Rafik(ラフィック)はドイツ人ターンテーブリストの一人である。
主な優勝タイトルは2004年度ITF世界大会(本戦)、並びに2007年度DMCシングル部門世界大会。
ドイツ人最強のバトルDJにして、ドイツはおろか世界でも屈指の腕前を持つスクラッチャー。
またドイツ屈指のDJチーム「
Lordz of Fitness」(ローズ・オブ・フィットネス)の一員でもある。
獲得した世界タイトルの数は六つ(チームでの優勝含め。個人では四つ)にもなる。詳細は後述。
本名はLukas Langheine(ルーカス・ランゲイン)。
1982年生まれ、現在26歳。
ドイツ人の父とアメリカ人の母を持つ(白人だが実質ハーフ)。
13歳の頃にDJを始めた(らしい)。
DJバトル/ターンテーブリズムの世界に本格的に乗り出す様になったのは18歳から。
2003年度ITF(本戦・チーム部門)の世界大会に出場。
個人では当時無類の強さを誇ったイギリス代表
TigerStyleに敗北、
世界二位となる。
チーム部門では
ドイツ代表初の世界一位となる。
2004年に初めて
DMCシングル部門に出場。
地味だが高いスキルと綿密な音使いが評価され、
世界二位となる。
同じ2004年度のITF本戦にてTigerStyleの替わりとして、またチーム部門でも昨年優勝チームとして世界大会にディフェンディング出場、並びにスクラッチ部門にも出場。
本戦では各国のあらゆる強豪を圧倒的なスキルで打ち破り、個人としては
初の世界大会優勝を飾る。
ちなみに決勝戦の相手は日本代表の
Haraだった。
チーム部門でも完膚無きまでの強さで再び優勝を飾る。
そして得意分野のスクラッチ部門においても優勝。2004年度は一度に三つもの世界タイトルを獲得する形となった。
2005年度のITFスクラッチ部門世界大会にディフェンディング出場、決勝戦では同じドイツを代表するスクラッチャー・
Unkutを難なく破りディフェンディング成功、
ITFスクラッチ部門二年連続優勝を飾る。
同時に
ドイツ最強のターンテーブリストの座を確立する事となる。
2006年度のDMCシングル部門に再び出場、世界大会へ進出。
この年からDMCでは
オルトフォン系カートリッジが指定機材となり、RafikはConcorde Q-BertとミキサーはRane
TTM56で出場するも度重なるミスにより世界三位となる。
この年のルーティンはソノシートタイプのオリジナルレコード四枚を用い、スクラッチとビートジャグリングが混在一体となった斬新な構成のものであった。
2007年、三度目の正直とばかりに
DMCシングル部門に出場、またしても世界大会へ駒を進める。
前年のルーティンの構成をベースとして、フランス人ビートメーカー
Le Jadと共同で制作した音源を用いた圧倒的クオリティのルーティン(レコードはソノシートではなく従来品)で遂に
シングル部門世界大会優勝の名誉と
黄金SL1200を手にする。
1991年度のDavid Fascher以来
16年ぶりとなるドイツ人シングル部門優勝者として凱旋する運びとなったが、同時にフランスNetikに続きLe Jad作音源で優勝した事から非難も浴びている様である。
ちなみにこの年の針はConcorde Gold、ミキサーは昔からの愛機である表面は複数のステッカーで彩られたVestax
PMC-07Pro(フェーダーノブからPro X Fadeには換えていない模様)であった。
最近母の故郷であるアメリカ・サンフランシスコへ移住したらしい(国籍を換えたのかは不明)がMySpaceでの在住国表示は今だドイツのままである。
Rafik @ MySpace
ttp://www.myspace.com/djrafik
Rafikの本名のソース
ttp://www.just4fun-magazin.de/news/the_dmc+technics_dj_championship_2002.html
最終更新:2008年11月13日 01:03