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芸術には時間の芸術と空間の芸術があり、総合芸術である演劇は両者を含むと言われていますが、
ここで言う「時間と空間」とは、いわゆる〈場〉のことであり、外側からも内側からもアクセス可能なものです。また、私たちはその〈場〉を介して他者とリンクし、交流しているので、〈場〉を共有しないものは知覚されません。私たちが知覚するのは「ものそのもの―存在」ではなく、〈場〉を介して形式化(フォーマライズ)された「現象―存在者」なのです。
ですから演劇には〈場〉、つまり舞台が必要になるのです。
カテゴリ: [獏] - &trackback() - 2009年05月16日 11:14:13
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