【元ネタ】史実
【CLASS】
キャスター
【マスター】
【真名】アメンエムハト3世
【性別】男性
【身長・体重】197cm・90kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力A+ 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:EX
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“神殿”を上回る“大迷宮神殿”を形成することが可能。
皇帝特権や
道具作成と合わさることで陣地の内部構造そのものを改造することも可能。
道具作成:B+
魔力を帯びた器具を作成できる。
キャスターが作成できるのは
エジプト魔術に関わるものに限られ、内容は『悠久の大迷宮神殿』内に設置する罠に特化している傾向がある。
また、このスキルに寄って作られた道具には、必ず神聖文字が刻まれる。
【固有スキル】
神性:B
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
"アメン神を頭上に掲げる"という意味の真名を持ち、死後、ファイユーム地方の神ラマレスとして崇拝されたことから高い神性を有する。
支援魔術(エジプト):B+
敵対者を攻撃する支援魔術。エジプト魔術を含む複合スキル。
キャスターの場合、父王センウセレト3世による魔術攻撃の支援が見込める他、
キャスター自身との多重同時詠唱によって威力を増大させることも可能。
神々の寵愛:A
エジプトの神々からの寵愛を示すスキル。様々な効果を齎す。
とりわけ、軍神セベクと女神レネネトの夫婦神からの加護は手厚い。
これにより、キャスターはセベクの神殿やレネネトの礼拝堂も複合された『悠久の大迷宮神殿』の発動が可能となる。
黄金律:A
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
大富豪でもやっていける金ピカぶり。一生金には困らない。
幸運と富の女神レネネトの加護によりブーストされている。
皇帝特権:A
本来所有していないスキルを短期間獲得することが出来る。
該当するスキルは直感(迷宮)、地形把握、
カリスマ、軍略と多岐に渡る。
キャスターはこのスキルを用いることで『悠久の大迷宮神殿』を十全に管理・運用する。
【宝具】
『悠久の大迷宮神殿(アメレス・ラビュリントス)』
ランク:EX 種別:迷宮宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
キャスターが生前に建造させた葬祭神殿が宝具に昇華されたモノ。
ギリシャ神話に於けるクレタ島の迷宮の原典(モデル)ともされる地下霊廟は神話の迷宮より旧い時代に存在し、
しかし彼の地の迷宮より遙か未来にまで存続した故に物理的のみならず、概念的にも強固であり、
「神話の中に先在し現存する」という外殻で覆われたそれは神話伝承のような「非実在の神秘」と「史実・現実」の双方に由来する攻撃・干渉に耐性を持つ。
事実上、対軍・対城宝具等の大火力による破壊や対陣・結界宝具等による陣地の上書きは不可能であり、
葬祭神殿の最深部で待ち構えるキャスターを討つにはこれを踏破するより他はないが、
軍神セベクの眷属であるワニ、女神レネネトの眷属であるコブラの神獣などが徘徊し、
侵入者を排除するための罠も無数に仕掛けられ、時折地形そのものも変化するこの大迷宮を攻略するのは至難の業と言えるだろう。
【解説】
エジプト中王国第十二王朝の第六代ファラオ。
父であるセンウセレト3世との共同統治者という形で即位し、父が外征によって拡大した領土を継承。
彼の治世にてエジプトは中王国時代における文化的・経済的な最盛期を迎えたという。
彼自身の業績としては広範な領土を活かした鉱石の発掘に支えられた、大規模な建築事業で知られている。
軍神セベクの神殿、豊穣の女神レネネトの礼拝堂といった宗教的施設の他、第四王朝のスネフェル以来の複数のピラミッドを建造したファラオでもある。
一説によるとギリシャ神話の「ミノス王の迷宮」は、彼が建造させたハワーラのピラミッドに存在していた、入り組んだ構造の霊廟がモチーフだという見解も存在している。
最終更新:2024年02月19日 04:46