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ニンテンドー3DSをレビュー - (2010/07/06 (火) 22:41:04) の編集履歴(バックアップ)



管理人カンヌによるレビュー


6/29の任天堂株主総会において、E3 2010(2010 6/16〜6/18)で発表された【ニンテンドー3DS】に触ってきました。モックアップじゃなくて実機らしい。
http://www.nintendo.co.jp/n10/e3_2010/3ds/

●重さ、サイズ、形
DS Liteとあんまり変わんない。初代DSは重すぎだったけど、それよりはDS Lite寄り。寝っ転がって保持しても何とか遊べる。

●操作性
キータッチはDS Liteに近い。GBA SPとかだとアクションゲーの時しんどかったけども、それよりはGBAより。ただ十時キーが小さい為に波動拳とかしんどい。

十時キーの上の新しいスライドパッドはけっこう柔らかめ。DSブラウザの時のマウス代わりのポインティングデバイスとしてや、FPS、TPSの時に活躍するんだろうか。柔らかいからエイム厳しめになるだろう。

●デバイス
カメラが外に2つ、中に1つ。外側のは立体カメラでステレオ。写真や映像やってる人達でもL/Rで被写体狙うってあんまやらないから面白いかも。

モーションセンサーは[本体を動かす]と連動して動作する。本体を頭上に持ってくれば画面を下から覗き込む形になるので、その通りのアングルで表示される。FPSに有利。

SDカードスロット内蔵。赤外線っぽいポートも見えた。無線スイッチは『フリースポットが圏内にある場合、オートで接続する』みたいな仕様なのかな。

●耐久性
[全世界で初めて3DSを壊した人]になろうと思い【床に強打して叩き付けて「あ、すいません手が滑りました」】を試みる。1.5mぐらいの高度から床に落とすが目標。

しかし、盗難対策の為なのかストラップの位置にケンジントンロックみたいなチェーンが付けられてた。向こうの方が何枚も上手。しかたなく卓上でゴチゴチを繰り返す。ウエストポーチの中にニッパ入ってんだけども、流石に警備が厳重すぎる。

気になっているヒンジの部分はDSi同様に耐久性が上がっている。AppleのPowerBookの二の舞いにはならなさそう。問題のL/Rボタンのマイクロスイッチは今までと同様。1万回ほどクリックしたら交換になるんじゃないかな。毎日の通勤で使う人は2年でメンテが目安だろうか。


●上画面の3D機能
MGS3 3D
http://www.youtube.com/watch?v=MQdc60KhNgc

今回の目玉。これ、モノラルのカメラだと臨場感が伝わんないわ。液晶画面・右目・左目が裸眼・肉眼で二等辺三角形の場合において、すげぇ立体に感じる。【3DSの画面の奥に広大な空間が広がる】って感じ。
立体のカラクリはよく理解できて無いが、ステレオグラムの応用なんじゃないかな。雑誌とかの付録でちょっと厚紙で、見る角度を変えると絵柄が変わるシールみたいな奴。

上画面の右側にスライドボリューム式の半固定抵抗があり、これで2D←→3Dのあんばいをリアルタイムで調整できる。3Dいっぱいにすると「頭部を10cm動かすと走査線?の関係か、真っ暗なポジションが出来る」という困った現象があって、これは液晶の仕様だわな。めいっぱい3Dを楽しみたい場合は[液晶と眼球の角度を垂直に保たなければならない]というガチガチな姿勢で挑まなければならない。肩コリ対策として机の上に本体を置いてプレイというスタイルが無難になるが、これではポータブル機の気楽な[布団に寝っころがってゴロゴロ]というスタンスが損なわれる。

視野角、上下・真横から見ても映る。ただ、上記の通りに3D機能いっぱいにしていると見えないポジションが存在する。

[画面と眼球が垂直 → 画面と眼球が水平]の状態へゆっくりとカメラ(眼球)をパンさせてみると、10度おきぐらいに見えないポジションが存在する。


●対応ソフトウェア
ニンテンドー3DSの発売予定ゲームソフトのラインナップまとめ
http://3dsnews.net/2010/06/61.html
任天堂よりも、サードパーティーの方が気合い入ってるのが凄い。「絶対に欲しい!」ってのがゴロゴロしていて困る。

気になるロンチタイトルだけども、個人的な予想では【パルテナ・ゼルダ時オカ・ピクミン・メトロイド・ニンテンDogs+Cats】の5点のどれかと、[Touch! Generations]系の誰でも遊べる系のどれかなんじゃないかなと。

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