ミストクロニクル(ミスクロ)攻略wiki@Lobi総合
クレブ(弓使い)
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魔術サーカス クレブ
ユニット詳細
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進化によるステータスの変化 |
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連鎖 |
奥義 |
アクア |
G1 |
15 |
88 |
78 |
G2 |
15 |
84 |
74 |
G3 |
15 |
84 |
74 |
G4 |
15 |
80 |
71 |
G5 |
14 |
80 |
71 |
G6 |
14 |
80(開戦時72) |
71 |
G7 |
14 |
75(開戦時68) |
66 |
G8 |
13 |
75(開戦時68) |
66 |
G9 |
13 |
71(開戦時64) |
63 |
G10 |
13 |
71(開戦時57) |
63 |
※ アクア列はルーン・アクアの装備効果発動時の数値
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伝記
観覧車にメリーゴーランド、コースターとコーヒーカップーー年に一度、静かにナヴィアに浮かぶ遊園地が、今年も開園した
遊園地の主人の陰謀なのか、着せられるままに身に着けた魔法の衣装によって、何故か
クレブは本来の姿を取り戻した
元の姿に戻ったため主従の契約は無効となり、
アリンを放置して
クレブは一人遊びに行ってしまう
だが、6本の手を持つ
クレブの外見は遊園地を楽しむ子どもたちの注目の的となり、あっという間に囲まれてしまった
ついにお手上げとなった
クレブは、耐えきれず子どもたちを放り投げだしたが、子どもたちはこれを面白がり、次から次へどんどん集まり、とうとう
クレブの姿が見えない程の人気ぶりとなるのだった
良かったね
クレブ、これなら失業しても保父さんとしてやっていけるよ
出生地のストーリー「サーカス旅団」
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1.サーカス旅団 |
1.サーカス旅団
タニカル
「大丈夫〜、大丈夫〜
痛くしないから〜★」
タニカルは衣装を持ちながらゆっくりとクレブに近づいていくーー
クレブ
「ちょ、お待ちください!それはどう見てもSサイズですゾ!
クレブには小さすぎます!きつくて死んでしまいます!」
タニカル
「大丈夫だって言ってるでしょ〜?
余計な手間をかけさせると、給料を減らすYO〜?
ほら、早く着替えて〜★」
クレブ
「絶対に嫌ですゾ!
この変態ピエロ!こっちに来ないで!
マスター!マスターッ!!早く助けアッーー!!」
タニカル
「まったくも〜、大の大人が着替えを手伝わせるなんて…
ボクの妹の方がまだしっかりしているNE〜★」
クレブ
「で・す・か・ら!
そもそも着替え自体が必要ないと言っているでしょう!
早くその手を放しアッーー!!」
タニカル
「ん〜、これでオ〜ケ〜♪
やっと着替え終わりましたNE〜
アラアラ〜?なかなかお似合いですYO〜★」
クレブ
「ちくしょう…まったく酷い目に……えっ?
これはどういうことだ?どうして…元の姿に戻ってる?」
地面に泣き伏せていたクレブは
いつのまにかタマゴ体型から少年の様な姿に変わっているーー
衣装を着た姿はまるで小さな魔術師の様で、
模様と飾りが可愛らしさまで感じさせる
元の姿の凶悪さは幾分か軽減され、
しかめっ面もへそを曲げた子どもに見えるーー
タニカル
「だから言ったでしょ〜?これは魔法の衣装なんだYO〜★
ちょっと不思議な合わせ方だったけど〜
とにかく着られて良かったNE〜★」
クレブ
「おい!いい加減過ぎるだろ!
明らかに俺の方が衣装に合わせて変化してるじゃねえか!」
タニカル
「どっちでも同じだよ〜
ホラ、早く外に出ようYO〜★」
タニカル
「アリン〜♪クレブを連れて来たよ〜★」
アリン
「お!着替え終わったか!
ぷぷ、早速からかって…
…おい、そいつは誰だ?」
タニカル
「クレブに決まってるYO〜★」
アリン
「はあ!?こ、これがクレブだと!?
どういうことだ!?どうしてこうなった!?」
クレブ
「あぁん?よくもそんな口が利けたもんだぜ!
てめえがこの変態ピエロに俺を引き渡しやがったくせによ!!」
アリン
「こ、怖い……いや待て待て、
クレブはオレのことを「てめえ」なんて言わないし、
一人称も違う!語尾に「ゾ」もついてない!
タニカル!うちのクレブをどこにやった!?」
タニカル
「アハハ〜♪何を言ってるんだい〜?
彼は間違いなくクレブ本人だYO〜★」
クレブ
「それとな、てめえの両親との契約は
あの馬鹿みてえな体型の時だけ有効だ
今、俺は元の姿に戻ってるからクソ契約を守る義務はない」
アリン
「なっ!?そ、そんな条件は知らないぞ!
今まで苦楽を共にして来たじゃないか?
オレ達の関係ってそんなにドライだったのか!?」
クレブ
「誰がてめえみたいな貧乏人と好きで一緒に居るもんかよ!
金が底を尽きたのも自業自得だろうが!
自分のケツは自分で拭きやがれ!」
アリン
「そ…そんな……」
クレブ
「しかも、見た目でいえば今の俺は明らかに少年だろ?
児童雇用はご法度だぜ?
どう足掻いたって助け様が無いんだよ」
アリン
「う…うぅ〜!」
クレブ
「とにかくだ、アリン
自分で頑張って生活費を稼いでみろよ!
俺はちょっとその辺で遊んで来るわ
気分次第じゃ綿飴でも買って来てやるよ」
アリン
「…それはどーも」
クレブを笑い者にしようとした天罰か
アリンは逆にしてやられたのだった
悔し涙をいっぱい溜めたその目で
使用人が去るのを見送るしかなかったーー
タニカル
「ねえ、アリン〜?」
アリン
「…何だよっ!オレ…今すごく機嫌が悪いんだ
だから余計なことは」
タニカル
「クレブが仕事をしない場合は〜
彼の衣装は有料になるよ〜★」
アリン
「な、なんだと!?おいッ!クレブーッ!
早く帰って来てくれーッ!」
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2.サーカス旅団Ⅱ |
2.サーカス旅団Ⅱ
クレブ
「けっ!いつもアリンの奴にこき使われて、
休みなんてなかったんだ!今日は思い切って遊ぶとするぜ!」
クレブは周囲を見渡しながら、
どのアトラクションに乗るか考えた
しかし腹の虫が泣き喚き、それどころではなくなったーー
クレブ
「ちくしょう…アリンのせいで
朝メシも食わずに来たんだった…
もう腹ペコでしょうがないぜ
腹ごしらえをしてから遊ぶとするか」
クレブは頭を掻きながら飲食コーナーへ向かおうとしたが
道端の草むらから微かに聞こえるすすり泣きに
足を止めさせたれたーー
クレブ
「ん?この声…聞き覚えがあるような…」
草むらをかき分けて進んでみると猫耳のついた子どもが体を丸め、
背を向けて泣いていたーー
クレブ
「お前は…ベナドか?どうしてこんなとこに?」
ベナド
「誰だっ!」
ベナドは尻尾を踏まれた猫の如く反応し
身構えながらクレブを睨みつけた
だが、涙目のせいで威圧感よりも
思わず同情してしまう顔をしているーー
だが、この子猫の危険性を理解しているクレブは
すぐに10メートルほどの距離を取っていた
ベナドが軽く刀を振れば地が避ける程で
彼の守護霊がその力を抑制しているーー
肝心のその守護霊はいつも付き添っているはずなのに
何故かどこにも見当たらなかったーー
クレブ
「お、おい、カイエンはどうした?
どうして人間兵器の…じゃなくて
子どもを一人残してどこ行った?」
ベナド
「う…うぅ…ひっく…
お…おじいちゃん…うぅ〜…」
ベナドは両手で服の裾をぎゅっと掴みながら肩を震わせた
頭の上の猫耳も微かに震えているーー
ベナド
「うわああーーーん!!」
クレブ
「ちょ、ちょっと待て!いきなり泣くな!
いったいどうしたんだよ?」
ベナド
「うわああーー!!おじいぢゃあああーーん!!」
突然号泣するベナドに驚いたクレブは
慌ててあやすがまったく効果は無かった
咄嗟にクレブが異次元からケーキを取り出し
ベナドに差し出すと少しずつ泣き止んだーー
クレブ
「ほら、こいつをやるから…
もういいだろ…?もう泣くなよ…?」
クレブはホッとした。
先日サビルが作ったケーキを残しておいたのが幸いだった
だが、堂々たる深淵の獣王が使用人どころか
こんな子守までしているのは切なかったーー
しかし、ベナドを放っておく訳にもいかない
小さい口にケーキを頬張るベナドを見ながら
誘拐されたらどうなるかなどを考えて見たが
犯人の方が悲惨な目に遭うのは明白だったーー
クレブ
「お前…じいちゃんとはぐれたのか?」
ベナド
「うん…おじいちゃんがボクを遊園地に連れて来てくれて…
それで…お化け屋敷に入ったの……
でも…すごく怖かったから…ボク…飛び出してきちゃって…
それで…わかんなくなっちゃって…」
クレブ
「…ここはお化け屋敷から大分遠いがな
まあいい、一緒にじいちゃんを探しに行こう」
ベナド
「う、うーん…
おじいちゃんが知らない人について行っちゃいけないって…
でも、あなたの匂い…知ってるみたい…
はじめて見る人なのに、なんで…?」
クレブ
「…………俺はクレブだ!」
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3.サーカス旅団Ⅲ |
3.サーカス旅団Ⅲ
ようやく自分の変化について説明できたクレブはクタクタだった
子どもの世話がどれ程大変な事か身をもって理解したーー
正直、説明された内容はベナドにはよく分からなかったが、
とにかく卵体形のクレブだと分かると口数も多くなってきたーー
ベナド
「ねえ、タマゴ頭
ボクお腹が空いた」
クレブ
「誰がタマゴ頭だ!失礼なガキだな!
さっきケーキを食べたばかりだろ?もうお腹が空いたのか?」
ベナド
「あ!ボク、あれ食べたい!」
ベナドはクレブの言葉を無視して
アイスクリームの販売車を指差した
車の周りには沢山の子どもたちが
色とりどりのアイスを持っているーー
クレブ
「おい…前は子猫みたいに少食だったのに
ここにきた途端ずいぶん食うようになったな
しかし、こういうとこのメシは高いんだぜ?
たかる相手がアリンじゃなくて良かったな…」
クレブはぶつぶつ言いながら販売車に向かったーー
ベナドは何だかんだ言いながらも
アイスを買いに行ってくれるクレブを見て
猫耳を嬉しそうに動かした。
カイエン以外で甘やかしてくれる人は久しぶりだったーー
クレブ
「ほれ、どの味にするんだ?」
ベナド
「コレとソレ!あ!あとアレも!」
クレブ
「だ〜め!ひとつだけだ
そんなにアイスばっかり食ったら腹を壊すぞ!」
ぷんぷん反論するベナドを無視して
クレブは希望されたアイス中からひとつ注文し、
ついでに自分の分もひとつ買ったーー
クレブ
「お?今度はホットドックとポップコーンが売ってるぞ
食うか?」
ベナド
「…うん!食べる!」
遊園地グルメツアーを満喫している二人は
本来の目的をすっかり忘れてしまっている
カイエンが血まなこになって孫を探しているとも知らずにーー
やっとのことでカイエンが見つけた時、
ベナドはクレブと一緒にレストランで魚のフライを食べていたーー
【カイエン】
「この誘拐犯め!ベナを返せ!!!」
ベナド
「おじいちゃん!」
クレブ
「危ねえ…引っくり返す所だったぜ…」
クレブは片手でベナドの襟を掴み
もう片方の手で魚のフライをもちながら
素早くカイエンの放った衝撃を回避した
空を切った衝撃波が床を大きく裂くーー
クレブ
「落ち着けよ
コイツが腹減ったっていうから、食わしてただけだ」
ベナドも横でコクコクと頷いた
怪我は無い様で魚のフライを受け取る
カイエンの怒りで赤くなった甲冑が徐々に元の色に戻っていくーー
クレブが事の顛末を一通り説明し、両者の誤解はやっと解けた
見た目の変化についても納得してもらうと
カイエンは孫とはぐれた経緯を話したーー
クレブ
「つまり…驚いたベナドが反射的に
お化け屋敷をぶっ壊して逃げちまったから
お前は賠償請求に追われてベナドを見失った…ってことか」
【カイエン】
「お恥ずかしながら…
ベナがあんなに驚くとは思わなかったのです
いつも自分のような霊体がそばに居るのに
偽物の幽霊に驚くとは…」
クレブ
「…まあ、突っ込み所はあるが
見つかって良かったじゃねえか
お前らはこれからどうするんだ?」
【カイエン】
「もう少し遊んでいくつもりです
メリーゴーランドに観覧車…
この子はとても楽しみにしていましたから」
ベナド
「…ねえ、クレブ
一緒に行こ!」
クレブ
「クハハ、俺も一緒に遊ぶのか?よし良いだろう
また施設を壊されちゃあ敵わんからな
しょうがねえ、付き合ってやるよ」
遊園地の閉園後…
やっと仕事を終えたアリンは
嬉しそうにタニカルから給料袋を受け取ったーー
アリン
「良かった〜!これで今月の生活費がなんとかなったよ!
いや〜汗水流して稼いだお金ってのは…」
タニカル
「う〜ん♪まだ喜ぶのは早いと思うけどNE〜★」
アリン
「えっ?それは…どういう…??」
アリンが恐る恐る給料袋を開けると出てきたのはお金ではなく
薄い紙だった…そこには大きな文字で
「施設損害賠償請求書」と書かれているーー
アリン
「こ…これは…いったい…?」
タニカル
「キミのおともだちが色んな施設を
いっぱい壊したみたいだNE〜★
その請求書はファティからだYO〜
費用は給料から引いておいたからNE〜★」
アリン
「う、うそだろ…!うそだと言ってよファーティ!!
苦労して稼いだ金が…無い…どころか
借金まで!そりゃないよ〜!!」
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入手場所
備考
☆5万能カケラとの併用は出来ない