転生勇者と転移してきた最強魔王(てんせいゆうしゃとてんいしてきたさいきょうまおう)は、
えとによる日本のネット小説である。ジャンルはローファンタジー。
あらすじ
日本の大学生
耶麻ヶ江廻流は、行方不明になった友人
朝生義亜鐘と
爆劉米牙を捜索するため山に登る。
だが、その先にあるはずの湖はなく、かわりにそこにあったのは魔王ハキの城。廻流はいったん家に帰ろうとするが、その前にハキに斬首され、死亡。
女神
サティスにより廻流は、日本の高校生
山吹遥斗として転生することになった。その際に成長限界を取り払う能力『
努メル者』を手にする。
その後、同じ転生者である
沖田・S・八重、
上杉白夜とともに、魔王ハキを打倒する旅に出る。
登場キャラクター
山吹遥斗
山吹遥斗と同じ学校に所属する女子高生。金髪赤目の美少女で、負けん気が強い性格。遥斗に絡んだヤンキーAに臆せず立ち向かう強さを見せる。
風紀委員ならぬ風希委員に所属している。
遥斗らと共に『対魔王軍育成施設福岡』に所属しているが、そのネーミングセンスなどを若干気にしている。遥斗に名前をいじられたときにSAN値が減ったようだ。遥斗も遥斗で『サンクタム・ミューズ』という名称を提案していたが
遥斗と八重の仲間で、彼らの学校で教師を務めている青年。なかなか能力が発現しない山吹の相談に乗ったり、彼に訓練をしたりと教師の役に恥じない年長ぶりを見せている。
能力は名称こそ明かされていないが、周囲の光を操る能力である。
ティムール
遥斗の能力『努メル者』に宿る女性。サティス曰く『不断の努力と信頼、そして実績を積み重ね、庶民から国王にまで上り詰めた女帝』。
能力に宿る存在として永らく眠っていたが、同じ能力者である八重及び白夜の雰囲気を感じ取り目を覚まし、遥斗を精神空間に呼んだ。
一ヶ月の間に、遥斗の器としての適性を見定めるとして試練を課した。
グーグルピクセルを使っている。
遥斗の転生を担当した神。いろいろテキパキと事を進める要領の良さを見せつつも、能力ぎめで悩む遥斗を待ってあげるなど優しい面を多く見せる。
また、いつでも会話できるように特殊な指輪を渡したりなどアフターサービスも良い。その割には遥斗が通話したときにはややぶっきらぼうだったが……。
スピンオフ作品である
釣人A的黙示録?では、『魔害』の余波で死んでしまったために転生させられない
朝生義亜鐘を助けるため、別の神である
Mに泣きついたことが本人から言及された。
用語
魔害
魔王、魔物による直接的な被害。これに遭って死亡した人物は
サティスが転生させる取り決めとなっている。
対魔王軍育成施設福岡
福岡にある建物。
山吹遥斗曰く『秘密基地』みたい。
名前がダサいことを八重などが気にしている。
福岡というだけあってほかの地にも同様の施設が存在すると思われるが、不明。
関連項目
最終更新:2025年06月18日 13:27