ミストクロニクル(ミスクロ)攻略wiki@Lobi総合
ユラクルス
最終更新:
匿名ユーザー
影毒の愛 ユラクルス
ユニット詳細
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進化によるステータスの変化 |
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連鎖 |
奥義 |
アクア |
G1 |
11 |
88 |
78 |
G2 |
11 |
84 |
74 |
G3 |
11 |
84 |
74 |
G4 |
11 |
80 |
71 |
G5 |
10 |
80 |
71 |
G6 |
10 |
80(開戦時72) |
71 |
G7 |
10 |
75(開戦時68) |
66 |
|G8|9|75(開戦時68)|66|※ アクア列はルーン・アクアの装備効果発動時の数値
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伝記
ドランダル王国の設立と終焉は謎に包まれている
その中に野心家の王と月神の騎士の話があった
君主と家臣の深く破滅的な友情、ユラクルスはそのすべてを目撃した
ある時、孤独な毒物学者だったユラクルスは宮廷付きの医師団の代表となった
そして彼女は月神の騎士を一方的に深く愛していた
正義に燃える騎士は時に自ら人体実験をする彼女に同情し、王に不満を募らせていた
これがユラクルスの趣味嗜好だったのかは定かではないが、やがて王と騎士の対立は深刻化し、彼らはその道を違えるのだった
一度として、騎士はユラクルスの想いを受け入れたことはなかった
ユラクルスは最愛の人がいつか目覚めると信じており、そのために強力な薬を研究していた
日食の影の崩壊後、心臓を操作できる毒を作り出した
しかし、月神の騎士は敵である妖精と恋に落ちていた
そして愛の追求は奈落の底から睨み付ける怪物に変わった
ユラクルスは妖精国に対して深い憎しみを抱き、兵士を変容させる毒で千年戦争の激しさを助長した
彼女にとってはこれが愛であり、やめることはできなかった
古代の神々に侵食されても、ますますその愛は大きくなった
ドランダルを追われても、恋人を探して旅を続ける
出生地のストーリー
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1.NORMAL |
1.NORMAL
ユラクルス
「ふぅ…あとは小さじ一杯の腐肉を加えて…
これで完成だわ…」
ボコボコと泡を立てる怪しげな大鍋をユラクルスがかき混ぜていた時、
ノノアキが怪力任せに扉を開いた
その衝撃で小屋全体が揺れ動くーー
ノノアキ
「おぉい、ユラクルス!フェーネを見なかったか?
帰って来たと思ったんだが…」
激しい衝撃によって、棚にあった様々な材料が大鍋に落下した
鍋の中の液体はみるみる変色していき
そして強烈な匂いを放つ黒煙を上げたーー
ノノアキ
「ぐわっ!くせえ!
なんだ?なんの臭いだ!?」
ユラクルス
「ふぅー…私の薬が台無し…
全部あなたのせいよ…」
ノノアキ
「あ?薬?なんか作ってたのか?」
ユラクルス
「大丈夫よ…実験だから失敗しても問題ない…
材料もいっぱいあるし…
でも…あなたは責任をとって
私の薬の実験者になるのが自然な流れだと思うけど…?」
ノノアキ
「ま、待て!なんのセキニンだ?どういう流れだ!」
ユラクルス
「さあ、これを飲んで、生と死の狭間に旅立って?
いっぺん、飲んでみる?」
ノノアキ
「いらんー!」
アイフ
「ちょ、ちょっと!なにをしてるんですか!?」
ノノアキ
「アイフ!いいとこに来た!
このバカ女を止めてくれ!」
ユラクルス
「ふぅー…私はバカじゃないわ…
全部あなたのせいよ…責任を取るべきだわ…」
ノノアキ
「だからワケがわからん!おれがなにをしたってんだ!」
ユラクルス
「あなたが乱暴に入ってくるから…小屋が揺れて全部台無しになった
間違いを認めたくないの?責任、とってくれないの?」
ノノアキ
「た、たまたまだ!悪気はなかった!」
ユラクルス
「とにかく実験室に来てちょうだい
死なないことは約束するから…
せいぜい瀕死になるくらいだから…」
ノノアキ
「そんな実験はご免だ!」
アイフ
「ノノアキ、本当なんですか?
ユラクルスの言う通りなら、やっぱり悪いのはあなたかも…」
ノノアキはたじろいで咄嗟に首を横に振ったが
周囲の状況が現実を物語っていたーー
ノノアキ
「お、おれはフィーネを探しに来ただけだ!」
アイフ
「それで思い切り扉を開けたんですよね?
だからユラクルスの薬もあんなことに…」
ノノアキ
「おめえまでおれを悪者扱いか!」
アイフ
「ひいっ!ご、ごめんなさい!」
ユラクルス
「ふぅ…
アイフ、あなたはもう少し自信を持った方がいいわ…
その弱腰は好きになれない…」
アイフ
「す、すみません…」
ノノアキ
「よし!じゃあセキニンとっておめえが薬飲め!」
ユラクルス
「ふぅー…その開き直りも好きにはなれない
話を挿げ替えることも…
これは私、穏やかではいられないわ」
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2.HARD |
2.HARD
ユラクルス
「ふぅ…どの薬にしようかしら…
よく見せてあげる…」
ノノアキを実験台に縛り付け、
数十種の薬品を取り出しながらユラクルスは言ったーー
ユラクルス
「まだ人体で試していない薬もあるけど…
これは動物実験すらしていない薬…
あなたは身体が丈夫だからこの薬でも耐えられそうね…」
ノノアキ
「おい!まてまて!
おれはさっきの薬の保証をすると言っただけだ!
なんでこんな…」
ユラクルス
「ふぅー…安心して
貴重な実験隊だもの、殺したりはしないわ…」
ノノアキ
「そんな言い方で安心できるかっ!」
ユラクルスは薬を選ぶと、巨大な注射器を取り出し、
泡立つ緑色の液体を目一杯吸い上げたーー
ユラクルス
「さあ、目を閉じて…ちょっとチクっとしますよー…」
ノノアキ
「やめろ!そんなもん入れたら死ぬ!」
ユラクルス
「いいえ、あなたのためになるのよ…
どんな些細な変化も記録するから
貴重なデータになることは保証するわ…」
ノノアキ
「そんな保証はいらん!こんなもん、ぶっ壊して…!」
しかしノノアキの行動は読まれていた
実験台から巨大な金属のリングが伸びてノノアキを抑えつけ、
それを壊しきる前に注射器の中身は全て注入されてしまったーー
ユラクルス
「はい…終わり
気分はどう…?」
ノノアキ
「くそー!この人殺しめー!」
アイフ
「きゃあっ!!な、なに!?」
外で待機していたアイフは、突然背後から響いた爆発に驚いた
黒煙が実験室から上がるのを見て急いで駆けつけるーー
アイフ
「ゴホッゴホッ…
ユ、ユラクルス?ノノアキ?
二人とも大丈夫ですか?」
ユラクルス
「ふぅ…何でもないわ…」
アイフ
「真っ黒じゃないですか!だ、大丈夫なんですか!?」
ユラクルスのすすを払い落すと
アイフは実験室が完全に消し飛んでいることに気づいたーー
アイフ
「い、いったい何が…?何があったんですか!?」
ユラクルス
「ちょっとした事故が…実験にはつきものよ…」
ノノアキ
「ナ、ニ、ガ、実、験、ダ!」
アイフ
「ノノアキ!?その姿はどうしたんですか!?」
アイフの目の前に現れたノノアキは全身の筋肉が腫れ上がり、
露出した肌に血管がびっしりと浮き上がった、異様な姿をしていたーー
ノノアキ
「ゼ、ン、ブ、コ、ワ、シ、テ、ヤ、ル!」
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3.EXPERT |
3.EXPERT
暴走するノノアキの攻撃を躱しながら、ユラクルスはカルテを記入しているーー
ユラクルス
「ふぅ…声帯に影響が出ているようだけど
話すこと自体は可能なのね…」
ノノアキ
「オ、レ、ニ、ナ、ニ、ヲ、シ、タ!?」
ユラクルス
「肉体強化薬…それを投与してみたの
すぐに効果が出たのは想定外だったけど…
ふぅ…痛みはある?鎮痛剤が必要なら言ってね…」
ノノアキ
「ク…ク、ル、シ、イ!」
ユラクルスは残念そうに首を横に振ったーー
ユラクルス
「悪いけどそれはどうにもできないわ…
ここで一緒にいてあげるから、もうしばらく我慢してちょうだい…」
アイフ
「ユラクルス…ノ、ノノアキは大丈夫なんですか?
あんなに苦しんで…」
ユラクルス
「彼は死なないわ、調子がいいもの」
アイフ
「な、なにか出来ることはないでしょうか?
お粥を作ってあげるとか、薬をあげるとか…
と、とにかく治すことはできないんですか!?」
ユラクルス
「ふぅー…治す?
これは薬の効果だから…治す必要なんてないのよ」
ノノアキ
「ほ、本当ですか?」
ユラクルス
「通常は3ポイントの毒性を持つ薬品だけど
私の調合でおよそ900ポイント、300倍に濃縮してある…
すごいでしょ…」
ユラクルス
「彼に投与したのは肉体を変化させ強化する薬…
今の彼は肉体の崩壊と再生を繰り返している
そしてより高次元な強さを得る…
それを通常想定の5倍で投与してる…
でも、彼の肉体なら耐えられるはず…
もし耐えられなかったら…それもまた人生よ…」
アイフ
「…その薬、わたしにも使えますか?」
アイフの言葉を聞いて、ユラクルスが振り返ると
確かな信念がアイフの目に燃えていたーー
ユラクルス
「あなたに…?
あなたの性格からいっても薬の効果に耐えられる気はしない…
死ぬわよ…?」
アイフ
「わたし…やります!
あの女から王子殿下を救う力が、力が欲しいんです!」
しばらくの間アイフを見つめると
ユラクルスは黙ってポケットから小さな注射器を取り出したーー
ユラクルス
「これはノノアキに投与した薬を10分の1まで希釈したものよ…
でも投与時の苦しみは軽減できない…
今の彼を見て、それでもやりたいと言える?」
アイフ
「わたし一人の力なら…耐えられないかもしれません…
でも、それが王子殿下のためならば
どんな苦痛にも耐えてみせます!」
ユラクルスはさらに驚いた
臆病で役立たずとさえ思っていた彼女が
ノノアキの様子を見てこんな要求をするとは思ってもいなかったーー
ユラクルス
「ふぅ…別に止めるつもりはないわ…
すぐにでも試すといい…」
ユラクルスから注射器を受け取ると
アイフは深呼吸をしてそれを自分の腕に刺したーー
注射器を抜いた瞬間、アイフは地面に倒れこむと、
ノノアキと同じような低い呻き声がその口から漏れ始めたーー
ユラクルス
「さあ…次のステップに進めるかどうかあなたの運命を確かめましょう…
その薬の効果が発揮されるところをしっかり見せてね…」
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入手場所
備考