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グレイランサー - (2008/07/09 (水) 23:13:50) の1つ前との変更点

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*グレイランサー #contents //ビジュアルシーンにも触れるつもりですたがとりあえずここまで… ---- **データ -NCS:2008年2月26日配信 -NCS(メサイヤブランド):1992年7月17日発売 -ジャンル:STG -プレイ人数 1人 -コントローラ:リモコン・GC・クラコン -使用ブロック数:26 -Wiiポイント:600 -当時の販売価格:8,300円 -攻略ページ --[[>http]] -紹介ページ --[[セガVC公式ページ>http://vc.sega.jp/vc_gleylancer/]] **概要  本作は1992年に日本コンピュータシステム(NCS)がメガドライブ専用ソフトとして発売した横スクロールシューティングである。全11ステージで構成され、オープニングとエンディング、及び一部のステージ間には、PCエンジンばりのビジュアルシーンが挿入される。  発売日がテクノソフトの名作シューティングゲーム『サンダーフォースIV』の1週間前だったことと、「美少女が登場することがウリ」のビジュアルシーンが敬遠されたのか、当時はあまり話題にならずに消えてしまった不遇のソフトである。  この手のシューティングゲームには付き物のパワーアップシステムだが、本作の場合、『ガンナー』と呼ばれる7種類のオプション武器と、『ムーバー』と呼ばれるガンナーのフォーメーションシステムが特徴となっている。 **本作の特徴『ガンナー』と『ムーバー』システム  本作は、自機の性能は一切パワーアップしない。そのかわり、ステージ中の決まった場所に配置されているガンナーを入手することで、自機の周りにオプションパーツが装着され、攻撃力を増すことが出来る。ガンナーを2つ取得すればフル装備となるため、ミスからの復帰は比較的容易である。  次に、本作の一番の特徴といえるムーバーシステムの説明をしよう。ムーバーシステムとはゲーム開始時にガンナーの配置と操作方法を選択するもので、「[[イメージファイト]]のビットっぽい動き」や「[[グラディウス>グラディウス(PCエンジン版)]]のオプションっぽい動き」など、7種類の中から選べるようになっている。要するに「有名ゲームのオプションシステムをばっちり取り揃えたから、好きなのを自由に選んでね」という、よく云えば大判振る舞い、悪く云えば節操がないというか、主張が弱く軸がブレているというか…まあ、そんな感じのシステムなのである。 ***ガンナーの種類と特徴 |BGCOLOR(#cccccc):ガンナー|BGCOLOR(#cccccc):説明| |ツイン|最も標準的な攻撃力を持つショット| |レーザー|敵を貫通するショット。オールマイティに使える| |バウンド|壁に当たると跳ね返るショット。狭い地形で威力を発揮する| |バーナー|炎のショット。攻撃力は高いが飛距離がやや短い。敵が見辛いのが難点| |スプレッド|敵や障害物に当たると爆風が発生し攻撃が持続する。連射が利かない| |5WAY|5方向を扇状に攻撃するショット。連射が利かない。地雷ぎみ| |セイバー|最大の攻撃力を持つが飛距離が短い。最も使う場所を選ぶ武器| ***ムーバーの種類と特徴 |BGCOLOR(#cccccc):ムーバー|BGCOLOR(#cccccc):説明| |ノーマル|自機の上下にガンナーが配置される。&br()方向キーを入れた方向にガンナーのショットを撃つ。&br()Cボタン:ショットの向きを固定する| |リバース|自機の上下にガンナーが配置される。&br()方向キーとは反対の方向にガンナーのショットを撃つ。&br()Cボタン:ショットの向きを固定する| |サーチ|自機の上下にガンナーが配置される。&br()自動的に敵をサーチする。&br()Cボタン:使用しない| |マルチ|自機の上下にガンナーが配置される。&br()3方向ショットで、自機を前後に動かすことで角度を変えることが出来る。&br()Cボタン:ショットの向きを固定する| |マルチR|自機の上下にガンナーが配置される。&br(マルチとは逆の動き。&br()Cボタン:ショットの向きを固定する| |シャドウ|自機をトレースする。グラディウスのオプションと同じ動き。&br()ショットの向きは常に前方固定。&br()Cボタン:ガンナーの配置を固定する| |ロール|自機の周りを回転する。ネタ装備。&br()Cボタン:ショットの方向を切り替える(「前方固定」又は「16方向」)| **シューティングゲームを始めたい人にぴったりの難易度  本作の『NORMAL』の難易度は、VCで配信中のシューティングゲームの中では、かなり低めに設定されている。「シューティングゲームに興味があるけど、横スクロールシューティングはなんだか難しそうで…」と考えている方には、入門用として最適なのではないだろうか。  特にゲーム開始時のムーバー選択を『サーチ』にすれば、ガンナーが自動的に敵を追尾して攻撃してくれるし、操作ボタンも一つ少なくなる。攻撃と避けに集中出来るため、とてもお勧めである。  またコンティニューも無制限で使用出来るし、再開時にムーバーを選択し直すことも出来るので、手詰まりとなることも少ないだろう。それにVCの中断機能もあるので、数日掛けてちょっとずつ進めることだって出来る。途中に挿入されるビジュアルシーンをご褒美にして先を目指して行けば、最後に「全面クリア」という大きな達成感を得ることが出来る。シューティングゲームの面白さを知るには、ちょうどいい塩梅の題材であろう。 **本作の本番『HARD』モード  シューティングゲームに慣れている方や、NORMALモードをクリアした方、そして元々ゲームが上手い方は、おそらく本作のNORMALの難易度では物足りなく感じるだろう。ステージがやや冗長に思えてくるし、敵の攻撃が薄くミスをする要素も少ないので、11ステージという長丁場の中で次第に飽きが来てしまう。  そんなあなたへ。『HARD』モードの世界へようこそ。  実は本作の難易度設定、NORMALモードとHARDモードとを比較すると、ゲーム性がかなり異なることに気づく。大雑把に云うと「敵の数が増える」「敵弾のスピードが2倍近くになる」という違いなのだが、このことがゲーム内容に大きな変化をもたらすのである。  まず、敵の弾速が速く自機を正確に狙って来るため、敵を撃ち逃すと厄介なことになる。その為「出現と同時に倒す」ことが非常に重要になる。従って敵の出現パターンを把握するのがクリアの大前提となる。  さらにNORMALモードでは非常に有効だった『サーチ』だが、HARDモードではやや厳しくなる。常に狙った方向を攻撃してくれるとは限らず、敵の出現数が増えたことで攻撃も分散される為、パターンが安定しないのだ。従ってHARDモードではサーチではなく別のムーバータイプを選択した方がよいだろう(筆者としては『リバース』『マルチR』あたりがお勧めです)。  また、本作は「死ぬと所定のポイントまで戻される」方式なので、ミスを繰り返すことで次第に敵の出現パターンを覚えられ、自分なりの復活パターンを構築できるだろう。まさに『[[R・TYPE I]]、[[II>R・TYPE II]]』『イメージファイト』などに代表される「パターン構築型シューティング」の醍醐味がここに存在するのである。  ついでに、ゲームに集中したいひとの為に、OPTIONモードでビジュアルシーンをカットすることも出来るようになっているので、こちらも活用したい。 **音楽が素晴らしいのです  本作の音楽は、『グランディア』シリーズ、『[[ラングリッサー]]』シリーズを作曲した岩垂徳行氏をはじめ、溝口功氏、窪寺義明氏、曳地正則氏らが担当している。疾走感と哀愁を感じる楽曲群は、まさに名曲揃い。特に1面の音楽は耳に残る素晴らしい名曲である。  なお、本作にはサウンドテストもあるので、音楽だけをじっくり堪能することも出来る。 **裏技 ***MANIAモード -タイトル画面で上、下、左、右、B、Aの順に入力する。タイトルの文字が金色になりマニアモードをプレイ出来る。 #region(以下ネタバレを含みます。続きを読む場合は+をクリック) ***ステージセレクト -ステージ開始直後の「STAGE XX START」が表示されている間に、B、B、C、A、上、下の順に入力する。 ***残機増殖 -ゲーム中にポーズをかけ、上、下、A、B、C、左、右、C、B、Aの順に入力する。 #endregion **他作品との関連 ***土田俊郎氏プロデュース作品 -[[重装機兵ヴァルケン]] -[[グレイランサー]] ***VC配信が期待されるソフト -[[ヴィクセン357]]
*グレイランサー #contents //ビジュアルシーンにも触れるつもりですたがとりあえずここまで… ---- **データ -NCS:2008年2月26日配信 -NCS(メサイヤブランド):1992年7月17日発売 -ジャンル:STG -プレイ人数 1人 -コントローラ:リモコン・GC・クラコン -使用ブロック数:26 -Wiiポイント:600 -当時の販売価格:8,300円 -攻略ページ --[[>http]] -紹介ページ --[[セガVC公式ページ>http://vc.sega.jp/vc_gleylancer/]] **概要  本作は1992年に日本コンピュータシステム(NCS)がメガドライブ専用ソフトとして発売した横スクロールシューティングである。全11ステージで構成され、オープニングとエンディング、及び一部のステージ間には、PCエンジンばりのビジュアルシーンが挿入される。  発売日がテクノソフトの名作シューティングゲーム『サンダーフォースIV』の1週間前だったことと、「美少女が登場することがウリ」のビジュアルシーンが敬遠されたのか、当時はあまり話題にならずに消えてしまった不遇のソフトである。  この手のシューティングゲームには付き物のパワーアップシステムだが、本作の場合、『ガンナー』と呼ばれる7種類のオプション武器と、『ムーバー』と呼ばれるガンナーのフォーメーションシステムが特徴となっている。 キャラデザインはエロ漫画家のあいざわひろし 開発スタッフ自ら創刊したグレイランサーのエロ同人誌は一部で話題となりました。 **本作の特徴『ガンナー』と『ムーバー』システム  本作は、自機の性能は一切パワーアップしない。そのかわり、ステージ中の決まった場所に配置されているガンナーを入手することで、自機の周りにオプションパーツが装着され、攻撃力を増すことが出来る。ガンナーを2つ取得すればフル装備となるため、ミスからの復帰は比較的容易である。  次に、本作の一番の特徴といえるムーバーシステムの説明をしよう。ムーバーシステムとはゲーム開始時にガンナーの配置と操作方法を選択するもので、「[[イメージファイト]]のビットっぽい動き」や「[[グラディウス>グラディウス(PCエンジン版)]]のオプションっぽい動き」など、7種類の中から選べるようになっている。要するに「有名ゲームのオプションシステムをばっちり取り揃えたから、好きなのを自由に選んでね」という、よく云えば大判振る舞い、悪く云えば節操がないというか、主張が弱く軸がブレているというか…まあ、そんな感じのシステムなのである。 ***ガンナーの種類と特徴 |BGCOLOR(#cccccc):ガンナー|BGCOLOR(#cccccc):説明| |ツイン|最も標準的な攻撃力を持つショット| |レーザー|敵を貫通するショット。オールマイティに使える| |バウンド|壁に当たると跳ね返るショット。狭い地形で威力を発揮する| |バーナー|炎のショット。攻撃力は高いが飛距離がやや短い。敵が見辛いのが難点| |スプレッド|敵や障害物に当たると爆風が発生し攻撃が持続する。連射が利かない| |5WAY|5方向を扇状に攻撃するショット。連射が利かない。地雷ぎみ| |セイバー|最大の攻撃力を持つが飛距離が短い。最も使う場所を選ぶ武器| ***ムーバーの種類と特徴 |BGCOLOR(#cccccc):ムーバー|BGCOLOR(#cccccc):説明| |ノーマル|自機の上下にガンナーが配置される。&br()方向キーを入れた方向にガンナーのショットを撃つ。&br()Cボタン:ショットの向きを固定する| |リバース|自機の上下にガンナーが配置される。&br()方向キーとは反対の方向にガンナーのショットを撃つ。&br()Cボタン:ショットの向きを固定する| |サーチ|自機の上下にガンナーが配置される。&br()自動的に敵をサーチする。&br()Cボタン:使用しない| |マルチ|自機の上下にガンナーが配置される。&br()3方向ショットで、自機を前後に動かすことで角度を変えることが出来る。&br()Cボタン:ショットの向きを固定する| |マルチR|自機の上下にガンナーが配置される。&br(マルチとは逆の動き。&br()Cボタン:ショットの向きを固定する| |シャドウ|自機をトレースする。グラディウスのオプションと同じ動き。&br()ショットの向きは常に前方固定。&br()Cボタン:ガンナーの配置を固定する| |ロール|自機の周りを回転する。ネタ装備。&br()Cボタン:ショットの方向を切り替える(「前方固定」又は「16方向」)| **シューティングゲームを始めたい人にぴったりの難易度  本作の『NORMAL』の難易度は、VCで配信中のシューティングゲームの中では、かなり低めに設定されている。「シューティングゲームに興味があるけど、横スクロールシューティングはなんだか難しそうで…」と考えている方には、入門用として最適なのではないだろうか。  特にゲーム開始時のムーバー選択を『サーチ』にすれば、ガンナーが自動的に敵を追尾して攻撃してくれるし、操作ボタンも一つ少なくなる。攻撃と避けに集中出来るため、とてもお勧めである。  またコンティニューも無制限で使用出来るし、再開時にムーバーを選択し直すことも出来るので、手詰まりとなることも少ないだろう。それにVCの中断機能もあるので、数日掛けてちょっとずつ進めることだって出来る。途中に挿入されるビジュアルシーンをご褒美にして先を目指して行けば、最後に「全面クリア」という大きな達成感を得ることが出来る。シューティングゲームの面白さを知るには、ちょうどいい塩梅の題材であろう。 **本作の本番『HARD』モード  シューティングゲームに慣れている方や、NORMALモードをクリアした方、そして元々ゲームが上手い方は、おそらく本作のNORMALの難易度では物足りなく感じるだろう。ステージがやや冗長に思えてくるし、敵の攻撃が薄くミスをする要素も少ないので、11ステージという長丁場の中で次第に飽きが来てしまう。  そんなあなたへ。『HARD』モードの世界へようこそ。  実は本作の難易度設定、NORMALモードとHARDモードとを比較すると、ゲーム性がかなり異なることに気づく。大雑把に云うと「敵の数が増える」「敵弾のスピードが2倍近くになる」という違いなのだが、このことがゲーム内容に大きな変化をもたらすのである。  まず、敵の弾速が速く自機を正確に狙って来るため、敵を撃ち逃すと厄介なことになる。その為「出現と同時に倒す」ことが非常に重要になる。従って敵の出現パターンを把握するのがクリアの大前提となる。  さらにNORMALモードでは非常に有効だった『サーチ』だが、HARDモードではやや厳しくなる。常に狙った方向を攻撃してくれるとは限らず、敵の出現数が増えたことで攻撃も分散される為、パターンが安定しないのだ。従ってHARDモードではサーチではなく別のムーバータイプを選択した方がよいだろう(筆者としては『リバース』『マルチR』あたりがお勧めです)。  また、本作は「死ぬと所定のポイントまで戻される」方式なので、ミスを繰り返すことで次第に敵の出現パターンを覚えられ、自分なりの復活パターンを構築できるだろう。まさに『[[R・TYPE I]]、[[II>R・TYPE II]]』『イメージファイト』などに代表される「パターン構築型シューティング」の醍醐味がここに存在するのである。  ついでに、ゲームに集中したいひとの為に、OPTIONモードでビジュアルシーンをカットすることも出来るようになっているので、こちらも活用したい。 **音楽が素晴らしいのです  本作の音楽は、『グランディア』シリーズ、『[[ラングリッサー]]』シリーズを作曲した岩垂徳行氏をはじめ、溝口功氏、窪寺義明氏、曳地正則氏らが担当している。疾走感と哀愁を感じる楽曲群は、まさに名曲揃い。特に1面の音楽は耳に残る素晴らしい名曲である。  なお、本作にはサウンドテストもあるので、音楽だけをじっくり堪能することも出来る。 **裏技 ***MANIAモード -タイトル画面で上、下、左、右、B、Aの順に入力する。タイトルの文字が金色になりマニアモードをプレイ出来る。 #region(以下ネタバレを含みます。続きを読む場合は+をクリック) ***ステージセレクト -ステージ開始直後の「STAGE XX START」が表示されている間に、B、B、C、A、上、下の順に入力する。 ***残機増殖 -ゲーム中にポーズをかけ、上、下、A、B、C、左、右、C、B、Aの順に入力する。 #endregion **他作品との関連 ***土田俊郎氏プロデュース作品 -[[重装機兵ヴァルケン]] -[[グレイランサー]] ***VC配信が期待されるソフト -[[ヴィクセン357]]

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