「団長、アンタまた店の酒に手ぇ出しましたね! 終いにゃ身体で払ってもらいますよもう!」
「・・・え、何それ、プロポーズ?」
「(無言で請求書を叩きつける)」ある日の風景5
銀縁の眼鏡をかけた、やや神経質そうなハーフエルフの男だ。上背はあるものの痩身で、一見あまり荒事に向いているようには見えないが、心得のある者なら腰に下げた細剣と油断のない振舞いから、よく研がれたサーベルのような印象を感じ取ることができる。シェラザ傭兵団の副団長で、経理担当。団長シェラザはローグなので、実質的な指揮官と言っても差支えない。
皮肉屋の毒舌家を装っているが、それは舐められない為身に付けた傭兵の処世術であり、根っからの苦労人気質であることは傭兵団の誰もが知っている。奔放なシェラザに振りまわされつつブレーキを掛けられるのはギルドールだけで、彼の存在なくして傭兵団は成り立たないだろう。
皮肉屋の毒舌家を装っているが、それは舐められない為身に付けた傭兵の処世術であり、根っからの苦労人気質であることは傭兵団の誰もが知っている。奔放なシェラザに振りまわされつつブレーキを掛けられるのはギルドールだけで、彼の存在なくして傭兵団は成り立たないだろう。