目次
ここでは主にモデリングで使用するプリファレンス(資料)の収集・作成について解説。
コンセプト設定
資料を収集する前に、モデリングする物についてのイメージを固めておく必要がある。
事前に方向性を決めておくことで、必要な資料の選定や作業中に資料不足になることを防げる。
事前に方向性を決めておくことで、必要な資料の選定や作業中に資料不足になることを防げる。
設定前
アバターを作る上での目標を設定する。
アバターどういうふうに見せたいか・作る上でのポイントはどこになるのかを抑えておくと後のプロフィール作成が進めやすくなる。
アバターどういうふうに見せたいか・作る上でのポイントはどこになるのかを抑えておくと後のプロフィール作成が進めやすくなる。
・例
- 動いた時に絵になる
- 写真映えする
- これまで試したことのない技法を取り入れる
プロフィール作成
キャラクタープロフィール
キャラクターの基本情報を設定する。
1から考えるとポイントが掴みにくいため、TRPG用のキャラクターシート等を流用すると楽かもしれない。
1から考えるとポイントが掴みにくいため、TRPG用のキャラクターシート等を流用すると楽かもしれない。
- パーソナリティ(性別・年齢・性格 等)
- 外見的特徴 (身長・体型・髪型 等)
- 環境的要素 (世界観・職業・人間関係 等)
- テイスト (リアル調・カートゥーン調・ディフォルメ 等)
ギミックについて
キャラクター自体の設定とは別に、アバターとして使う上でギミックを考慮する必要がある。
- 揺れ物 (スカート・髪 等)
- 物の出し入れ (服・アクセサリー 等)
- 色の変化
- 発光
- アニメーション (エモート・歩きモーション 等)
これらのギミックは主にUnityで実装することになるが、モデル側でも下準備が必要な場合が多い。
そのため、最初に作るアバターはギミックの少ないものをオススメする。
そのため、最初に作るアバターはギミックの少ないものをオススメする。
複雑なギミックであればあるほど設定が複雑で作成の難しいものになる上、仮に実装出来たとしても
- 処理が複雑な分PC側の負担が大きくなる
- 武器等は他プレイヤーの迷惑になる場合がある
- Quest環境からは表示できない
など使い所が限られる場合も多いためである。
プリファレンス収集
大まかな方針が固まったらプリファレンス(資料)の収集を始める。
Pixiv等のイラスト投稿サイトで集めても良いが、ファッション誌やAmazonや楽天の商品画像等も参考にするとよい。
Pixiv等のイラスト投稿サイトで集めても良いが、ファッション誌やAmazonや楽天の商品画像等も参考にするとよい。
画像はあればあるだけ良いが、目安として最低でも40~50枚は欲しい所。
作り始めてから集めると大変なため、普段から気に入った画像を保存しておくと役に立つ。
作り始めてから集めると大変なため、普段から気に入った画像を保存しておくと役に立つ。
イメージビューア
作成時は画像を見ながら作成することになる。
Windows付属のビューアでも使えなくはないが、プリファレンス画像専用のビューアソフトは一覧性の点で優れるため導入するのがオススメ。
Windows付属のビューアでも使えなくはないが、プリファレンス画像専用のビューアソフトは一覧性の点で優れるため導入するのがオススメ。
PureRef
公式サイト:https://www.pureref.com/
画像をタイル状に敷き詰めるようにして並べて確認できるイメージビューア。
回転・反転・拡大/縮小・不透明度変更など非常に多機能。
有料ソフトだが、非商用目的であれば無償利用が可能。
回転・反転・拡大/縮小・不透明度変更など非常に多機能。
有料ソフトだが、非商用目的であれば無償利用が可能。
Kuadro
PureRefと同様に画像を並べて見ることができるイメージビューア。
機能面はPureRefに劣るが、無償で商用利用可能な点が大きい。
作成したモデルをBooth等で販売したい場合はこっち。
機能面はPureRefに劣るが、無償で商用利用可能な点が大きい。
作成したモデルをBooth等で販売したい場合はこっち。
下絵の作成
作りたいモデルの下絵を作成する。
デザインを決定するまでにはある程度の試行錯誤が必要だが、モデリングしつつ何度も作り直していると非常に手間がかかる。
イラストであれば手早く作り直すことができるため、事前に下絵を用意すると時間の短縮につながる。
デザインを決定するまでにはある程度の試行錯誤が必要だが、モデリングしつつ何度も作り直していると非常に手間がかかる。
イラストであれば手早く作り直すことができるため、事前に下絵を用意すると時間の短縮につながる。
イラストが描けない場合
イラストが描けない場合はPixivで「素体」等と検索するとテンプレートがいくつも見つかるため、その上に描き込んでいくと良い。
自分が作りたいアバターの形状がつかめれば十分なため、絵として完成させる必要は無いので気楽にやろう。
自分が作りたいアバターの形状がつかめれば十分なため、絵として完成させる必要は無いので気楽にやろう。