【元ネタ】『封神演義』
【CLASS】
キャスター
【マスター】
【真名】申公豹
【性別】男性
【身長・体重】173cm・60kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷A 魔力A+ 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:C
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
北海眼に幽閉され、そのまま封神されたキャスターは宝具『北海封神・分水将軍』の効果範囲内が自身の領域と言える。
道具作成:B
魔力を帯びた器具を作成できる。
扇動した駒と契約するための紹介状などを作成可能。
【固有スキル】
神性:C
神霊適性を持つかどうか。
冬は海水を凍らせ夏は氷を溶かす四季の巡りを司る神格『分水将軍』に生きたまま封じられたが、本人が不服なためランクが低下している。
余談だが、憎き
太公望に敗北した証拠とも言える本スキル及び宝具『北海封神・分水将軍』を抹消し、
自身が善玉として活躍する、とあるリライト版『封神演義』を原典として世界に広めることが聖杯への望みとキャスターは語る。
騎乗:B+
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせる。
『
思想鍵紋』スキルと合わさることで空を飛ぶ幻想種である『白額虎』も乗りこなす。
思想鍵紋:A
キャスターは道教における最高存在・元始天尊の弟子、すなわち道士である。
紀元前1000年頃の人物であり、思想盤の特権領域へのアクセスさえ可能とするキャスターの使うそれは、言わば「神代の思想魔術」とも言うべきモノだろう。
特に不死化の術に関しては太公望も舌を巻くほど。
飛頭の命:EX
キャスターが最も得意とする、自身の首を全く傷付けずに切り離し飛翔させる術。
後世の怪異・飛頭蛮を思わせるこの術により、霊核となる頭部を安全圏に逃したまま行動することができる。
この術があるため、太公望はキャスターを生きたまま神に封じたという。
扇動:B+
数多くの大衆・市民を導く言葉を身振りの習得。
特に個人に対して使用した場合には、ある種の精神攻撃として働く。
キャスターの場合は道士や英雄など優れた力を持つ者に対して特に力を発揮する。
この効果はサーヴァントも例外ではなく弁術に優れたキャスターは乗せられやすい英霊を自分の駒として扱い、戦局を上手く操作するだろう。
【宝具】
『北海封神・分水将軍(ほっかいほうしん・ぶんすいしょうぐん)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:300人
生きたまま四季の巡りを司る神格『分水将軍』に封神されたエピソードが具現化したもの。
本来は権能であるがサーヴァントとしてのキャスターは周囲の熱量を自在に操作するというレベルまでスケールダウンしている。
それでも極寒の大地に灼熱の陽光を照らし出したり、灼熱の大地に凍てつく冷気を放出するなど一介の英霊にしては破格の力を振るう事が出来る。
またキャスターはこれらの力を自身の宝剣と騎乗物である白額虎に分け与えているが何故そうしているのかは深くは語らない。
【Weapon】
『無銘・宝剣』
キャスターが所有する宝剣。
キャスターによって周囲の物を熱で溶かす力を分け与えられている。
『白額虎』
キャスターの乗騎である空を飛ぶ事も可能な幻想種である白い虎。
キャスターによって周囲の物を凍てつかせる力を分け与えられている。
【解説】
『封神演義』に登場する元始天尊の弟子であり、姜子牙(太公望)の弟弟子でもある闡教の道士。
白額虎に跨り空を飛び、宝剣と宝貝の開天珠を持つ。
師の命令で商周革命を進めている姜子牙に対し、大任を任されたと嫉妬し自分と共に商(殷)の味方をしようと唆す。
自身の首を切断し頭を空中へと飛ばす力を見せ説得しようとするものの様子を見ていた南極仙翁と白鶴童子により
頭を南海に捨てられそうになり、死の危機に瀕する。
姜子牙の命乞いにより赦されるが、兄弟子を逆恨みし、以降、幾人もの道士や仙人を唆し、姜子牙を執拗に妨害する。
そして傷ついた姜子牙の前に現れ、止めを刺そうとしたが、懼留孫によって捕らえられた。
元始天尊の前で「再び邪魔をすれば北海眼に閉じ込められても構わない」と誓うも、万仙陣で截教陣営に加担した。
そうして再び捕らえられ北海眼に封じられた。
最後は生きたまま冬は海水を凍らせ夏は氷を溶かす四季の巡りを司る神格「分水将軍」に封じられた。
最終更新:2025年01月29日 06:56