厚生行政の誤謬

生ポリオワクチン

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mikikazuhiko

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生ポリオワクチンについてはポリオの会が詳しい。主義主張に基づくデータではなく、データに基づく主義主張に徹しているので読みやすい。

1980年までは野生株による自然感染が認められていたが、その後の1981年以降自然感染によるポリオ患者は確認されていない。にも関わらず、生ポリオワクチン接種によるポリオは年平均5件発生している。

先進国と言われている国で生ポリオワクチンなのは日本だけであり、毎年5名の麻痺などの後遺症を残すワクチン被害が発生し続けている。

新型インフルエンザワクチンや生ポリオワクチンの緊急輸入は政治判断とされているが、日本脳炎ワクチンの実質的中止は一通の課長通知で行われている。行政対応でもアクロバット的な措置が取れたことを考えると、いま必要なのはマスコミによる世論の沸騰だけなのかもしれない。

米国に遅れること10年を越えようとしている、その遅延した原因があるとしたら、その対応をしない限り、同じ過ちを犯し続けることになる。
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