目次
コロイド
ある物質が他の物質に混じる時に、粒子の直径が10-9~10-7m〈1~100nm〉程度の大きさで、一定の符号の電荷を持っているために電気的に反発し、均一に分散している状態
コロイド粒子
コロイド中で分散している粒子
ミセル
分子中の疎水基が中心を向くように、球状に集まったもの
ミセルコロイド/会合コロイド
ミセルを作るコロイド
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分散質
コロイド粒子の物質
分散媒
分散させている物質
コロイド溶液/ゾル・ゲル・キセロゲル
コロイド溶液/ゾル |
⇔ 加熱・冷却 |
ゲル |
→ 乾燥 |
キセロゲル |
分散媒が液体のときの名称 |
ゾルが流動性を失い全体が固まった状態 |
ゲルをさらに乾燥させたもの |
――――――↑←――――――――――――――――――煮る―――――――――――――――――――↓ |
――――――――――――――――――――煮る――――――――――――――――――― |
凝析
コロイド溶液に少量の電解質を加えると、電解質から生じるイオンが電気的反発を中和する事でコロイド粒子が互いに引き合うようになり、大きな粒子となって沈殿する現象。
コロイド粒子と反対の電荷を持ち、電荷の大きなイオンは、凝析を起こしやすい。
塩析
親水コロイド
水との親和力が大きく、電解質溶液を少量加えても凝析しないコロイド
疎水コロイド
水との親和力が小さく、電解質溶液を少量加えた時凝析を起こしやすいコロイド
保護コロイド
「疎水コロイドの溶液に親水コロイドの溶液を加えたことで、疎水コロイドの粒子が親水コロイドの粒子に囲まれ、凝析しにくくなる」
という作用を持つ親水コロイド
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最終更新:2020年10月14日 23:41