朝生義亜鐘

「――銀の弾丸は寸分の狂いもなく、標的だけを冷徹に貫く!」

朝生義亜鐘(あそうぎあべる)は、くろこげめろんによる日本のネット小説釣人A的黙示録?の主人公である。

概要

作品のスピンオフ元である転生勇者と転移してきた最強魔王プロローグで死亡した釣人Aその人である。サティスおよびMによって異世界に転生した。
釣人というだけあってメインウェポンは釣り竿であり、剣のように使用することも多い。

能力

ユニークスキルは『銀には銀の弾丸を(ツインスパーキー・ジャッジャーズ)』。転生者および転生者と関係の深い人物と戦闘する際、その人物のユニークスキルを封殺可能な効果に変化する。
その際は『銀弾(シルバーバーレット)』という独立したスキルカテゴリを使用可能になる。
劇中で使用したスキルは以下の通り。
  • 北眺めの八面鏡(バウンス・ジェイド・パック)
    • 斬撃系能力に対して、受けた斬撃を攻撃者の仲間に転嫁する。
  • 飽く無き創造者(ザ・クリエイターズ・ホープ)
    • 空間を消し去る能力に対して、失った体の部位・所有物などをオートで補填するパッシブスキル。
  • 我駕雅彗星(ノワール・アンド・シフテッド)
    • 身体強化能力に対して、受けた打撃の衝撃を、自分の体内を介さずに後方に逃がすパッシブスキル。
『魔剣ラグラ・ドグス』及びカインに対しても発動していたようだが、詳細は不明。

また、さらに『愛の紅き揚舞台(ジャスト・フォー・ユー)』というスキルも入手している。本人が意図せずとも常時自動で発動するスキルで、他者のためを想い心の底から願ったことが確実に実現するようになる。

作中の動向

原作転生勇者と転移してきた最強魔王序盤で溺死した後、Mにより異世界に転生することになる。山吹遥斗のように日本に転生しなかった理由は『魔害』による死ではなかったため(サティスの基準では、魔王や魔物に殺害された者は転生するが、亜鐘は魔王の『余波』で溺死している)。どうやらサティスがかわいそうだからとMに泣きついた模様。

その後、異世界に転生した亜鐘はMに指示された通り、邪智暴虐の王を倒すために動くことになる。

転生位置が悪かったためか、直後にシルン?エリン?姉妹のイタズラトラップを思いっきり破壊してしまったため詫びとして釣り竿を要求される。しかしその時に父からのプレゼントであることを知ったエリン達は貰うに貰えなくなり、かわりにトラップ造りの手伝いをすることに。あまりの凶悪さに犯罪行為を疑っていた。

まんまとルルン?が引っかかる様子を観察した後、ルルンに模擬戦を挑まれ圧倒。どうやらルルンのパワーメーター曰く、亜鐘はレベル72の赤色であるようだ。
弟子入りを申し込まれたが、この時は曖昧に断っている。

だが『雪羽警邏団』に絡まれ、敗北……。
亜鐘自身はとりあえず謝ってやり過ごそうとしたが釣り竿を奪われかけたことに怒り、一瞬で『雪羽警邏団』を壊滅に追い込んだ。
このため亜鐘とシルン・エリン・ルルン姉弟は邪智暴虐の王と徹底的に戦わざるを得なくなった。とはいえ、相当な重税などで虐げられていたためか、口では非難していても割と乗り気で戦っている。

それから王城に単身乗り込もうとするが、待ち構えていた『鋼雹先鋭団』に妨害されて亜空間のコロシアムで半ば遊戯を兼ねた殺し合いを強制される。スキルを活用してヤバル、メトシャエル、レメクを倒した後、ルルンが介入したことで今度は邪智暴虐の王、カインの王座に転移させられることに。アベルVSカイン、神話のパクリ

実力はやはりカインのほうが上手であり亜鐘は追い詰められるが、見せしめとするために徹底的に嬲ることを宣告される。
しかしそれが吉となり、『鋼雹先鋭団』を単身で全滅させたルルンが姉とともに再び介入する時間を稼ぐことにつながる。四対一で勝利した。

解放後はしばらくうろうろしながら相方を探していたようだが、結局見つからない模様。とうぶんルルンたちとともに訓練をつけてやったりするようだ。

関連項目


最終更新:2025年06月18日 11:14