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本棚(シリーズ別)

最終更新:2024年12月26日 05:03

namonakitou

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いもむし神話

+ 『いもむし神話(第一章)』著:いもむし/訳:アイリス
『いもむし神話(第一章)』著:いもむし/訳:アイリス

始めに、いもむし神があった。
いもむし神は一にして衆、個にして全。
過去に、現在に、未来に、遍くその姿はあり。

かつてない領域の果て、光とも闇とも取れぬ激世界の片隅で
いもむし神は目覚めた。そして混沌は終わりを迎えた。

いもむし神の雄叫びは天地を開き、
海を割って大地を砕く。

灼熱の劫火が嵐となって吹き荒び、
雷(いかづち)は怒号を以て闇を駆ける。

そして長い冬が訪れ、春がやってくる。
いもむし神は「光あれ」と言われた。
するとそれはそこにあった。

+ 『いもむし神話(第二章)』著:いもむし/訳:アイリス
『いもむし神話(第二章)』著:いもむし/訳:アイリス

「ああ、なんと素晴らしいのだろう」──
一匹のいもむしがそう言うと、
周りの者は続け様に異口同音を始めた。

嵐が去り、恐ろしき煉獄の姿は見る影もない。
太陽が沈めば月が出るように、日が昇れば夜が明けるように、
地上の楽園がそこに生まれたのだ。

天を生み、地を育んだいもむし神は七日間の休息の後、
ここにいもむしを置いた。
「種を育てよ」──いもむし神はそう言われた。

いもむしの生態

+ 『いもむしの生態1』著:フリージア
『いもむしの生態1』著:フリージア

あらゆる場所に住み着いている、いもむし。
その生態は近年まで謎に包まれていました。

謎に包まれていたといっても、
実を言えば誰も研究している人が
これまで一人もいなかったのです。

いもむしはあまりにもありふれた存在で、
「すでに誰かが研究し終えた後だろう」と
みんな考えたのでしょうね。

鳥は青くなくとも、その価値は変わらず。
遠くを見渡す光では、近くを照らせない。

おっと、ページ数が足りなくなってきました。
続きは次回に回しましょう。
では、今回はこの辺で。

+ 『いもむしの生態2』著:フリージア
『いもむしの生態2』著:フリージア

いもむしさんには、とても多くの種類がいらっしゃいますよね。
第一階層には基本的な四種類ばかりですが、
第二階層、第三階層には多くの亜種を見かけます。

ここ第二階層なら『風船いもむし』『鉄いもむし』
『ステルスいもむし』『ミサイルいもむし』などですね。

そういえば、話は変わりますが『新種いもむし』と呼ばれる
大変珍しいいもむしさんがいらっしゃるようで。

分布場所も、その姿も未だ不明……。
私も研究が足りませんね。

おっと、ページ数が足りなくなってきました。
続きは次回に回しましょう。

+ 『いもむしの生態3』著:フリージア
『いもむしの生態3』著:フリージア

いもむしはキッコさんと同じ場所に
集まる習性があることを発見しました。
確かに砲台のある光景ではこの両者を見ます。

どうやらキッコさんの頭部に生えた葉を
食べる機会を狙っているようです。
いもむしさんにとってはおいしいのでしょうか。

ページ数が足りなくなってきました。
続きは次回に回しましょう。
では、今回はこの辺で。

+ 『いもむしの生態4』著:フリージア
『いもむしの生態4』著:フリージア

『ステルスいもむし』という、
透明ないもむしさんがいるという情報を入手しました。
第二階層の【時刻のみを告げる針】で目撃したそうです。

これは恐らく擬態の一種で、周囲に溶け込むことで
天敵に見つからないようになっているのでは?
うっかり衝突しないよう注意しましょう。

+ 『不良いもむし』著:フリージア
『不良いもむし』著:フリージア

ここ【砲台のある光景】でも度々目撃情報の上がる迷惑な存在、
それが不良いもむし。

戦車を乗り回して昼夜構わず騒ぐので、
住民から苦情が殺到しているようです。
彼らの根城はどこにあるのでしょうか。

もし不良いもむしに出会ってしまった際、
注意すべきことが二つあります。

一つ、絶対に触りに行かないこと。
彼らは非常に好戦的です。
手痛いダメージを負うことは必至でしょう。

二つ、目の前で立たないこと。
定期的に前方へ向かって砲撃してきます。
そして、砲弾は着弾と同時に大爆発します。

しゃがんでいれば大概の場合は事なきを得ますが、
微差で弾道がずれるので、出来れば砲口の近くで。

開発コード《CORE》について

+ 『開発コード《CORE》について1』著:黄龍
『開発コード《CORE》について1』著:黄龍

固定砲台の量産型プロトタイプを製造する時期に
差し掛かった時、僕の前に一つの仕事が来た。

確かに好待遇だ。王国で今の仕事を続けるより、
将来性があるかもしれない。

詳らかなことは、今は何も分からない。
その時が来るまで、仲間と共に待ってみよう。

+ 『開発コード《CORE》について2』著:黄龍
『開発コード《CORE》について2』著:黄龍

「いったい何の為にこんな大袈裟な戦車を作るんだ?」
開発室の全員がそう思っただろう。多分。

依頼人から提出された仕様書は、
その通りに作れば間違いなく史上最大の超戦車が
出来上がるに違いないだろう。

「史上最大」は文字通りの意味だけではない。
開発規模、兵装の総数、最大装填数、砲門の数、
搭乗人数──そして開発費も報酬額も、そうだ。

ブラックファルコンのノウハウがある我々なら、
と依頼人はもしかすると考えたのだろうか?
……いいだろう、その期待に応えよう。

我々はこれから完成するであろう超兵器に
COREという仮称を与えた。開発コードだ。
この開発室の室長として、僕も頑張ろう。

+ 『開発コード《CORE》について4』著:黄龍
『開発コード《CORE》について4』著:黄龍

COREの運用第二テストでトラブルが発生。
ジョイント部分の負荷が想定よりも強くかかっていた為、
テストはすぐさま中止。頑丈なだけでは駄目らしい。

職員総出で会議を開く。巨体に見合わない高機動性と
ジョイントの構造に齟齬があったようだ。
こうなれば、専用のジョイントを作るしかない。

……。

興味のない話題になってきた。
もう閉じよう。

巨大兵器六連戦(仮称)

+ 『連装鉄騎ヴォルセリス1』著:黄龍
『連装鉄騎ヴォルセリス1』著:黄龍

少し前、ブラックファルコンの改良型として
僕が発案した新兵器の詳細を発表したことを
覚えているだろうか。

話を始める前に、少しだけ前置きがある。

当時、低速移動と縦への浮上を可能にしたことで
大きな話題を呼んだブラックファルコンだが、
では革命的な技術なのかというと、それは否だ。

そもそもブラックファルコンは狭い滑走路でも
離陸することが出来る戦闘機を開発出来ないかと
研究が進められ、実現した兵器である。

まさかあの塔の上に配備されるとは、
僕の他にも誰も思わなかっただろう。

こうなると離陸はともかく着陸に不安が残る。
パイロットの腕だけではどうしようもない状況、
例えば強風などは、地上とは訳が違う。

またブラックファルコンは製造開始日が
固定砲台、アスターズに並んで古く、人工知能を搭載した
新型の登場が兼ねてより望まれていた。

前置きが長くなったが、つまり端的に言うと
「配備場所が適していない」ことが問題だ。

そこで考えた。
「どうにかして足場の乏しい高地でも安定した
配備が望める戦闘機は作れないものか」と。

そもそも戦闘機としての形を持つ必要がないから、
攻撃手段を持つ巨大ヘリという概念をベースに
製造まで漕ぎ着けるつもりだ。

あー疲れた。今回はここまで。

+ 『連装鉄騎ヴォルセリス2』著:黄龍
『連装鉄騎ヴォルセリス2』著:黄龍

ブラックファルコンに代わる、
新型兵器の試作品が完成した。
小型ヘリを搭載出来る、言わば空の空母だ。

当然本体にも武装は設えたが、戦闘機だった前身と違い
空気抵抗をそこまで考えなくてもいいので戦闘能力は高まっている。
その分機動性は犠牲になってしまったが。

この新しい兵器は名付けて『連装鉄騎ヴォルセリス』。
30口径10.2cm三連装砲(専用兵装)を四基と
空対空高角砲を二基、左右対称に搭載している。

また、四つの可変翼も特徴の一つだろう。
かなり畳めるので格納する時に場所を取らない。

これから実戦に投入出来るかどうか負荷テストを行う。
第一に、小型ヘリをいくつか積んだ状態で飛行する。

この先は機密情報が犇めくだろう。
実のところ、まだ話し足りないくらいだが、
そうも行く筈もないので幕を閉じる。では、さようなら

+ 『結晶の時代』著:黄龍
『結晶の時代』著:黄龍

連装鉄騎ヴォルセリスをヴォルセリスを大々的に発表したことで、
僕の会社に寄せられる期待は更なるものになっていった。

そんな気はしていたが、COREの件で関わる依頼人
魔神イビルアーク氏も同じ目で僕たちを
見るようになった。

経費は弾むと言って新しい仕事を押し付けてくる。
新時代の戦闘機が作れるならば、
新時代の戦車も作れるだろう──そう言って札束を投げ付けられた。

新しい時代というものは、現在定着している価値観に
否を唱えて、それが受け入れられて初めて作られる。

今まで僕たちが作ってきた戦車は、
とにもかくにも移動する砲台だった。

つまり最低限の要素のみで構成された、
シンプル・イズ・ベストな、ただの戦車だ。

取り敢えず、売り出すことを考えると
何か特別なセールスポイントが必要だろう。
会議の結果、多面性を売りにしようと結論付いた。

多面性──それはつまり移動する砲台として以外の特徴を
多数持つということ。この戦車の内部は操縦席だけでなく、
トイレ、キッチン、寝室が付いている。

住める戦車なのだ、これは。
結晶のような無数の多面性を武器に、
この兵器を以って戦車の時代を変えてみせよう。

結晶の時代、か。なるほど。
この兵器に名付けるならば、それは……。

+ 『VFK-62』著:黄龍
『VFK-62』著:黄龍

VFK-62という戦闘用ロボットを作った。
空を飛ぶことの出来る、変な奴だ。

素手での殴り合いが得意だ。あと、ビームも出せる。
目から何か色んなものも出す。

中々の学習性を持つ人工知能を搭載していた筈だが、
敵と殴り合いをしている内に物理の美学に目覚めたようだ。
何事も拳で解決したがる。

次は何を作ろうかな。

+ 『百影丸』著:黄龍
『百影丸』著:黄龍

人工知能搭載弾道ミサイル『百影丸』が遂に完成した。
今日は研究室の皆を集めて宴会でも開こう。

百影丸は目標への距離、その移動速度、
風向き、風の強さなどを計算して
確実にピンポイント爆撃が可能だ。

また迎撃ミサイル対策として、
ビットを展開して敵の照準を撹乱する能力がある。
あと本体にも迎撃システムが備わっていて向かうところ敵なし。

突然だが、ここで問題。
『百影丸』の読み方は?

1.ひゃくえいまる
2.ひゃくようまる
3.ももかげまる

さあ、どれだろう。

正解は2番の「ひゃくようまる」でした!
以上。終わり。

+ 『未知隠匿のクム・ヒルヴァ』著:不明
『未知隠匿のクム・ヒルヴァ』著:不明

やはり、この世界には黄龍の関わりを持たない
独自の技術を以って造り出された人造物が存在するようだ。

題とした「未知隠匿のクム・ヒルヴァ」がそれに当たる。
以下、未知隠匿のクム・ヒルヴァとは何かについて記していく。

以前より存在は確認されていた、謎の兵器だ。
いくつかの写真を拝見したが、
伝承の通りに合致している。

「それが求めるは真なる器。連なりの戦場にて
破れを知らぬ剛の者、だが傷なき身体を持つ者が現れた時、
その武勇の前に音もなく顕現するだろう」

──と書物にあるように、
力ある選ばれし武人の前に突然現れ、戦いを挑むらしい。
連なりの戦場とは何のことだろう。

自律砲台

+ 『固定砲台』著:黄龍
『固定砲台』著:黄龍

少し、昔の話をしよう。
僕が会社を興して最初に作った機械、
それは固定砲台の前身だった。

簡単な人工知能を搭載していて、不審な人物を発見すると
自動的に撃退する防犯装置として作っていた。
これが盛況し、量産することになったのだ。

やがて王国にもその名が知れ渡り、
国防用の兵器を作らないかと国王からの手紙が届いた。
それからは現在の株式会社黄龍だ。

今主流となっている固定砲台は、人工知能搭載カメラで
敵の脅威性を推測し、設けた基準を超えるなら
一度に数発の弾を発射するよう設計されている。

弾丸は、赤い光を放つのが特徴の製品番号1番を使用した。
硬度が自慢の、相殺が効かない弾だ。

さて、そろそろ筆を置こう。
ちょっと今日は疲れた。

+ 『自立砲台1』著:黄龍
『自立砲台1』著:黄龍

固定砲台には致命的な弱点があった。
それは固定砲台が固定砲台であるが故の弱点だが、
射程範囲が限定的な上に動かせないというものだ。

敵に後方に立たれると全く反撃出来ない
もしも敵が砲台の配置を知っていれば、
防衛戦線の攻略は容易いものだろう。

そこで考えた。
「どうにかして、自律的に移動して照準を
敵に合わせる砲台が作れないだろうか」と。

この計画には課題点が多かった。

まず、素材が原因で非常に重い。
試しに四つ足の試作品を作ったが、
自重に耐えることが出来ずに間接部分が歪んでしまった。

装甲を軽くしたが上手くいかず、根本的な部分にメスを入れる。
歩かせようとするから駄目なんだ。

レールの上を戸車で走るようにしたプロトタイプの二号が完成
中々だった。床に設置して邪魔になるようなら、
壁にレールを取り付けるのも良いだろう。

次回『自立砲台2』では第二の問題点である
弾倉について重点的に触れて行こうと思う。

+ 『自律砲台2』著:黄龍
『自律砲台2』著:黄龍

レールの上を走るよう設計したプロトタイプ二号。
しかし、まだ実用に耐えられる代物ではなかった。

第二の問題点、弾倉。
ここで重要なのは弾を装填した分だけ重くなることと、
発射時の反動で戸車にかかる負担の二つだ。

設計上、自律砲台は本体に弾を内蔵するしかなく、
そうなると最大弾数は固定砲台に劣ることになる。
どうにか工夫出来ないだろうか?

そこで考えた。
「弾の体積、質量を減らしてしまおう」と。

これまで固定砲台で使用していた弾を見直し、
製品番号12番の使用を試みる。
発射されると膨張して体積が増すのが特徴の弾丸だ。

衝撃に弱く、相殺されるなどデメリットも多いが、
製造コストが安いので多用される
当社自慢のロングセラー商品だ。

搭載を検討する段階で分かっていたことだが、
これを使用することで連射が可能になった。
いい調子だ。

長くなってしまったので一旦区切ろう。
次回『自律砲台3』では今回説明できなかった
発射時の反動について記すことにする。

+ 『自律砲台3』著:黄龍
『自律砲台3』著:黄龍

砲撃に反動は付き物だが、
これはレールを移動するに当たって大きな負荷がかかる。

こればかりはどうにもならないので、単純に逆噴射を導入した。
まだまだ改善の余地はありそうだ。

さて、そんなところで少し早いが語ることがなくなってきた。
自律砲台についての話はここで一区切りとさせていただこう。

「私」の著作(仮称)

+ 『始まりの大地』著:私
『始まりの大地』著:私

見渡す限りの荒涼、寂寞(せきばく)とした心境。
厭離穢土(えんりえど)を求めて辿り着いた孤独は、
今この瞬間にも堆く(うずたかく)積みあがる。

この地に確かにあった私の欠片は
もうその姿を見せることはなく、
「新品で我慢しろ」と風は吹き荒ぶ。

気が付けば、私は剣を持っていた。
私が物心付いていた時から、既に持っていた武器だ。
……これだ。

思い出そう。
私の持つ、これで何が出来たか。

何もないという前提は間違いだった。
みんな、待っていたんだ。
深い地層に埋もれても、尚……。

待っていてね。
すぐ、会いに行くから……。

+ 『砲台のある光景』著:私
『砲台のある光景』著:私

見えない何かと戦っていた。
それはとても恐ろしく、しかしながら漠然としている。
だから、防衛機構を備えるしかなかった。

恐ろしいというのは間違いなのかもしれない。
「それ」が恐ろしいのではなく、
私が「それ」を恐れていただけ――そうとも言える。

私には勇気が足りなかった。
だから今日も明日も無意味に狼狽し、空白の時を生きるのだろう。
最期の、その瞬間まで……。

+ 『彫刻の丘』著:私
『彫刻の丘』著:私

まず、白い空間が必要だった。
アイリス、フリージア、アヤメ――彼女たちが
どんな作品を作る傾向があるのか、それを決める為に。

好きに作らせ、観察する。
黙々と作業するか、誰かと喋るか。
飽きてどこかに行ってしまうのも、それはそれで良し。

私も何か作り始める。
『地獄の坩堝(るつぼ)』、『路地裏の理想郷』、
『異界の男、そして虚無』、『幻々白路』――

出来上がった物体の数々を保管する。
それは白い空間で、そしてこれから彫刻の丘。

+ 『時刻のみを告げる針』著:私
『時刻のみを告げる針』著:私

あの日から、私の中の時間は止まってしまった。
毎日という概念すらも崩壊させ、
今この瞬間を無限に引き延ばす。

しかしそれでも秒針の震える音が、
閑散と静まり返った部屋に響き渡ることを拒むことは出来ず──

私は覚悟という名の逃避を始めたのだ。
砂漠に向かわなくては。別荘を作らなくては。

そこでの私は何者として扱われるだろう。
永遠に続く刹那の中で、私は考えた。
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