ミストクロニクル(ミスクロ)攻略wiki@Lobi総合
ヴァルキリー
最終更新:
roast
青の武神 ヴァルキリー
ユニット詳細
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進化によるステータスの変化 |
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連鎖 |
奥義 |
アクア |
G1 |
13 |
80 |
71 |
G2 |
13 |
76 |
67 |
G3 |
13 |
76 |
67 |
G4 |
13 |
72 |
64 |
G5 |
12 |
72 |
64 |
G6 |
12 |
72(開戦時65) |
64 |
G7 |
12 |
68(開戦時62) |
60 |
G8 |
11 |
68(開戦時62) |
60 |
G9 |
11 |
64(開戦時58) |
57 |
G10 |
11 |
64(開戦時52) |
57 |
※ アクア列はルーン・アクアの装備効果発動時の数値
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伝記
千年以上の存続する青の騎士団は、人々の平和な暮らしを守るシンボルであり続けた
後に海王と呼ばれる男が台頭してきた時代にも、騎士団は自国を懸命に守り続けた
ヴァルキリーも騎士として参戦し、人魚の戦士と恋に落ちながらも戦い続け、海王の野望を阻むことに成功する。
父親から騎士団の団長を引き継いだ後、ヴァルキリーとその子供たちは人魚の戦士に起きた悲劇によって運命が大きく変わる
深海の古神の攻撃がはじまり、その戦いによって人魚の戦士は命を落としてしまう
古神への復讐の為、ヴァルキリーは海王と手を組み、激しい戦いの後、海王の槍によって古神に大きな痛手を与えた
そして銀河の調停者が現れて戦争は終わる…
ヴァルキリーは英雄として称えられ、海岸を守るアスラン王国が建国された
しかし古神の呪いと、恋人を失った心痛から、ヴァルキリーは王となってからすぐに亡くなってしまう
そして呪いの力により、ヴァルキリーの意識は、深海の古神に捕えられ、無限の夢の中で生き続けることとなった…。
出生地のストーリー「名も無き者の家」
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1. 青の武神 |
1. 青の武神
ビエラ |
アリン!こっちこっち! |
マカマカ |
お久しぶり |
飛空艇に乗ってやってきたアリン達を出迎える女性達ーー |
アリン |
やあ、ビエラ あ、他の人もいたんだね |
リュミィ |
他の人とか言わないで! 私はビエラとスーパー仲良しなんだから! |
マカマカ |
寝言は寝てる時に言ってね |
リュミィ |
どういう意味よ! |
ビエラ |
ハハハハハ みんな、アリンがせっかく来たんだから、 どんなお願いなのか、とりあえず話を聞きましょう |
アリン |
おお、サンキュー! じゃあ早速本題に入らせてもらおう オレは今日は、ビエラのご先祖の絵を見に来たんだ |
ビエラ |
絵?どうして? 何か特別な理由があるの? |
アリンはしばらく黙って返事をしなかったーー |
ビエラ |
……いつもうるさいアリンの沈黙は、 なんかとても違和感を感じるわね |
アリン |
実は… 君のご先祖に超綺麗な人がいたと噂を聞いてね それを見に来たんだ |
ビエラ |
一言でいうと、気持ち悪いわね! その絵を見てどうするつもりなのよ!? |
アリン |
何も気持ち悪くないでしょう! ただの美の鑑賞です! 美しいものを見たいと言う気持ちは、誰もが持つ本能 |
アリンが熱弁をふるい続け、 仕方なくビエラはアリンを王宮へ連れて行った そこには歴代の君主の絵が壁に並べて飾られているーー |
ビエラ |
アリン、ホントのホントに見学に来ただけだよね? |
アリン |
当たり前じゃないか!見学以外に何ができる? 壁に掛けられた絵なんだから、見る以外にないでしょう |
クレブ |
クフフフフ ただ一つ、懸念事項がありますゾ マスターの悪い癖… |
アリン |
何を言ってるんだクレブ! わけのわからないことを言うな! |
クレブ |
マスターは…自分の部屋に貼ってある美少女絵などに よくチューをしておりますな… その光景のキモさは、シフォン様いわく、 「五臓六腑が腐る」と言われております |
アリン |
ばかやろう! ポスターが破れないように、 濡れてしまったところは後でちゃんと拭いてるだろう! |
ビエラ |
ご先祖の絵に涎なんてつけられたら シャレにならないんだけど… |
マカマカ |
姫様、大丈夫! 私がきっちりと見張っておきます! |
リュミィ |
ビエラ、彼が何かおかしな動きをしたら、 速攻でこの釣り竿で釣り上げてやるからね! 絶対に絵に触れさせないよ |
アリン |
君達はオレを何だと思ってるんだ!? 変な事なんかしない!オレは紳士だぞ! |
ビエラ |
変態紳士でしょ まずアリンは絵と2メートル以上の距離を保つこと ついでに私達とも同じく距離を取ってもらいましょうか |
アリン |
ひどい!差別だ差別! 絵を見に来ただけでそこまで言われるとは 思いもしなかったぞ! |
ビエラ |
あった、ここよ、この絵の方こそ… 我がアスラン国の建国の最大の功労者、 「青の武神・ヴァルキリー」様よ! |
アリンがその絵をじっと見ていると、 一瞬、その絵の女性が瞬きしているように見えたーー |
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2. 青の武神Ⅱ |
2. 青の武神Ⅱ
アリン |
ええっ!? 絵の中の人が動かなかったか!? |
アリンは驚いて後ずさるーー |
クレブ |
マ、マスター、そんなバカな… 怪談みたいな話はやめて欲しいですゾ 例によって妄想を拗らせて幻覚を見ただけなのでは? |
アリン |
いつも妄想してるみたいに言うな! マジだって!瞬きしたのを確かに見たんだって! |
クレブ |
仮に事実だとしたら…そんな怖い話は嫌ですゾ… 幽霊さん、呪うならどうぞマスターを… |
アリン |
クレブ!それでもお前は召使いか! 自分を犠牲にしてでも主を守りなさいよ! |
クレブ |
そこまではできませんゾ! なにせマスターはクレブにお給料を出してないのです! |
アリン |
今そんな話をするのかよ! それを言うなら、うちの遺産がどこいったのか、 お前はまだオレに話してないぞ! 今使ってるお金はどこから貰ったものなんだよ!? |
クレブ |
……こんな時にお金の話をしてる場合ではありませんゾ それは一旦おいておきましょう |
アリン |
急に話をそらしやがったな! 実はお前が遺産を横領してるとかじゃないだろうな! |
クレブ |
それは心外ですゾ! 先ほどからお金の話ばかりして、 マスターは器が小さ過ぎますゾ! |
アリン |
知らないのか? 金は命より重いっ…!! そこの認識をごまかす輩は、生涯地を這う…! |
ビエラ |
絵には……なにも問題はないと思うけど… |
ビエラはふたりの醜い言い争いを無視して 絵をじっと眺めている アリンは勇気を振り絞ってもう一度絵を見てみると 今度は絵の女性がニッコリと微笑んだーー |
アリン |
ふぁあああああっ!! 笑った、今笑ったよ!!! |
ビエラ |
……アリン、頭がバグってしまったの? ヴァルキリー様はもう千年も前に亡くなってるのよ しかもこれは肖像画だし、動くわけないでしょう |
アリン |
そそそそそそうなんだよ 動くはずの無い絵が動いたんだよ… そうだ気のせいだ…気の所為に違いないいいいいい |
ヴァルキリー |
あなたには私が見えるのですね ということはあなたの体にはきっと…… |
アリン |
あばばばばば、今度は喋った!幽霊だああああああ |
ヴァルキリーが絵の中から手をのばして アリンを絵の中へと引き込んだーー |
アリンはしばらく悲鳴をあげ続けていたが、 ヴァルキリーが何もせず見ているだけなのに気付き、 徐々に心が落ち着いてきたーー |
アリン |
……あ、叫び過ぎて喉がカラカラだ… |
ヴァルキリー |
何か飲む? パイナップル真珠ラテとサボテン真珠ミルクティー、 どっちがいい? |
ヴァルキリーが指をパチンと鳴らすと、 飲み物の入ったカップが2つ現れるーー |
アリン |
あ…じゃあパイナップルの方で… で…あの、ここはどこですか? |
ヴァルキリー |
ここは絵の中の世界 おそらく私の意識空間が反映されていると思う あと、さっき幽霊だって言ってたけど、 厳密に言えば、私は幽霊ではありません |
アリン |
意識空間…? ほんとに幽霊では…ないの? |
ヴァルキリー |
幽霊の定義によるかも知れないけどね… 私の体が既に死んでいるのは間違いないけど、 私の意識はまだ行きているのです |
アリン |
……うーん まあとにかく、幽霊でないと思うことにするよ 怖い話とか苦手なんで |
ヴァルキリー |
私が生きてるかどうかは重要ではなくて、 重要なのは…私はあなたの助けが欲しい、ということ |
アリン |
たすけ?どんなこと? |
ヴァルキリー |
シリウスに会ったことがあるよね? 彼を探し出してもらいたいのです |
ヴァルキリーはゆっくりと息を吐いた後、 静かに語りはじめるーー |
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3. 青の武神Ⅲ |
3. 青の武神Ⅲ
シリウスとヴァルキリーは海辺で出会った… 海王アックスの攻勢に悩んでいたヴァルキリーは、 気分転換に夜の海辺をひとりで歩いていたーー |
ヴァルキリー |
何者!? |
背後から近づいて来る足音に気が付いて振り向くと、 そこには可愛い顔をした少年が無表情で立っていたーー |
シリウス |
君に、ここがどこなのか教えることを許可しよう |
ヴァルキリーは眉を顰めつつ、 謎の少年をじっと見て観察するーー |
ヴァルキリー |
……あなたはどこの子? この服は変わってるわね 迷子になったの?お父さんかお母さんは? |
シリウス |
触るな、卑賤なる種よ |
ヴァルキリー |
ごめんごめん、私は卑賤な種だけど、 お父さんかお母さんが見つかるまで、 あなたは私と一緒にいなさい こんな夜に子供を放っておけないからね |
シリウス |
...次元を越えた時に力を消耗し過ぎてなければ 星の光の力で罰してやるのだが |
ヴァルキリー |
いいよいいよ、 野営地に戻ったら、どう退治してくれても構わないから とにかく一緒に行こう? |
シリウス |
子供扱いを固く禁ずる これまで生きて来た歳月は、君の想像を優に越えている |
ヴァルキリー |
はいはい お友達、それじゃあ、お名前は? |
少年は聞き覚えの無い発音で 自分の名前を語ったーー |
ヴァルキリー |
シ...シリウスかな? そんな感じに聞こえたんで、 シリウスって呼んでいいかな? |
シリウス |
許可する |
ヴァルキリーが指を弾くと、 アリンの前に映っていた映像が消えるーー |
ヴァルキリー |
これが私とシリウスの出会いだった… 彼の両親は結局見つからなかったのでずっと一緒にいた 子供の様に見えるし、人との接し方もおかしかったけど 持ってる知識や技術はこの世界には無いものだった… |
ヴァルキリー |
けど、私には彼はとても頭のいい子供でしかなかった はじめはうまく交流できなかったけれど、 次第に慣れてきて、いつしか自分の子供の様に 世話をするようになったのです |
ヴァルキリー |
その後、深海の古神が現れた… 猫伯爵の協力でアスラン国はアックスと同盟を結び 共に古神と戦っていた...その戦いで… 私の恋人も、アックスの恋人も死んでしまった |
アリン |
あなたは?あなたも死んだんでしょ? だから今ここにいるんじゃないの? |
ヴァルキリー |
私がアックスと共に深海の古神と戦っている時、 彼の身代わりに攻撃を受けてしまった その時、シリウスが銀河の古神の力を使って、 深海の古神に深刻なダメージを負わせ、私も救った |
ヴァルキリー |
けど、古神から攻撃を受けた際の呪いは残った… 私が死んだ後、魂が二つに引き裂かれ、 半分は今の私だけど、もう半分は… 深海の古神の意識空間に吸い込まれてしまった |
ヴァルキリー |
その中で私はロシャ大帝のような、 多くの死者達に出会った… 彼らは皆、古神の意識空間に吸いこまれたまま 復活の時を待っている...そして重要な事を一つ知っていた |
アリン |
重要な事? |
ヴァルキリー |
深海の古神が復活しようとしている… 古神の眷族達がある程度の力を持つと、 古神はその力によって再び降臨する… 彼らが件族に生まれ変わるのを止められなくなった... |
ヴァルキリー |
深海の古神と渡り合える存在はシリウスだけ… あなたの体にはシリウスの力がついていたので この空間に入ることができた…シリウスを見つけて ラシーロを守ってほしいと、伝えて欲しい |
アリンが返事をする前に、 アリンの体はヴァルキリーの前から消え去っていたーー |
ヴァルキリー |
魂の力が…足りなかったか… けど、世界を救う使命を託すことはできたかな…? 私は…やれるだけのことは…やれたかな… |
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入手場所
備考