(投稿者:ジンキ[隊長])
概要
カ・ガノ・ヴィヂ指揮の下、
レギオンのメンバーが進めている計画。
一見するといつもどおりの局地的強襲作戦に思われがちだが、以前より微妙に襲撃する場所が
変更されつつあり、避難用コロニーなどよりむしろ科学施設などを襲うことが多い。
経緯
設立当時は特に計画性も無く、単純に“
一人でも多くの人類を抹消すること”を目的にそれぞれが自由に
行動していたレギオンであるが、大気圏付近を飛行していた
ゴーガが衛星軌道上に浮かぶ巨大な
人工建造物を視認したこと、独自にコアを研究する
トリーノがコアが地球上に存在し得ない物質で構成
されているという事実を発見したこと、また
ウィルロックが制圧した軍施設にてコアについて言及する
送信者不明の通信記録を発見したことなど、いくつかの不可思議な事実が重なるにつれカ・ガノは一つの
真実に気付く。
“G”そして“コア”――ひいては我々は、 こ の 惑 星 外 か ら 来 た の だ と 。
真実を見極めた彼の行動はこれまでのそれよりも遥かに早く、各々のメンバーに都市や基地を陥落させる際に
必ずそこに
EARTHによって意図的に隠された“記録”が無いか確認することを指示し、さらに
ウォーマに
軍上層部の通信を徹底的に盗聴させる。
そしてその結果彼らは、断定的ではないものの、ゴーガが見たというその建造物こそがGとコアを生み出した
パンドラの箱であろうという予想にまで漕ぎ着けた。
カ・ガノ・ヴィヂは吼える。
「それがパンドラの箱であるなら、まだ中に一つだけ残ってるものがあるはずだ。
希望か、絶望か。
俺はそれが我々Gにとっての希望、そして人類にとっての絶望であると信じる。
さぁ立ち上がれ。
共に“箱”に戻り、それを確かめようじゃないか」
その先には何があるのか。
自分らの予想を遥かに上回る超兵器か、未だ起動していない大量のコアか、地球上全てのコアを自由に操ることが
出来る制御装置か、彼らはそれぞれに答えを導き出し、そして訝しむ。
しかしそれでも、目標に向かって走ることはただ闇雲に殺し続けることよりも遥かに容易い。
賭けてみる価値は、有る。
やや勢いを失いかけていたレギオンに、再び火が灯る。
フライはおろか
ドラゴンフライをもってすら越えられる大気圏の壁。
唯一の可能性は、人類が開発に着手した大陸間弾道ミサイル。
そして歯車は回りだす――。
計画名について
当初は特に計画名など存在していなかったが、カ・ガノが人類に対する痛烈な皮肉を込めて“303計画”と
呼ぶことが多かったため、いつの間にかレギオン内ではそれが正式名称となっている。
関連項目
最終更新:2009年01月25日 23:18