【あらすじ1】
舞台は神秘が失われつつあった紀元前のエジプト。
神々が去っていく中、虎視眈々と大地を照り付ける太陽を狙っている者がいた。
ある日を境に太陽が消え、消えた太陽を埋めるか如く二つの太陽と空を覆う巨大な雲が出現。
不気味に照り付ける太陽と鳴りやまない豪雨と雷鳴を響かせる大地の状況を良しとせずに複数の英霊達が出現。
彼らは連盟を結成、人の子である英霊達の団結に脅威を感じたある神霊が対抗して同盟を結んだ。
人と神の争いの最中聖杯の存在を探知したカルデアが介入しレイシフトを開始するのだった。
【あらすじ2】
レイシフトした彼らが目にしたものはエジプトには不釣り合いなジャガー戦士団を蹴散らす牛型の機械生命体とそれを追うかのように引っ付く虻の大軍であった。
そこに矢を携え彼らに矢の雨を降らせる狩人と阿修羅が現れる。
彼らは太陽を喰らう日蝕連盟という者達であり、彼らの紹介ではぐれサーヴァントである情報屋、
ウォルフガング・ロッツと合流しこの地の支配者である太陽同盟の存在を聞く。
太陽同盟とは中南米で幅広い信仰を持ち悪神として名を連ねる
テスカトリポカ、黄泉比良坂の支配者である
伊邪那美命、ウガリット神話の英雄神
バアルだった。
【あらすじ3】
三柱の激闘の最中、エジプトを統一した初代王
ナルメルと大和の地を統べた
神武天皇と合流を果たし、
それぞれの神を撃破したことで特異点は解決と思われたが、太陽は復活せずただ単に暗黒が広がるだけであった。
そこに現れたのは不敵な笑みを浮かべる陰陽師、
吉備真備と様子がおかしい天下の狩人后ゲイと阿修羅
ラーフ。
特異点の元凶は我が主
アペプと真相を語った吉備は宝具によって
アペプを顕現させ、圧倒的な暴威を体現させた砂塵の嵐が発生し世界全体を飲み込んでゆく。
絶体絶命に見えたカルデアだったが、その時に一筋の雷撃が邪龍の巨体を直撃。
そこに現れたのは戦いの最中消滅したはずの
バアルと麗しい美女であった。
牛型の機械生命体の正体は
イーオーであり、正気を取り戻し人の姿へと戻っていた。
バアルもまた、
アペプ顕現の際に確実に復活するように保険として宝具を発動していたのだ。
英雄神、ファラオ、龍人化する天皇、二柱の女神を内在させた乙女と邪龍率いる日蝕連盟の戦いの火蓋が切って落とされた。
最終更新:2023年11月01日 23:33