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Makefile

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naobe

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書式

 ターゲット: コンポーネント1 コンポーネント2 ・・・
     アクション
コンポーネントが、ターゲットより新しければ、アクションを実行する。
コンポーネントが新しいとき、コンポーネントをターゲットとするルールを探し、そのルールを実行する。最後に大元のアクションを実行する。

サフィックスルール

拡張子どうしのルール。デフォルトで設定されている。
【例】
 .c.o:
       cc -c -g $<
*.oがターゲット。*.cがコンポーネント。

 .o :
       cc -o $@ $< -lapr-1 -laprutil-1

*がターゲット。*.oがコンポーネント。


デフォルトルールの表示

 make -p -f/dev/null

デフォルトルールを無効にするには

 .c :
   ;

マクロ

書式

 マクロ名 = 値
参照する場合は、${マクロ名}, $(マクロ名)

内部マクロ

項目 説明
$@ ターゲット
$< 最初のコンポーネント
$? スペースで区切られたターゲットより新しい全てのコンポーネント。サフィックスルールで使用不可。
$* スペースで区切られたターゲットより新しい全てのコンポーネント。サフィックスルールで使用可能。
$^ スペースで区切られた全てのコンポーネント

その他

項目 説明
@ コマンドエコーを抑制する
.PHONY 偽りのターゲット。all, cleanなど実際にそのファイルが存在してもルールを実行するために定義するターゲット
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