意味
由来
-
ヤクルトは毎年巨人に負け越している為、ヤクルト(犬)は巨人(御主人)に白星を謙譲して御奉仕しているという自虐ネタ。
ただし他ファンからはガチで犬と罵られる事も多々ある。
-
2ちゃんねるにおける「ヤクルトは巨人の犬」などのネタスレが発祥である。
(「○○は△△の犬」というネタスレが一時期2ちゃんねるの野球板で流行した)
戦歴
-
01年から8年連続シーズン負け越し中である。ただし05年~06年はシーズン順位でヤクルトが巨人を上回っている。
-
03年には低迷した巨人にセリーグで唯一負け越したため、21世紀になってから巨人戦でシーズン勝ち越しが無いチームは
セ・リーグにおいては未だにヤクルトのみである。
-
07年(宮本のサヨナラエラー)、08年(この年引き抜かれたグライシンガーに完敗)と目の前で
リーグ優勝の胴上げを2回見せられた。
-
結局08年は6勝18敗と大きく負け越しただけでなく、終盤失速した阪神には善戦したことから
「(巨人による奇跡的なメークレジェンド)逆転優勝の影の立役者」とまで囁かれた。
-
エース上原には手も足も出ず、1試合14三振という記録を2回許している。
-
毎年失敗して嘲笑の的となっている巨人の大砲野球との相性が異常に悪く、見るも無残な大敗、
あるいは「シナリオ通り」と揶揄されるような大逆転負けやサヨナラ負けを喫する事も多い。
(08年シーズンにおいては2点差以内の接戦試合は9戦全敗である)
-
一応巨人との対戦は「東京ダービー」と銘打たれているが、特に注目はされていない。
-
09年シーズンは、5勝18敗1分とさらに一方的に負け越すだけでなく、解雇したゴンザレスに
驚異的な勝率で活躍されることになり、他球団ファンからの怨嗟の声があがることとなった
その他
-
古くは国鉄時代のエース金田、92年、93年シーズン連覇の主力ハウエル&広沢、01年日本一の原動力ペタジーニ等
主力選手を掻っ攫われているが、一部では有名な「ヤクルトを出た選手は活躍しない」というジンクスにより
思い通りの活躍はあまりされていなかった。
(しかし、08年のラミレスには45本中13本の被本塁打をはじめ、打率・打点とも対戦球団別で最高、
グライシンガーにも17勝中5勝(0敗)、防御率は1.58と完膚なきまでに抑えこまれ、
やはり対戦球団別最高の戦跡を挙げられてしまう。)
08年オフにはヤクルトを解雇となったゴンザレスが加入。
09年オフには日本ハムからFAで藤井秀悟を獲得。
他球団ファンからは「ヤクルトジャイアンツ」などと揶揄されるほどのコレクションぶりである。
(すでに10年オフには契約が切れる林昌勇を獲得するのではないかという噂も広まっている)
-
05年に敏腕外国人スカウトとして知られる中島国章氏をヘッドハンティングされる。
-
07年も最下位に沈んだ上、巨人のリーグ優勝決定試合でサヨナラエラーを献上するアシストをしてしまう。
オフには最多勝のグライシンガー、打点王ラミレスと投打の主力を供出する形となったため、さらに巨人の犬と呼ばれることとなる。
-
かつてのヤクルト球団のオーナーが巨人ファンであり、「ウチは2位でいい」と公言した逸話は有名。
※同じ東京(しかも総武線沿線)をフランチャイズとし、東京音頭にも「くたばれ讀賣」と唄われるアンチ巨人気質の
強いヤクルトファンとは対照的である。
-
しかし高田監督時代からはチームぐるみで反巨人の姿勢を強く表明しており、前述のラミレス、グライシンガーが移籍した
08年開幕戦の巨人3連戦ではチーム全体で全勝を目標とし、実際に3タテを果たした。
-
08年ファン感謝デーではスワローズジュニアチームの代表が「ジャイアンツジュニアチームだけには負けない」と挨拶し、
ファンから拍手を貰った。
-
2ちゃんねるなどのネットコミュニティでは巨人に対して複雑な感情を持たれており、
巨人に負けた日には「ヤクルトは巨人の犬」といった罵声でヤクルト関係のスレが埋められる寸法である。
-
各種メディアでも毎年のように「巨人さえ独走させなければどのチームにも優勝するチャンスがある」と喧伝されるため、
巨人に負けまくるヤクルトに対して歯がゆい思いをしている人は多いと思われる。
関連項目
-
最終更新:2010年09月11日 22:18