概要
2006年2月下旬発売。
96kHz/24bitサンプリングのデジタルシステムによる高音質化を実現。
DJ用プレーヤーから入力されるアナログ信号は、最短の伝送回路を通り、96kHz/24bitサンプリングの高音質A/Dコンバーターによってデジタル化され、最良の状態でデジタルミキシングされます。ミキシングは32bitDSPによって音質を劣化させることなく実行され、同時に理想的なフィルターによりDJプレイに最適な音を生成します。
また「DJM-800」では、その特性を最大限に引き出すため、音質に悪影響を及ぼす不要振動を抑える高剛性筐体や二重シールド構造、強力な電源部など、様々な高音質技術を投入し、クリアでパワフルなクラブサウンドを実現しました。
2 ) ビート(テンポ)に連動してエフェクトをかけられる様々な「ビートエフェクト」
当社DJ用ミキサー「
DJM-600」で好評の「ビートエフェクト」が96kHz/24bit高性能エフェクトに進化しました。再生している曲のテンポ(BPM=Beat Per Minute)を自動検出し、それに合わせてエフェクトをかけることにより様々な音の演出が可能です。
エフェクトの種類:DELAY、ECHO、FILTER、FLANGER、PHASER、ROBOT、ROLL(以上2モデル共通)、REVERSE DELAY、PAN、TRANS、REVERB、CHORUS、REVERSE ROLL(以上DJM-800のみ)と多彩なエフェクトをかけられます。
拍セレクトボタン:エフェクトをかける周期を選択できるので、より直感的なDJプレイが可能です。
3 )
その他
コントロールケーブルとの接続により、フェーダー操作に連動して当社DJ用CDプレーヤーがスタートする「フェーダー・スタート・プレイ」が可能。
マイク入力時に自動的に曲の音量を下げる「トークオーバー機能」搭載。
入力レベルを瞬時に確認できる「ピークレベルメーター」を全チャンネルに装備。
クロスフェーダーとチャンネルフェーダーのカーブを変更できる「フェーダーカーブアジャスト機能」搭載。
1 ) 業界初※2、新しいDJミックスが実現できる「サウンドカラーエフェクト」
曲のキー(音程)を自動で検出し、DJプレイに最適なキーに自動でチューニングできる「ハーモニック」エフェクトを搭載。現在の曲のテンポを合わせただけのDJミックスに比べ、キーも合わせて曲のミックスができるので、よりスムーズなDJミックスが実現できます。
全チャンネルに「フィルター」/「スイープ」/「クラッシュ」エフェクトを搭載。より直感的にエフェクトをかけることにより、DJプレイの幅が広がります。 また「ビートエフェクト」との組み合わせにより約50通りのエフェクト効果が実現できます。
2 ) DJとの接続により、デジタル機器でのシステム構築が可能な「デジタル入出力端子」
当社DJ用CDプレーヤー「CDJ-1000MK2」をはじめとするDJ機器を、「デジタル入力端子」(44.1/48/96kHzの各サンプリングレートに対応)に接続すれば、音質劣化のないデジタル機器でのシステム構築が可能です。
また、96kHz/24bitサンプリングによる「デジタル出力端子」の搭載により、高音質が要求されるスタジオ録音などにも使用できます。
3 ) DJエフェクターなどの外部機器のコントロールをも可能とする「フルアサイナブルMIDI機能」
「DJM-800」のほぼすべてのつまみやボタンで動かした情報をMIDI信号でDJエフェクターなどの外部機器に送信することができる「フルアサナブルMIDI機能」を搭載。「DJM−800」と外部機器を同時にコントロールすることができるので、フレキシブルなMIDIコントローラーとしても使用できます。
4 ) ロングミックスに有効なロータリータイプボリウムへの交換が可能
メインボリウムは、ロングミックスの際の微妙な音量コントロールなどに適したロータリーボリウム※4への交換が可能です。
※4 型番「DJC-800RV」、オプション販売です。販売店にて購入後、当社サービスセンターにて交換取付作業(有償)を必要とします。
5 ) その他
各チャンネルの入力をフレキシブルにクロスフェーダーにアサインできる「クロスフェーダーアサイン機能」搭載。
楽器の音に強弱(-26dB~+6dB)をつけるチャンネルごとに独立した、HIGH、MID、LOWの「3バンド・イコライザー」を装備。
ブースモニターへのマイク音の出力をなくし、ハウリングを防止できる「マイクシグナルカット機能」搭載。
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以下レビュー |
以下http://www.logsoku.com/r/dj/1107128380/より引用。
282 : 278[sage] : 投稿日:2006/03/24 22:05:55 ID:???
DJM-800キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
細かいレポは後日として、軽く触った感想。
●縦フェーダー固め。ロングミックスには良い。
●縦のカーブ調節のおかげで、600みたく立ち上がりに困ることはない。
●クロスの立ち上がりが気持ち良い。結構擦れる。
●EQをフルカットすると、-26dBのクセに良く切れる。
●サウンドカラーエフェクトのハーモニックは微妙。使い込まないとイマイチ効果が。
●一方、フィルター、スイープはXoneっぽい感覚で使える。
●クラッシュの潰れ具合はなかなか。
●サウンドカラーエフェクトのあとにビートエフェクトが来るので、
フィルターかかった状態でエコーなどが掛けられる。
●MIDIはCUEボタンなどにも設定できるので、やり方次第では
現状のどのMIDIコンよりもいいかも。
個人的にMIDIを使いこなしたい。
ライブとかでかなり使えるし。
漏れは非常に満足。
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スペック表(メーカーサイトより引用)
■入力端子:CD/LINE×5(RCA)、PHONO×3(RCA)、 DIGITAL IN×4(COAXIAL)、MIC×2(XLR&1/4 inch PHONE兼用×1、1/4 inch PHONE×1)
■出力端子:MASTER OUT×2(RCA×1、XLR×1)、BOOTH OUT×1(1/4 inch PHONE)、HEADPHONE MONITOR OUT×1(天面1/4 inch PHONE×1)、REC OUT×1(RCA)、DIGITAL OUT×1(COAXIAL)
■その他の端子: SEND×1(1/4 inch PHONE)、RETURN×1(1/4 inch PHONE)、MIDIOUT×1(5P DIN)、CONTROL(φ3.5ミニジャック)×4
■周波数特性:20 Hz ~20 kHz
■全高調波歪率:0.005 % 以下
■S/N比:105dB (LINEフルスケール時)
■使用電源:AC100 V (50Hz/60 Hz )
■消費電力:25 W
■最大外形寸法:320 mm (W)×381 mm(D)×108 mm (H)
■本体質量:8.0 kg
■価格
DJM-800
https://www.pioneerdj.com/ja-jp/product/mixer/archive/djm-800/black/overview/
最終更新:2017年12月01日 19:36