隊
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正式名称は第1311歩兵師団第04部隊。04部隊とも略される。
“MAID”の綴りに使われているアルファベットの、AからZを1から26に置き換えて出来上がる数列“131104”に由来。
対G戦争初期の
エントリヒ帝国が
303作戦によるMAID戦力の大幅な損失を隠匿すべく設立した
偽装MAID部隊だが、
MAIDの開発が進み戦力が充実しはじめてからは次第になりを潜め、『セレスライト条約』締結前に過半数が秘密裏に処分されたとされている。
ディステル、ネルケ、ツュプレッセン、フリーダーの四個小隊で運用されていた。
人員は南方大陸難民や死刑囚などを中心としており、当然ながら設立目的などは同隊には秘匿していた。
周辺国がMAIDの存在を感知してから数ヶ月の間だけプロパガンダ活動に従事しており、前述の作戦で喪失したMAIDの代役として同じ服を着ていたものも少なくなかった。
(関連項目 →
グラォシュミーデン)
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最終更新:2009年01月16日 03:57