第7章 砦蟹との決戦!中盤戦!いや、完結!シチャイマシタb
「しっ!来たぞ!」
霧がすごいこの砦、視界が悪い場所からでてきたシェンガオレンは、今はこちらを気にしていないようだ。
「よし!俺がまず爆弾を仕掛ける!」
などといいながら、きままに爆弾を設置するランド。ところが、爆弾は鋏によって爆発した。
ランドは思いきりふっとぶ。
「ぐわっ!!!!!」
爆弾+鋏で、さすがのランドも大ダメージである。
「くそっ!回復薬をキャンプにおいてきてしまった!」
しかもシェンガオレンは倒れているランドを脚で踏みつけようとする。
「うわっっ!!!」
「・・・・・・・・・・・・・・っ!力尽きた・・・・?」
いや、生きていた。なぜだ、普通ならば・・・・・
ランドは目をこする。すると、攻撃をはじめたケン、キョウカ、ユイの姿に、回復薬をしまうハルカの姿。
実はフルフル防具には、広域化+1というスキルが発動している。また、ハルカは装飾品により、広域化+2が発動している。同エリアにいる人に回復薬の効果を広げる効果なのだ。ランドはこれにより回復し、なんとか生きていたのである。ランドは生きていたものの、ターゲットはランドからハルカに切り替わったようだ。シェンガオレンは後退し、後ろにいるハルカに攻撃を仕掛けようとする。しかも後ろは壁だ。だが、シェンガオレンを撃退することはできたということを聞いていただけあって、冷静に甲殻を狙っている。ただ、シェンガオレンはまだ後ろに下がってくる。ダメージ覚悟なのだろうか、甲殻の中でも一番硬く無い場所、痛く無い場所に移動した。むろん、飛ばされたわけだが、あまりダメージはないようで、防具が少し傷ついた感じであった。だが、シェンガオレンはまだ後退を続け、連続で攻撃を仕掛けていく。みんなも、脚を攻撃しひるませようとするが、なかなかひるまない。
「やばい、このままじゃ!」
「こうなれば私が!」
と道具袋の中から角笛を取り出すと。キョウカは吹いた。このおかげにより、ターゲットはキョウカに変わった。今度は前進していく。これで、ハルカの姿を確認することができた。傷だらけであった。
「少し休んでれば?」
「私はいいよ。」
というと、薬草を取り出し飲むと攻撃を開始する。今度のピンチはキョウカだった。
「あぅ、ゆれたっ!」
とキョウカはぐらつく。とその瞬間脚に踏みつけられる。
「痛いっ!」
と、その瞬間、ランドがカバーにはいる。ところが、ランドには手加減無用!という感じで、鋏で服をつかみ、飛ばす
「うわっっっっっっ!」
そして、脚で踏まれてしまった。
「・・・・・・」
「おいっ!大丈夫か?」
「・・・・・・」
ランドはそのばに力尽きた。
「誰かキャンプにっ!!!」
「あ、じゃあ私が行きます。」
ユイはランドを抱えてキャンプへ戻る。
すると脚を伸ばし、甲殻は上へいってしまった。
「くそっ!こうなれば、脚を攻撃だ。」
ところがシェンガオレンは攻撃させぬと全員を踏み潰す。
「おわっと」
「キャアッ!」
ハルカがその場に倒れこむ。そして、小さい声で
「ごめ、ちょっと無理かも・・・。」
すると、ケンは自分の持っていたモドリ玉をわたし、
「戻って、休んでて。」
ハルカは、倒れたままそれを地面にたたきつける。緑の煙とともにハルカはキャンプへと飛んで(?)いった。するとよいタイミングで、ユイがもどってくる。
「ナイスタイミング!」
こんどのマークは、ケンとユイどちらからしい。シェンガオレンは、先へ進ませないようにするための壁を壊そうと鋏を振り回していた。
「うわ!あぶねぇ」
~一方キャンプ、(拠点)では~
「ランド、意識ある?」
などと、聞いてみたハルカに反応したランドは
「俺、生き返ったのか???」
と声をだす。ハルカはほっとしていた。
「戦いは大丈夫なのか?」
「んあ、私も尽きそうだったから。」
「そかそか。。。」
そして、砦に戻る。
壁を3発で壊して、先へ消えていったシェンガオレン
「ほんとにあんなのが撃退できるのだろうか。」
そして一行はキャンプに戻っていった。
「お帰り、お疲れ様。」
「よう、わが友よ、けがはなかったかい?」
「お、おかげさまで・・?」
「ごめん、ちょっと油断しちゃった。ついでに軽く4を視察したけど、ガブラスがいたよ。」
「危ないんだから視察はいいのに。」
「いや、少しは回復してあったから。」
「そういや、先ほどはサンキュー、マイハニー」
「は?」
「ほら、あの、あっ!そうそう、広域化」
助けてくれたために呼ぶようになったのか、なぜかハルカのことをマイハニーとよぶように今なってしまった。
「お前、変態か?」
「いやちがう、これは、愛を求める男のマロン、もとい、ロマンなのだ」
なんてことをいいふらす。
もちろん、ハルカはランドに興味はないであろう、むろん、ケンとランドだったらどっちというと、ケンを選ぶであろう。だが、そんなことをランドにいうと、混乱(?)してしまうのでいうのはやめておこうと思うキョウカとユイであった。
「よし、そろそろ、エリア4行くぞ、ハルカ、ランド、大丈夫かい?」
「半分は回復してるけどまだ危ないから、もう少し休んでる。そしたらくるよ。」
「わかった、よし、行くぞ!」
エリア4には飛行生物、ガブラスがいた。剣士では攻撃しにくいが、ガンナーでは攻撃できるであろう。
「あれ、もう来たのか?」
そこにはハルカとランドの姿が。
「ふっ、俺とマイハニーは回復薬で回復してきたのさ。」
「長い間休んでるとみなさんに迷惑がかかってしまうので。」
「ようし、いくぞ!」
こんどはシェンガオレンの攻撃パターンをよみながら攻撃を続ける。だから、シェンガオレンの攻撃はなんども避けていたが、問題はガブラスだった。ガブラスは、防御力の低いガンナーに積極的に毒液をぶちまける。これをよけていたが、ついには3人ともあたってしまった。今回ガブラスがいることが知らなかったために解毒薬などもって来ていない。そのため、回復薬で補うしかないのだ。ところが、今度は飲もうとすると、攻撃を仕掛けてくる。そのために、3人は瀕死状態であった。するとハルカとユイが同時に叫ぶ、
「お願いケン!粉塵を飲んで!」
するととっさにケンは粉塵を取り出し、飲もうとするが、コレがガブラスによって阻止され、しかも落としてしまった。するととっさにランドが拾い
「俺が飲む!まってろマイハニー」
というとゴックンとそれを飲む。するとこのエリアにいた、ランド、ケン、キョウカ、ハルカ、ユイの体力が50ずつ回復した。
「ガンナーはガブラスをたのむ!」
そう叫ぶと、まだ毒の回っている3人が、ガブラスを狙う。そして、ガブラス軍団は全滅した。
「サンキュー!これでシェンガオレンに集中できる。」
ところが攻撃はここまで、シェンガオレンは5を目指して消えていった。
「よし、少し休んでいくぞ!」
キャンプで休み毒を直してから出発した一行はシェンガオレンのいるはずの5に行く。
そこにはロンがいた。
「よし!準備OKだぞ!ケン」
「ありがとう!ロン!」
ようし、決戦だ!
シェンガオレンは早歩きで砦に攻撃を始める体制にはいった。
「おうあ!」
ケンが2回連続て踏み潰されたが、ハルカが広域化で回復してくれた。
ハルカが、攻撃にあたっても、ランドがカバーに入る。
ランドがはさみに弾き飛ばされても、キョウカが角笛を吹く。
キョウカが狙われても、ユイがカバーにはいる。
ユイが狙われても、ロンがカバーにはいる。
ロンが狙われても、ケンがカバーにはいる。
協力戦だった。そしてついに、あの無傷だったシェンガオレンが、
うなり声のような高周波をだし、地面に沈黙した。まるで、ダイミョウザザミのように。
「撃退、いや、討伐した・・・のか・・・?」
ハルカが、シェンガオレンにふれるが、動く気配はいっこうにない。するとハルカは
「おめでとう。シェンガオレンが討伐されたのを見たのはコレがはじめて。」
「ヤッタアァァァァ~~~!!!」
この声が砦中に響き渡ったのである。
村ではパーティが行われた。村長は、
「討伐おめでとう。これは証だよ。1人1人に。」
6人に渡されたのは、シェンガオレンを討伐した証の砦蟹の鋏である。
(注:ゲームにはありません。)
「さて、俺はまたも帰るぜ。」
「お疲れ様、ロン。また会えたら。」
「おう、それじゃ。そういやぁ、ハルカはどうするんだ?」
「私はここに残るよ。ケン達と一緒に狩りを続けるつもりだけど、ダメ?」
「いや、いいよいいよ、大歓迎。この小さな村も大きくなっていく。」
「それじゃ、がんばれよ、ケン」
この言葉を残して去っていくロンであった。
第8章 水竜の水息
