神武天皇(リメイク)

【元ネタ】日本神話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】神武天皇
【性別】男性
【身長・体重】178cm・71kg(人型)/315cm・290kg(龍人態)
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力B 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A 
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 『三貴神器・蛇之鎮守』の効果により事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
天皇大権:EX
 現人神たる天皇が有する権能。
 様々な効果を齎すが、サーヴァントとしてのセイバーは主に自軍全体に強力な"加護"を授ける統帥権、まつろわぬ者共に強烈な"重圧"を掛ける非常大権を行使する。
 後世の大日本帝国時代に明文化され、現代では失われた大権だが、初代天皇であるセイバーはEXランクで本スキルを有する。

仕切り直し:C
 戦闘から離脱する能力。
 不利になった戦闘を初期状態へと戻す。

神武東征:A
 カリスマに加え天照大御神を始めとする神々の加護からなる複合スキル。
 士気の上昇に加えて神々の支援という二重の大規模バフにより戦場を席巻するが、日の本の太陽を背にした場合のみ機能する。
 しかし、例外的に太陽の化身である『金鵄善導・曄煜流電』が顕現している間はどのような配陣であろうと自軍に日の出が如き勢いを齎す。

直感:B+
 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を"感じ取る"能力。
 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。
 軍神・建御雷の加護により精度と反応性が向上している。

神性:A+
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 天照大御神の直系にあたり、波限建鵜草葺不合命と玉依姫の二神より生誕した紛れもない神子である。

【宝具】
『三貴神器・蛇之鎮守(みくさのかむたから・おろちのかみ)』
ランク:EX 種別:対国宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 天孫降臨の際に天照大御神に授けられた先祖から受け継ぐ支配者の象徴。
 神器に秘められた国体護持の概念により継承者に竜種、葦原中国及びその支配圏に生誕した者への真名看破神明裁決を得る、また得る力は継承者毎に異なる。
 真名解放によりその本質である民を守り導き、夷狄を撃つ国の最終防衛機構としての力を発揮、冥界に眠る荒ぶる魂を呼び使役する。
 荒ぶる魂とは八岐大蛇であり三種の神器を持って制御され、三種の神器のどれを力の中心としたかで発揮される力の形態は変化する。
 天叢雲剣にその力を上乗し放たれる一撃は無数の竜を象った濁流となり山河を砕き国を食い潰す。まさに太古の災害そのもの。
 八咫鏡は天照大御神と八岐大蛇の神気が混じり巨大な竜の外殻を形成、神代の災厄で有りながら光。その神光の前ではあらゆる隠蔽は破却され万象を照らす。
 荒ぶる魂を八尺瓊勾玉セイバーの体内に圧縮、ニトロの如く爆発的に使用する事で個の力を極限まで高めた龍人。まさに龍の暴威。
 この力を完全に使いこなせた者はセイバー以外になく使用者によっては大災害を招く恐れがあった為、封印され次第に失伝した。

『布都御魂・建御雷(ふつのみたま・たけみかづち)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
 天津神より授けられた神が宿る神造兵装の一種。布都御魂大神の名で剣の神としての神格を持つ。
 それにより、最高位の切断の概念を有しありとあらゆる物を切り伏せる性質を持つ。
 あらゆる防御機能、概念を無視し肉体を通り越して魂に直接攻撃を食らわせる事が可能。
 また、魔術結界や毒素に干渉する事出来、切る事でそれらを一切無効とする。
 真名解放により、布都御魂の剣に宿る建御雷の神威を開放。
 万物を裂く神剣は建御雷が宿る雷の刃へと変換され、神秘殺しの性質を獲得し、敵対象が神性を持つほど威力を増す。
 また、刃に雷を纏わせ振るう度に建御雷の具現とも言える落雷が敵対象に降り注いでゆく。

『金鵄善導・曄煜流電(きんしぜんどう・ようおうりゅうでん)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
 天照大御神より授かり東征軍を導いた金鵄、八咫烏の召喚。
 「先導」の権能により極めて精密なナビゲーション能力を持ち、神雷を思わせる鳴声と射光により敵軍の士気を挫く。
 その本領は霊鳥の姿を取った擬似太陽とも言える圧倒的な熱量による攻撃性能を備える八咫烏。
 周囲から強制的に熱を奪いとり雹を降らせ極寒に導く氷雪による攻撃性能を誇る金鵄。
 まさに陰と陽、光と影、太陽と月と正反対の性質を持つ双子の神鳥。
 また、セイバーは太陽の御子たる自身と合身し、全ての権能を集約させることで烈日の神威を身に宿す切り札を持つ。

【解説】
 初代天皇。神倭伊波礼琵古命(古事記)、神日本磐余彦尊(日本書紀)。
 波限建鵜草葺不合命(海幸山幸で有名な山幸彦の子)の子。天照大御神から見れば5代目にあたる。
 日向の国より東征に出て、長髄彦と戦うが、太陽の昇る東へ太陽の子が向かうことなり、苦戦する。
 東へと向かうことを諦め、熊野より再度大和への上陸を行うが、土地神の毒気に軍は倒れる。
 そこで、天照大御神は武甕槌神と相談し、毒気を払う霊剣布都御魂と道案内の八咫烏を遣わした。
 結果、磐余彦は大和を征服し、橿原の地で初代天皇として即位する。

 また、かの聖徳太子が編纂したとされる先代旧事本紀大成経に曰く、
 神武天皇をはじめとする初期の天皇は身体に龍の如き特徴を持っていたとされ、神武天皇は二本の角と背鰭、尾を持つ身の丈3mを超す偉丈夫だったという。
 あくまで古史古伝の一種であり江戸幕府によって偽書とされたものの、サーヴァントとして現界した神武天皇は宝具により龍人態へと変容する。
 それが尊王思想のバックボーンにも大きな影響を与えることとなったこの偽書の影響によるものか、全てが出鱈目という訳ではなく一部真実も含まれていたのか、
 召喚された神武天皇は多くを語らないため詳細は謎に包まれている。
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最終更新:2023年11月01日 07:41