NAMCO×CAPCOM 攻略wiki

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ストライダー飛竜シリーズ


CPシステム基盤第3弾として1989年にカプコンから発売されたアーケードゲーム。
後にX68000、
マスターシステム、メガドライブ、PCエンジンCD-ROM、
プレイステーション(2とのカップリング)に移植された。
また海外のみの発売としてNES版、ジェネシス版が存在するが、
これらはほぼ別物と言っていい(囚われの姫を助けに行く飛竜……)

世界を牛耳る冥王vs孤高の暗殺者というそのダークでストイックな世界観を始め、
滑らかに動く飛竜や行く手を阻む巨大で個性的なボスキャラの美麗なグラフィック、
月下のロシア帝都から雪原の地雷原地帯、天地が逆転した反重力回廊、
果てはアマゾンの奥地や衛星軌道上の人口都市まで目まぐるしく移り変わる場面展開、
それらに合わせて途切れることなく変化する映画的なBGM演出など、
高度なプログラム技術と幾多の実験的ギミックが詰め込まれた意欲作。
面クリア後の無国籍デモシーンも妙に印象深い(ロシア語や中国語に対して日本語で会話する飛竜)
反面、カプコンには珍しくバグの多いゲームでもあり、
飛竜が突然瞬間移動してしまうバグは後にvsシリーズでワープ技として無駄に再現された。

特殊なキー操作を必要とせずに壁や天井に張り付き、
あらゆる障害物を乗り越え
縦横無尽に画面内を飛び回って敵を瞬殺する「強い自機」のコンセプトは、
後の爽快感重視系アクションゲームに少なからぬ影響を及ぼしたはず。
また、飛竜のプランナーを務めた四井浩一氏はカプコンを離れ、
「ノスタルジア1907」「チャタンヤラクーシャンク」「鈴木爆発」など数々の異色作を手掛けるが、
彼がミッチェル社で製作した幻のアーケードゲーム「キャノンダンサー」こそは、
「裏ストライダー飛竜2」とでも呼べる、もう一つの後継作と言えるだろう。

飛竜

出典:ストライダー飛竜シリーズ、マーヴルvsカプコンシリーズ

近未来の独裁者・冥王グランドマスター抹殺の命を受け、
たった一人で世界中を敵に回して戦う、
最年少の特A級ストライダー。
「飛竜」の名はコードネームであり、国籍・年齢・本名はすべて不明、過去の経歴も全て抹消済み。
どこまでも寡黙に、冷徹に、ただ任務のみを遂行するその姿からは、
それ以上のことを窺い知ることはできない。
彼にグランドマスター暗殺を依頼したのが誰なのかも、
1・2共に作中では明らかにされなかった。
手にした光剣「サイファー」は特A級ストライダーのみが扱えるとされる武器で、
超高温のプラズマを発してあらゆるものを両断する。
また、自律して敵を攻撃するキノコ型・鳥型・サーベルタイガー型の三種類のサポートメカ(レギオン)を伴い、
超人的な体術と、
万能鎌「クライム・シクル」を駆使することで、
壁だろうが天井だろうが戦艦の外壁だろうが踏破し、いかなる悪路をも走破する。
上記の走破性に加え、スライディングで接触するだけでザコ敵を瞬殺し、
グランドマスターを含めたボス敵すらすべてサイファー連打で秒殺できるなど、
アクションゲーム史上屈指の高スペックを誇る主人公として名高い。
だが、任務失敗時に証拠を残さないため、
その体には小型爆弾が仕込まれており、
力尽きる時にはあまりにも特徴的なエフェクトとともに爆死する
(この効果音の声マネが流行った)。
そういや「グラム」「ヴァジュラ」など、
vsシリーズ出展の技は伝説上の刀剣の名を冠しているが、
「ラグナロク」はそれファイナルファンタジーじゃねぇかという気がしなくもない。
コミック版では似ても似つかぬ熱血漢だったり、
幻のヴォーカル付き主題歌が存在したりする、謎多き男。

東風 南風

出典:ストライダー飛竜1、2、(東風のみ)MARVELvsCAPCOM

SOLOと同じく賞金稼ぎ。グランドマスターは飛竜に莫大な賞金をかけたのである(2048年時)
飛竜におとらぬ体技の持ち主で、その蹴りはサイファーと同じくプラズマ旋風を巻き起こす。
ステージ2『シベリア走破』にて、SOLOを撃退し天山(テンシャン)へと脱出する飛竜に空挺部隊を率いて迎撃する。

ステージ2のボス級の扱いで、自前の飛空挺轟天改丸の上にてリーダーの次女東風(緑)が、
長女北風(赤)、三女南風(青)を引きつれ飛竜を待ち受ける・・・のだが、
SOLO並、いやそれ以上に弱く、適当にサイファーを振ってれば3人諸共倒せる。
その後デモで空中戦艦がある限り貴様に勝ち目は無い、と中国語で言うのだが、
その後の飛竜の台詞があの有名な「貴様等にそんな玩具は必要ない(棒読み)」である。
ちなみに、デモでスト2のイライザの如くケバイおばちゃん(中国風)に描かれていたので
ファンになった方は少なかったであろう。一応春麗に先駆ける中華系女キャラなのだが・・・。
その後はステージ5『第三の月の都』にも登場。黒装束をまとい、飛竜に襲い掛かってくる。
こちらは無視する事も可能で、しかも部屋が狭い為攻撃を避けづらく難易度がかなり高い為
好き好んでいくプレイヤーはほぼ居なかったと思われる。
ちなみに、当時はクローンなどの設定は無かった(はず)が、
ナムカプを見る限り公式に『黒いのはクローン』となっているようだ。
そしてマブカプにも出場、アシストで出る事になるのだが、
プラズマ蹴りの性能がいまいちで使ってる人は飛竜ファンぐらいだったのが悲しい所。

飛竜2ではミッション1『都市占拠テロ、殲滅』の中盤、空中道路(?)上に出現、
空を飛ぶ車やトラックの上にて飛竜と対峙する。
サマーソルトやプラズマ蹴り、三連蹴りなどの攻撃方法がある・・・のだが、
一度攻撃を食らうと瞬間移動してまた攻撃、といったパターンなので出てくる所を随時斬れば攻撃する前に倒せる。
基本的に飛竜シリーズの人間型の敵は弱いと思っていただいてほぼさしつかえ無い。
クリア後デモではグランドマスターの恐ろしさを説明するのだが
飛竜に「だから貴様は飼い犬なのさ」と切って捨てられる。その後は飛竜に殺されたのか生き延びたのか不明。
ちなみにこちらの東風は10年もたったせいかかなり可愛く描かれている・・・のだが、
あまり注目される事も無かった。なんとも運が悪いというか・・・。

ナムコ×カプコンではいきなり『第三の月の都』に飛竜が来たのか、
はたまたミッション1で生き延びたのかはわからないがグランドマスターの部下として登場。
南風はクローン扱い、北風は出場無し、と中々可哀想な目にあっている。
攻撃方法はサマーソルトがある事から2準拠であろう。

「馬鹿な奴め!空中戦艦バルログあるかぎり世界は我々のものだ。(中国語で)」by1
「ハッ!阿呆かお前は!」「お前などがあのお方に近づけると思っているのか!?」
「全世界はあのお方の掌の上にある。この街の運命も、お前の運命もだ!ストライダー!」by2

ソロ

ステージ1香港上層、屋上にて飛竜を待ち受ける。
設定資料が無い為詳しい事はわからないが、量産型も作られている事から
グランドマスターが1の後複製したと思われる。
武装は1の時持っていた右腕のハンドガンと、両肩に取り付けられた通称「八つ裂き光輪」。
例のごとく、こちらもそこまで強くない。光輪を打つまではジャンプして攻撃しておいて、
光輪を出した後はスライディングやジャンプでよければよい。
後に、量産型と共にステージ5『第三の月』冒頭に登場するが、量産型を屠った後
基本に忠実に攻撃すればノーダメージで倒せるだろう。

ちなみにやられた時の声が「うおぉぉぉ!おのれ!」なのだが、
自分は「うおぉぉぉ!無念!」と聞き間違え、「なんて漢らしい敵なんだ」
と勘違いでファンになってしまった。まぁ今でも好きなんだが。

与太話はおいといて、ナムカプでは、舞台は2なのだが武装がミサイルだったり、
イベントシーンでの決めポーズが1の物である事から、恐らくSOLOは1のものと思われる。

ソロ・量産型

飛燕

飛竜と同じく特A級ストライダー。以前ストライダーズを壊滅せしめた。
その中で飛竜のみ生き残っていたのは飛竜が任務中であったか、
はたまた飛燕が飛竜を…だったかは定かではない。
ただ、飛竜をグランドマスター側にやたらと引き入れたがる所から、飛竜の実力を大きく認めているようだ。
2のゲーム中で初登場はアーケード版ではステージ3『極点研究所、潜入』のクリア後デモより。
アル○ディア誌上に初めてデモが載せられた時に、その格好と胸に膨らみがあるような体格から女と思い、
声を聞いて「男だったのか!?」と言う投稿が結構寄せられていた、ある種ブリ○ットの先取り。
中ボスとして登場するのは、ステージ5『グランドマスター抹殺』にて。中々強い相手ではあるのだが、
実はハメ殺す事が可能であった(結構難しいが)。
ちなみに、PS版2の特典としてステージ0『超古代遺跡調査』があるのだが、そこでボスとして登場。
デモにて「戦友とは戦いたくない・・・」と言うが飛竜に「素人めいた台詞をはくな」と突っ返される。
ここの台詞はナムカプ「23話冒頭~飛燕を倒すまで」にてほぼ全て収録されているので、
改めて聞いてみるのもいいかもしれない。

グランドマスター

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