ディートリッヒ・フォン・ベルン(リメイク)

【元ネタ】ディートリッヒ伝説
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ディートリッヒ・フォン・ベルン
【性別】男性
【身長・体重】186cm・75kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久B+ 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
狂化:E
 通常時は狂化の恩恵を受けない。
 その代わり、正常な思考力を保つ。
 ダメージを負うごとに幸運判定を行い、失敗すると魔力と幸運を除くステータスが上昇し、暴走する。
 その際、口や傷口からスキルでもある炎が自動的に噴出する。

【固有スキル】
嵐の先触れ:A
 この世ならざる者たちの群れ、大神の狩猟団として知られるワイルドハントの長を務めるバーサーカーの役割を表す。
 嵐の航海者の亜種、カリスマ・軍略などの複合スキル。
 さらに自陣営の戦略的機動力を向上させる効果を持つ。

憤怒の炎:A
 大神オーディンを名乗る存在から授けられた「炎の巨人」の因子。
 炎の形態を有した高ランクの魔力放出であり、相手の防御系スキル・宝具を無効化する。
 ただし、概念系の防御は該当しない。
 怒り等の感情の昂りによって強く反応するため、自在に使えるわけではなく、本人も好んで使おうとはしない。

栄光の証:B
 バーサーカーが生前に冒険の末、手に入れた武具の数々。
 本来は宝具なのだがバーサーカークラスで召喚された事でスキルとなった。
  オルトニトの鎧、巨人夫婦ヒルデとグリムの冠、バルドゥングの魔石、名剣エッケザックスなどが挙げられるが真名解放は出来ず、本来よりも効果が落ちている。
 スキルとしての効果は戦闘続行、斬撃ダメージの軽減、回復速度上昇、筋力のランクアップなどである。

神秘殺し:B
 英雄譚で見られる数々の魔を踏破した者に与えられるスキル。
 対神秘への特攻効果を得る。

【宝具】
『赫奕たる王と嵐の夜(ワイルドハント・レイヴニスロガル)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:100人
 欧州の伝説にあるワイルドハントの首領の一人として数えられるバーサーカーの宝具。
 焔を纏いし現世を蹂躙する軍勢を展開し殺戮と暴虐の限りを尽くし、彼らが通った後は生命の息吹を感じさせないほどの焦土と化す。
 軍勢には生前に付き添っていたバーサーカーの配下や竜種や悪魔などの幻想種に位置するこの世ならざる者が付き従っている。
 また、真名解放と共にバーサーカーは伝説の最後を飾る黒馬と融合を果たした愛馬ファルケに騎乗し、天地を自在に駆け廻る。

『蒼天を衝きて煇け、焔の王(レイヴニスロガル・レーギャルン)』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:100人
 バーサーカーとして召喚された事で「炎の巨人」の因子が活性化し、他の宝具を取り込んで生まれた宝具。
 『赫奕たる王と嵐の夜』を吸収し、エッケザックスに代表される武具に染み付く「巨人の概念」を増幅、
 全身が炎で形成された、北欧世界を終末に導いた巨人の姿を再現し、あらゆる外敵を粉砕する。
 この状態では最高ランクの「怪力」「巨人外殻」スキルを有し、憤怒の炎もランクアップされる。
 生前邂逅したとある王──ソラから来たる災厄の残骸に対抗する力として考案されていたが、
 結局一度も使用される事なく終わった未完の宝具。

【解説】
 シドレクス・サガに歌われるベルンの大王。東ゴートのテオドリック大王が歴史上のモデルであると言われている。
 ローマを治める伯父エルムリッヒの裏切りによって国を追われ、
 一時的にフン族の王エッツェルの客分となるが、最後には王位を奪還する事に成功した。
 かつての仲間たちを失った後、悪魔の化身であるという黒い駿馬に乗って姿を消してしまった、と伝えられる。
 その若き日には巨人退治など多くの武勇伝を打ち立て、また多くの勇士と決闘し彼らを部下に迎えた。
 また伝承によってはジークフリートに一騎打ちで勝利したとされる。

 バーサーカーでの召喚では後世に伝わるワイルドハントとして、生前あまり表に出なかった荒ぶる側面が現れている。
 そのため普段は制御できているが筈の業火が戦闘中に時折漏れ出してしまっている。 
 この能力はある北欧の大神オーディンを名乗る存在との契約によるものといわれている(霊薬を飲んだとも)。
 なぜディートリッヒにその力を与えたのか。それは叡智を司る隻眼で見た未来で、彼が邂逅するある災厄に備えるためである。
 遥かな過去、ソラより降り神々を滅ぼした白き巨人。
 その残骸から生まれた後継と呼ぶべき存在が再び災厄を齎すようであれば討たねばならぬと。
 かつて北欧世界を滅ぼした終末の炎の巨人の残滓とでもいうべき種火を授けたのだ。

 だが未来にてディートリッヒがソレと刃を交わさなかった。
 エッツェル、アルテラと臣下に呼ばれていた戦闘王。
 直接出会って彼女は世界を滅ぼすほどの者ではないと判断したのか、食客の身分のまま剣を抜きはせず。 
 悲姫クリームヒルトの起こした復讐劇の後に国を発ち別れる事になる。
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最終更新:2023年11月01日 23:13