覚醒の白き騎士 ◆7RGbmc1fRg
神聖ブリタニア帝国第99代皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの騎士、ナイトオブゼロ。
この名を聞き、彼を憎悪せぬ者がこの世界に存在するだろうか。
圧政を敷く悪逆皇帝ルルーシュの腹心として、その武を振るう無双の騎士。
父を殺し、友を売り、同胞を殺し、使えるべき主君を替え、皇帝暗殺を決行し、そして今はかつて売り払った友を皇帝と仰ぎ仕える。
この名を聞き、彼を憎悪せぬ者がこの世界に存在するだろうか。
圧政を敷く悪逆皇帝ルルーシュの腹心として、その武を振るう無双の騎士。
父を殺し、友を売り、同胞を殺し、使えるべき主君を替え、皇帝暗殺を決行し、そして今はかつて売り払った友を皇帝と仰ぎ仕える。
枢木スザクの人生は、迷いと苦悩と裏切りの人生だった。
鞍替えをする度にのし上がり、気高い理想と引き換えに日本人の敵から世界の敵へとその身に受ける憎悪を増した。
恐らく自分は、このゲームの参加者全員から憎まれ、恨まれ、命を狙われることだろう。
だが、それはもう覚悟したことだ。
ゼロ・レクイエムのその日まで、皇帝ルルーシュとナイトオブゼロは死ぬわけにはいかない。
鞍替えをする度にのし上がり、気高い理想と引き換えに日本人の敵から世界の敵へとその身に受ける憎悪を増した。
恐らく自分は、このゲームの参加者全員から憎まれ、恨まれ、命を狙われることだろう。
だが、それはもう覚悟したことだ。
ゼロ・レクイエムのその日まで、皇帝ルルーシュとナイトオブゼロは死ぬわけにはいかない。
約束の日まで、ゼロが皇帝ルルーシュを殺す日まで。
たとえ、どんな手段を用いても。
たとえ、どんな手段を用いても。
異常な状況ながらも、枢木スザクの行動は冷静だった。
まずはいつの間にか背負わされていた袋を地に落とし中身を検める。
まずはいつの間にか背負わされていた袋を地に落とし中身を検める。
「地図」、「参加者名簿」、「筆記具」、「懐中電灯」
地図を確認するとどうやらここは陸地と分断された孤島であることが分かる。
また再び袋の中をまさぐると奇妙なことに底に触れる感覚がない。
だが常軌を逸した現象にも枢木スザクが驚愕することはない。
八雲紫が先ほど見せつけた『阿鼻地獄』も含め、ギアスに準ずる超能力のようなものだと当たりを付けていたからだ。
また再び袋の中をまさぐると奇妙なことに底に触れる感覚がない。
だが常軌を逸した現象にも枢木スザクが驚愕することはない。
八雲紫が先ほど見せつけた『阿鼻地獄』も含め、ギアスに準ずる超能力のようなものだと当たりを付けていたからだ。
次に袋から引っ張りあげたものは一振りの魔剣。
スザクがこれをただの刀剣でなく、魔剣と称したのには訳がある。
漆黒に彩られたその剣は、美しいと呼ぶことすら憚られる魔貌をさらけ出していた。
スザクがこれをただの刀剣でなく、魔剣と称したのには訳がある。
漆黒に彩られたその剣は、美しいと呼ぶことすら憚られる魔貌をさらけ出していた。
―――尊い。
スザクにはその一言でしか讃えることができない。
この魔剣を永遠に眼にしていたい欲求を押さえ、スザクその剣を鞘に収める。
いつでも抜けるよう腰に下げ、手をかざしてみると、驚くほどに違和感がない。
初めて眼にし、初めて握った剣にもかかわらず、まるで体の一部のように感じられる。
自分のためにあつらえられたような魔剣を頼もしく思いながらスザクは名簿を確認していく。
この魔剣を永遠に眼にしていたい欲求を押さえ、スザクその剣を鞘に収める。
いつでも抜けるよう腰に下げ、手をかざしてみると、驚くほどに違和感がない。
初めて眼にし、初めて握った剣にもかかわらず、まるで体の一部のように感じられる。
自分のためにあつらえられたような魔剣を頼もしく思いながらスザクは名簿を確認していく。
自分が組んでいる相手は間違いなくルルーシュだろう。
検めるべきことでもないがスザクやルルーシュが知る人物が参加している可能性もある。
この戦いで彼は八雲紫に抗うか、従うか。
どちらにせよ情報は必須となる。
検めるべきことでもないがスザクやルルーシュが知る人物が参加している可能性もある。
この戦いで彼は八雲紫に抗うか、従うか。
どちらにせよ情報は必須となる。
参加者はおよそ半数が日本人。
コードネームらしき名称の者や、なぜか一人だけ様付けの者も含まれる。
コードネームらしき名称の者や、なぜか一人だけ様付けの者も含まれる。
蒋麗華、黎星刻。
問題外だ。元から敵対した者同士。会えば殺す。ただそれだけだ。
問題外だ。元から敵対した者同士。会えば殺す。ただそれだけだ。
ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア、ジェレミア・ゴットバルト。
この状況でルルーシュの他にひとりでも信頼できる味方がいてくれたことは頼もしい。
ジェレミアはルルーシュの忠臣であり、彼の忠義と実力はスザクも一目置いている。
さらにジェレミアが備えるギアス・キャンセラーはルルーシュのギアスと最適な相性と言える。
同じ相手に一度しか使用することが出来ないギアスの欠点を完全にカバーすることができるからだ。
この状況でルルーシュの他にひとりでも信頼できる味方がいてくれたことは頼もしい。
ジェレミアはルルーシュの忠臣であり、彼の忠義と実力はスザクも一目置いている。
さらにジェレミアが備えるギアス・キャンセラーはルルーシュのギアスと最適な相性と言える。
同じ相手に一度しか使用することが出来ないギアスの欠点を完全にカバーすることができるからだ。
「……えっ?」
彼らしくない、間の抜けた疑問符がこぼれた。
『私は皆様をそれぞれ主従一組としてこの場にお招きしました。』
八雲紫は確かにそう言ったはずだ。
スザクはそうはっきり記憶しているし、天子と黎星刻が組まされていることからもそれは明らかだろう。
ジェレミアとルルーシュが組んでいることはなんの疑問もない。
あの二人の主従関係は本物であり、ゼロ・レクイエムの真相を伝えていることからもルルーシュがジェレミアに寄せる信頼は並々ならぬものであることは確かだ。
スザクはそうはっきり記憶しているし、天子と黎星刻が組まされていることからもそれは明らかだろう。
ジェレミアとルルーシュが組んでいることはなんの疑問もない。
あの二人の主従関係は本物であり、ゼロ・レクイエムの真相を伝えていることからもルルーシュがジェレミアに寄せる信頼は並々ならぬものであることは確かだ。
今の今までスザクはルルーシュと組まされているものだと思い込んでいた。
だから名簿など半ば見る必要はないと思っていたし、はっきり言えば読み飛ばしても構わなかった。
冷静さを保っていたスザクの脳内が混迷を極める。ぐにゃりと視界が折れ曲がり、その名を確かめることができない。
嘘だ、ありえない。認められない、間違いに決まっている、なんの冗談だこれは?
だから名簿など半ば見る必要はないと思っていたし、はっきり言えば読み飛ばしても構わなかった。
冷静さを保っていたスザクの脳内が混迷を極める。ぐにゃりと視界が折れ曲がり、その名を確かめることができない。
嘘だ、ありえない。認められない、間違いに決まっている、なんの冗談だこれは?
なぜ―――どうして―――!?
なぜ僕と■■■が―――?
なぜ■■■の名前があるんだ―――!?
だって■■■は……■■■は……
「―――――スザク?」
背にかけられる、鈴を振るような声。
ああ、この声は――――聞き間違えるはずはない。
鮮烈なる出会いの日、彼女と過ごした短いながらも満ち足りた日々。
「ただの偽善」と看破され、苦しみ悶える僕に救いをくれた彼女。
僕が愛し、そして死を看取ったはずの彼女……。
ああ、この声は――――聞き間違えるはずはない。
鮮烈なる出会いの日、彼女と過ごした短いながらも満ち足りた日々。
「ただの偽善」と看破され、苦しみ悶える僕に救いをくれた彼女。
僕が愛し、そして死を看取ったはずの彼女……。
「―――うあ゛ぁ……あ あ゛ぁ……! あぁ゛……ああぁう……っ!!」
「えっ? な、なに? どうしたのスザク?」
血に染まった彼女の姿。弱々しく、行政特区日本の成果を問いかけた最後。
ギアスをかけられながらも、死の間際まで他人の幸福と、優しい世界を望んだ彼女。
偽物じゃあない、本物の、あの日のユフィがここにいた。
平和を望み続けた皇女を騎士はきつくきつく抱きとめる。
なにもかもが変わらない。あの日のユフィがここにいる。
ただそれだけで騎士は嗚咽し、どこに敵がいるかも知らぬ殺し合いの場で涙を流す。
ギアスをかけられながらも、死の間際まで他人の幸福と、優しい世界を望んだ彼女。
偽物じゃあない、本物の、あの日のユフィがここにいた。
平和を望み続けた皇女を騎士はきつくきつく抱きとめる。
なにもかもが変わらない。あの日のユフィがここにいる。
ただそれだけで騎士は嗚咽し、どこに敵がいるかも知らぬ殺し合いの場で涙を流す。
枢木スザクは、八雲紫に感謝する。
今日この場に来れたことを、最愛の人と再会出来たことを。
今日この場に来れたことを、最愛の人と再会出来たことを。
「だっ、大丈夫……大丈夫よ、スザク……。殺し合いなんて怖くないから、きっと大丈夫だから。
安心して……私がスザクといるんだもの。絶対大丈夫だから……。」
安心して……私がスザクといるんだもの。絶対大丈夫だから……。」
突如号泣する騎士の真意を皇女は知りはしない。
勇敢な騎士が見せる涙に戸惑いながらも抱擁し、自分よりも大きな背中を赤子をあやすように撫でていく。
勇敢な騎士が見せる涙に戸惑いながらも抱擁し、自分よりも大きな背中を赤子をあやすように撫でていく。
「違う゛……違うん゛だっ……ユフィ……、僕は、君を……」
嘘と裏切りに塗れた自分は、もう二度と正しき道は歩めないだろう。
重ねた罪はあまりに重く、十字架を一生背負い続けたとて贖罪しきれぬ永遠の咎人。
重ねた罪はあまりに重く、十字架を一生背負い続けたとて贖罪しきれぬ永遠の咎人。
だけど僕は―――もう二度と、ユフィを失いたくはない。
湖の騎士は、再び裏切りを重ねる―――――。
【C-3/一日目-深夜】
【従:枢木スザク@コードギアス 反逆のルルーシュ】
[主従]:ユーフェミア・リ・ブリタニア
[状態]:健康
[装備]:無毀なる湖光@Fate/Zero
背負い袋(基本支給品一式、不明支給品0~3)
[方針/目的]
基本方針:なにがあってもユーフェミアを守る。
1:もう二度とユフィを失いたくはない。そのためならば優勝さえ厭わない。
[備考]
※ナイトオブゼロ就任後からの参戦です。
【従:枢木スザク@コードギアス 反逆のルルーシュ】
[主従]:ユーフェミア・リ・ブリタニア
[状態]:健康
[装備]:無毀なる湖光@Fate/Zero
背負い袋(基本支給品一式、不明支給品0~3)
[方針/目的]
基本方針:なにがあってもユーフェミアを守る。
1:もう二度とユフィを失いたくはない。そのためならば優勝さえ厭わない。
[備考]
※ナイトオブゼロ就任後からの参戦です。
【主:ユーフェミア・リ・ブリタニア@コードギアス 反逆のルルーシュ】
[主従]:枢木スザク
[状態]:健康
[装備]:
[方針/目的]
基本方針:これからどうしましょう?
1:いったいどうしたのスザク?
[備考]
※死亡後からの参戦です。ギアスの効果は解けているようです。
[主従]:枢木スザク
[状態]:健康
[装備]:
[方針/目的]
基本方針:これからどうしましょう?
1:いったいどうしたのスザク?
[備考]
※死亡後からの参戦です。ギアスの効果は解けているようです。
【無毀なる湖光(アロンダイト)@Fate/Zero】
かつて最強と謳われた騎士が愛用した名剣。
エクスカリバーと起源を同じくする神造兵器であり、その強靭さにおいてはエクスカリバーにも匹敵する。
当代最高の騎士だけが帯びることを許された誉れの剣だが、同胞だった騎士の親族を斬ったことで聖剣としての格を喪失し、魔剣としての属性を得てしまった。
かつて最強と謳われた騎士が愛用した名剣。
エクスカリバーと起源を同じくする神造兵器であり、その強靭さにおいてはエクスカリバーにも匹敵する。
当代最高の騎士だけが帯びることを許された誉れの剣だが、同胞だった騎士の親族を斬ったことで聖剣としての格を喪失し、魔剣としての属性を得てしまった。
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