Arche Device
アーキデヴァイス。
通称『A-Type』と呼ばれる。
すべてのデヴァイス技術の『原型』となったデヴァイス。
オリジナルと呼ばれるデヴァイスとはまた別物。
アーキデヴァイスはその威力ゆえ世界から抹消された存在であり、今現在は小型化が進んでいるデヴァイスの本来の姿を指す。
:天之扉(Lunatic Gate)
世界の『秩序』を司るアーキデヴァイス。
人類に対し『人々の心に宿る狂気の心』を討つ兵器デヴァイスを与えた根源。誰が、何のために作ったのか未知数な分、その力もすべてのDeviceの頂点であるとの伝承だけが残っている。
今現在扉は本来の能力を起動していないが、アナトリア皇国は消えた扉の力の再興をもくろんでいる。
『
最後の審判』と名付けられたこの戦争の本当の意味は、この扉を巡る世界の利権争いが発端となる。
:緑色石之勾玉
エスト王が保有する『奇跡』を司るアーキデヴァイス。
魔法に似たようなことが出来るため、奇跡の銘を受けたと云われる。
現在エスト王の突然死去により、その妻である『
暁 千鶴』が所有し行使している。
しかし、アナトリアがもう一つのA-Device『グランスリヴァイヴァー』を手にしていることを知った彼女は若き傭兵2人にその奇跡を託す。
移植された『
十六支元』と『
風陣結界』はアーキデヴァイスの能力こそ薄くなっているものの、時代がオリジナルと呼ぶほどの活躍をすることになる。
光一の死後、彼に託された石は国重の手に渡り、そしてそれは望月杏から光一の息子『康治』へと渡る。
遠回りした運命の奇跡は、世代を超えて世界を護る剣となって生き続けた。
総本山が保有する神から賜りし剣。銘は『反攻』を司る。
他のデヴァイスに比べかなり攻撃的で、手にする者は世界をも制するとまで言われているため、総本山で安置されていた。
総本山陥落に際し、封印は解かれ、禄識がアナトリアのためにその剣を振るうことに・・・。
Mirage1の時代ですでにこの名がなくなっているのは、光一が彼と対峙した際に破壊したため。
桜木が保有する『智慧』の銘を受けし大槍。
剣でありながら槍のフォルムをしているのが特徴。
存在する確率を歪曲させる史上最悪のデヴァイスであり、相手を殺すのではなく、そのものを『抹消』する能力を持つ。
一番やっかいそうなデヴァイスだが、対人への効果は薄く、まず対人戦闘では人を殺す前にその空間を消滅させてしまう。
されど、一戸大陸を消滅させる。と言う対要塞兵器としてはすべてのDeviceの中では最高クラスといえる。(ニーベルング大陸消滅の真相は、このDeviceによるもの)
他のA-Typeとは一線違った古代剣。
『王剣』の銘を受けし西洋剣。
能力そのものはグランスリヴァイヴァー並みだが、対人での破壊力はA-Typeの中でも1・2を争う優れもの。
王の剣は私情を切り捨て、国のためにその命を絶つと言われる。
創造工程で多くの命を犠牲にしたため、神格はすでに失われている。
最終更新:2008年01月09日 15:32