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一応金銀 その2 - (2007/01/01 (月) 10:08:28) のソース

ドラえもんと別れた後、のび太はエンジュシティについた。
そして、エンジュジムへ入った。
(・・・マツバ認定トレーナー 出来杉 しずか スネオ ジャイアン ドラえもん?)
なんとのび太以外の全員が既にバッジを手にしていた。
「じゃあ早速、バトルお願いします!」
「あぁ・・・いけ、ゲンガー」
マツバはかなり疲れた様子だ。だが、無理もないだろう。
1日で5人のトレーナーの相手をした上、休憩してないのだから・・・。
「いけ、ヨルノズク!」
のび太はホーホーを進化させていた。
「催眠術だ、ゲンガー」
ヨルノズクはすぐに眠ってしまった。
「夢食い・・・」
なんと開始30秒でヨルノズクは倒されてしまった。
「次は君だ、ピカチュウ!」
「ゲンガー、シャドーボールだ」
ピカチュウも一撃で倒されてしまった。
「そ、そんな・・・」
のび太は自分の弱さを知った。

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のび太は考えた。何故簡単に負けたのか。
テストで20点がやっとののび太なりに・・・。
そして、ある作戦が思いついた。
のび太は再びジムへと入っていった・・・。
そして2度目のジム戦が始まった。
「ゲンガー、シャドーボール」
「ピカチュウ、アンコールだ!」
ピカチュウは瀕死になったが、アンコールは成功した。
「いけ、ヨルノズク!」
(ヨルノズク・・・シャドーボールではダメージを与えられない・・・)
「今なら倒せる、ヨルノズク連続でつつくだ!」
「ちっ・・・ゲンガー、シャドーボールで怯ませろ」
ヨルノズクはシャドーボールが怖いのか、怯んでしまう。
「ゲンガー、シャドーボールだ!」
「よけろヨルノズク・・・えっ?」
ヨルノズクは怖さのあまりリフレクターで跳ね返したのだ。
(リフレクター・・・跳ね返す・・・よし!)
のび太の脳はフル回転し、一つの作戦を導き出した。

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「(アンコールが切れるまでは耐えるしかない)ゲンガー、シャドーボール」
「ヨルノズク、リフレクターだ!」
ヨルノズクはリフレクターを使った。
「今だヨルノズク、催眠術」
だが催眠術はゲンガーとは全然違う方向へいった。
それと同時にゲンガーのアンコールが切れた。
「的外れだ!(よし、アンコールが切れた)こっちもさいみ・・・何っ!?」
ゲンガーは眠っていた。
「どういうことだ?」
「ふふ・・・リフレクターで催眠術を反射させたのさ。背後からの攻撃ならゲンガーはよけれない!」
「しまった・・・」
「トドメだヨルノズク、つつく!」
ゲンガーは倒れた。
「やったああああっ!」
1度負けたせいか、のび太は物凄くうれしそうだ。
「・・・ッ!ぶつかってんじゃねえよ!」
外が何やら騒がしい。のび太は外に出てみた。
・・・ロケット団が男の人を殴っている。
「謝れよ!ごめんなさいはどうしたよ!・・・ッ」
どうやら酔っているようだ。
「・・・何だ?そこのガキ・・・いけすかねぇ・・・」
そういうと、ロケット団はのび太に殴りかかってきた。

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「うわあああっ!助けてドラえもんっ!」
のび太は力の限り叫んだ。
(・・・あれ?痛くないや)
団員はビックリした様子だった。
「ドラえもん?あの青狸のことか・・・?」
(どうしたんだ?とりあえず答えておこう・・・)
「そ、そうです・・・」
「お前は、青狸の知り合いなのか?」
「は、はい・・・」
怯えながらものび太は答えた。
そして、のび太は勇気を出して聞くことにした。
「あ、あの・・・ド、ドラえもんがどうかしたんですか・・・?」
すると団員は何を今更という顔をして答えた。
「ぁ?青狸はなぁ・・・俺達の計画に・・・ウッ」
団員が黒ずくめの男に殴られた。
「お喋りが過ぎますよ・・・」
「何だテメ・・・あああっ、すいません、とんだご無礼を!」
団員は物凄く怯えてる様子だ。
(だ、誰だあの人・・・怖い!)
のび太はその男に邪悪なオーラを感じた。
「どうやら貴方、青狸さんと友達のようですね・・・」
「は、は、はい・・・」
のび太は今にも漏らしそうな勢いだ。
「じゃあ、気を付けておいたほうがいいですよ、では・・・」
男と団員はポケモンに乗って飛んで行った。
そして、のび太のズボンは濡れていた・・・。

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現在の状況
のび太   ピカチュウLv25 ヨルノズクLv23 (バッジ4)
ドラえもん トゲピーLv22 バタフリーLv26 (バッジ4)
しずか   ベイリーフLv31 オオタチLv30 (バッジ4)
スネオ   マグマラシLv23 ゴルバットLv23 ストライクLv20 (バッジ4)
ジャイアン アリゲイツLv25 イシツブテLv23 (バッジ4)
出来杉   イーブイLv25 モココLv24 ユンゲラーLv22 (バッジ4)

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アサギシティ。
「いくわよ、サニーゴ!」
しずかは新しい仲間、サニーゴと共にタンバシティへ向かった。

・・・10分後、タンバシティジム内。
「いきなさい、メガニウム!」
しずかはベイリーフをメガニウムにしていた。
「こっちはニョロボンだ!」
(ニョロボンならメガニウムで余裕ね・・・)
だが、しずかの考えはあまりにも浅墓なものだった。
「ニョロボン、爆裂パンチ!」
「受けとめなさい、メガニウム!」
メガニウムは爆裂パンチを受けとめた。だが・・・
「メガニウム、葉っぱカッ・・・え?」
「かかったな・・・爆裂パンチは当たった相手を混乱させるのだ」
しずかのメガニウムは混乱により自分を攻撃し、倒れた。
(そんな、メガニウムはやられるなんて・・・)
しずかにとっては予想外の展開だったが、しずかは平静を装う。
「いきなさい、サニーゴ」
「迎え撃て、ニョロボン!」

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「ニョロボン、波乗り!」
サニーゴはいきなりダメージを受けた。
「終わりにしてやる、波乗り!」
だが、シジマの予想に反してサニーゴは残っていた。
「自己再生よ・・・」
しずかはサニーゴに自己再生を命令していた。
「・・・ならば一撃で決めてやる!爆裂パンチ!」
ニョロボンがサニーゴの方へ走り出した。
「今よ、サニーゴ!とげキャノンでニョロボンの周りを囲って!」
ニョロボンは8周ぐらいのトゲに囲まれた。
「フン、甘いわ!ニョロボン波乗りでトゲごとサニーゴを吹き飛ばせ!」
その時、しずかが微かに笑みを見せた。
「甘いのはどっちかしら?サニーゴ、ミラーコート」
サニーゴはダメージを受けたが、波は2倍の威力になってニョロボンに襲いかかる。
「なんの!爆裂パンチで波を切り裂け!・・・何?あの波は・・・!」
ミラーコートによって生じた波より波は高くなっている。
「残念だったわね、サニーゴの波乗りで波を大きくしたわ」
万事休す・・・ニョロボンは波に飲まれて倒れた。

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ジャイアンは、タンバシティに着いた。
「ん、あれは・・・?」
見たことのある顔だ。美形で知的な雰囲気を漂わせている少年・・・。
「出木杉!」
「やあ、剛田くん」
出木杉もジャイアンの方を見る。
「お前、ジムバッジをとったのか?」
「うん、今さっきね」
どうやら出木杉もタンバジムをクリアしたらしい。
「ところで、君のゴローン・・・進化させたいとは思わない?」
「どういうことだ?」
出木杉はボールからユンゲラーを出した。
「こいつと交換してまた元に戻す、こういうことさ」
ジャイアンは迷うことなく出木杉の指示に従った。
そして、間もなく二人のポケモンは進化した。
「それじゃ、また・・・」
出木杉が立ち去ろうとした。
「待て、出木杉!」
出木杉がジャイアンの方を振り向く。
「・・・なんだい?」
「俺と勝負だ!」
ジャイアンが切り出す。
(・・・まぁ経験値を稼げるし、悪い選択じゃないな・・・)
「よし、やろう」
ジャイアンVS出木杉のバトルが始まった。

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「いけ、オーダイル!」
「こっちはお前だ、デンリュウ」
出木杉とジャイアンは既に進化させていたようだ。
「(相性ならこっちが有利だ・・・)かみなりパンチだ」
「よけて切り裂くだ、オーダイル!」
オーダイルは攻撃をよけてデンリュウを切り裂いた。
「チッ・・・ならば電磁波だ」
オーダイルは麻痺して自由に動けなくなった。
「トドメだ、雷パンチ」
「オーダイル!」
オーダイルは倒れた。
「なら・・・ゴローニャ!」
「(チッ・・・相性ではこっちが不利だ)デンリュウわたほうし!」
「ゴローニャ、マグニチュードだ!」
効果抜群の攻撃でデンリュウは倒れた。
「いけ、ブラッキー」
出木杉はイーブイをブラッキーにしていた。
「相手が誰だろうが関係ねえ!いわおとし」
「避けろブラッキー・・・騙し討ちだ」
ブラッキーは岩おとしを避けて、背後からゴローニャを狙った。
「よけろゴロー・・・え?」
ゴローニャは動けず、ブラッキーの攻撃を食らった。
「わたほうしでゴローニャの素早さを下げたからね・・・避けれないよ」
出木杉が余裕の表情で言う。
「くそ・・・どうすりゃあ・・・」

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ジャイアンが考えている内にも出木杉の猛攻は続く。
「連続で騙し討ちだブラッキー」
「ゴローニャ、マグニチュードだ!」
辺りの地面が揺れ出した。
「ブラッキー、ゴローニャの上に乗るんだ」
ブラッキーは素早い身のこなしでゴローニャの上に乗った。
「ちくしょう・・・岩落としでブラッキーを狙え!」
「フフ・・・地面に降りろブラッキー」
ゴローニャの出した岩はゴローニャ自身を襲い、ゴローニャは瀕死になった。
「・・・お前が最後だ、ケンタロス!」
ジャイアンの新しい仲間、ケンタロスだ。
(このまま決めるのも面白くないな・・・新しい戦力を試してみるか)
「戻れブラッキー・・・いけ、スターミー」
出木杉も新しい戦力を繰り出した。
「ケンタロス、つのでつく!」
「スターミー、波乗りだ」
波はケンタロスの攻撃を防ぐだけではなく、ケンタロス自身をも襲った。
「そんな、マジかよ・・・」
「終わりだ、スターミー波乗り!」
ケンタロスは倒れた。
「戻れスターミー・・・それじゃ、僕はいくよ」
そう言うと、出木杉はスターミーに乗ってアサギの方向へ去っていった。
「ちくしょう・・・もっと強くならないと・・・」
ジャイアンは強く思ったのだった。

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タンバシティジム。
スネオはシジマと戦っていた。
「ドククラゲ、とどめの波乗り!」
「・・・見事だ。このバッジをやろう」
スネオは捕まえたドククラゲを使い、勝利した。
そして、ジムを出た時だ。
「ん?あのゴリラ似の顔、あの体型・・・」
そう、紛れも無くジャイアンだ。
(ちょっとした暇つぶしにあいつを倒すか・・・恨みもあるしな)
「やあ、ゴリラ顔のジャイアン!」
ジャイアンが凄い形相で振り向く。
「スネオォ~・・・テメー何様のつもりだ!」
ジャイアンは修行の途中だった。
「暇つぶしに軽く倒してあげようと思ってね!」
ジャイアンはいよいよ爆発しそうだ。
「こんの野郎!ぶっつぶしてやる!」
(フフ、かかったかかった・・・)
「じゃあ、ポケモン勝負でケリをつけよう!」
スネオが提案した。
「望むところだ!ぶっ潰してお前もぶっ潰す!」
・・・数分後。
「うわーん!痛いよママー!」
スネオはジャイアンに負けて殴られていた・・・。

そして、ついにジャイアンのジム戦・・・。
「やったぜ、オーダイル!」
修行の成果があったらしく、ジャイアンは快勝した。

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現在の状況
のび太   ピカチュウLv29 ヨルノズクLv26 (バッジ4)
ドラえもん トゲピーLv24 バタフリーLv29 (バッジ4)
しずか   メガニウムLv38 オオタチLv34 サニーゴLv30 (バッジ5)
スネオ   マグマラシLv27 ゴルバットLv26 ストライクLv26 ドククラゲLv26 (バッジ5)
ジャイアン オーダイルLv32 ゴローニャLv31 ケンタロスLv24 (バッジ5)
出木杉   ブラッキーLv31 デンリュウLv30 フーディンLv26 スターミーLv24 (バッジ5)

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アサギシティ。
のび太は途方に暮れていた。
もちろん、波乗りを覚えるポケモンがいないからである。
(ん?あれはドラえもん!)
のび太は20メートルほど先の海沿いにドラえもんの姿を見た。
「ドラえもーん!」
のび太は嬉しそうにドラえもんの方へ駆け寄る。
「あ、のび太君・・・」
対してドラえもんは気が晴れない様子だ。
「どうしたの?ドラえもん」
「それが、波乗りを覚えるポケモンがいなくてね・・・」
どうやらドラえもんものび太と同じ境遇らしい。
「僕も同じさ。どうすればいいんだろ・・・」
その時だ。元気のいい船乗りの声が聞こえてきた。
「はーい!今から水ポケモンバーゲンセールでーす!」
「えっ?」
言うがはやいか、二人は同時に走っていた。
「・・・聞いたよね?のび太君・・・」
「うん、聞いた聞いた!」
((このチャンスをのがしてたまるか!))
二人の思いは重なった。
・・・だが、そこには想像を絶するような光景があった・・・。

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船乗りとポケモンのボールを置く台の周りには人、人、人。
まるでスーパーのタイムサービスにたかる主婦のようだ。
「な、なんだあれ・・・」
のび太は口がぽかーんと開いてしまった。
「いいから、いこう!」
ドラえもんがのび太の手を引っ張り、人ごみの中に入っていく。
「ああ・・・どれがどのポケモンのボールなのかわからない・・・」
ドラえもんとのび太は必死にボールを取り、人ごみの中から抜けた。
「はぁ・・・はぁ・・・」
「息が出来なかったよ・・・」
しかし、二人は息をつく暇もなく追われることになる。
「おい、そこの一人と一匹!金はどうしたぁ!」
船乗りが追いかけてくる。
「ドラえもん・・・お金は?」
「な、ない・・・」
二人はあわててポケモンを出した。
「これは・・・ゴルダック!」
「僕のはキングラーだ!」
のび太はゴルダック、ドラえもんはキングラーだったようだ。
「待てえええい!ポケモンを返せっ!」
船乗りが今にも襲いかかってきそうな勢いでこっちへ来る。
「よし、いけゴルダック(キングラー)!」
二人は海に出て、やっと追っ手を振り払ったのだった・・・。

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そして二人はタンバシティについた。
「よし、ジムは僕からいくよ!」
ドラえもんがついた途端に言った。
「ええー?待ってよ、今日は僕が先にいきたい!」
のび太も先にいきたいようだ。
「僕が先にいくんだっ!」
ドラえもんが走り出した。
「いいや、僕だ!」
のび太も走り出した。
二人のスピードはほぼ互角だ・・・。
そして、なんと二人は同時にジムに入っていった。
「「ジム戦、お願いし・・・」」
二人は言葉が詰まった。
ジムの中にいるシジマが倒れていたからだ・・・。
「どうしたんですか?」
のび太が駆け寄り、ドラえもんもそれに続く。
シジマは、駆け寄ってくるドラえもん見て思った。
(くそ・・俺がやられてなければ・・だがもう妻には会えない・・)
そしてシジマは言った。
「赤髪の少年・・にやられた・・」
「「シルバーだ!」」
二人は同時にシルバーだということを悟った。
「あいつのポケモンにやられて・・この様だ・・」
「ひどい・・・」
のび太は動けなくなっているシジマを見て、同情した。
「ジムバッジは渡そう・・動けなくなったのは俺が不甲斐ないからだ・・」
「え?勝負はしてないのに・・・」
「俺の勝手な都合で旅を遅らせる訳にはいかないからな・・・」
シジマはそう言うと、懐からバッジを取り出し二人に渡した。

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のび太とドラえもんがタンバを後にした時のことだ。
何者かがタンバジムに入っていった。
「シジマさん・・何故私に連絡しなかったんですか?青狸さんが来たにも関わらず・・」
その男は倒れているシジマを見て言った。
「・・・!何故・・貴様が?ずっと俺を監視していたのか?」
シジマの目には怒りが露わになっている。
「ええ。しかし、口の利き方には気をつけたほうがいいですよ・・・」
「じゃあ・・最初から俺の連絡は必要なかったのか?」
シジマは倒れながらも男を凄い形相で睨んでいる。
「ええ。必要ないといえば、確かにそうですね」
「貴様、よくも・・!妻を返せ!今すぐにだ!」
凄い剣幕で怒鳴るシジマ。だが男は全く動じない。
「今すぐには無理ですよ。まだ秘伝マシンを貰ってないのでね」
そう言って男が指を鳴らすと、ジムに赤髪の少年が入ってきた。
「き、貴様は・・・!」
「ええ。そうですよ・・これは私達の作戦です」
男は冷酷な目でシジマを見下す。
「元々、私達はあなたの妻を返す気なんてありません・・永遠に秘伝マシンを作ってもらいますから」
「許さん・・許さんぞ!」
「吠えるだけ吠えなさい・・どうせあなたの妻は一生ロケット団で働くんですからね」
そう言い終えると、男と赤髪の少年は去っていった。
「すまん!わしが不甲斐ないばっかりに・・・すまん!」
シジマの回りの床は濡れていた・・・。

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スネオはアサギジムに入った。
(ミカン認定トレーナー出木杉、しずか、ジャイアン・・・あのゴリラに抜かされたのか)
「私の使うタイプは鋼タイプです・・」
「いいからさっさとやりますよ、いけマグマラシ!」
スネオは大人しいミカンに対しては礼儀がない。
「そうですか・・いきなさい、コイル」
「マグマラシ火炎車!」
コイルは一撃で倒れた。
「フフン!余裕余裕!」
「なら・・いきなさい、ハガネール!」
ハガネールはマグマラシの10倍の大きさだ。
「マグマラシ、火炎車で仕留めろ!」
「ハガネール、穴を掘る」
ハガネールは地中に潜った。
(穴を掘るをよけた後、相手はスキが出来る・・その瞬間に攻撃を叩きこむ!やっぱ僕って天才?)
「出てきなさい、ハガネール!」
「下だ、よけろマグマラシ!」
マグマラシは下からくるハガネールを容易く避けた。
「よし、今だマグマラシ、火炎車!」
マグマラシは炎をまとい、ハガネールにぶつかろうとした。
・・・その時だ。
突然地面からハガネールの尻尾が出てきてマグマラシを襲った。
「マ、マグマラシ!」

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「読みが甘かったようですね。ハガネールの体長を持ってすれば容易いことです」
ミカンが言う。
「くそ!なら次はドククラゲ、お前だ!」
スネオはドククラゲを繰り出した。
「一撃で決めてやる、波乗りだ!」
「ハガネール、穴を掘る」
ハガネールは地中に潜って波乗りをかわした。
だが、これはスネオの想定内のことだった。
「ドククラゲ、地面に向かってバブル光線だ!」
地面に50cmほどの穴が出来た。
「その程度ではハガネールには届きません」
そしてスネオはニヤリと笑った。
「届かせるんだよ!ドククラゲ、波乗り!」
波は穴に入っていく。
そして波の勢いで水はどんどん地中に流れ込む・・・。
暫くして、中から出てきたのは・・
「ハガネール!」
ハガネールは浸透してきた水のダメージで倒れていた

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現在の状況
のび太   ピカチュウLv32 ヨルノズクLv29 ゴルダックLv29 (バッジ5)
ドラえもん トゲピーLv28 バタフリーLv32 キングラーLv29 (バッジ5)
しずか   メガニウムLv40 オオタチLv36 サニーゴLv34 (バッジ6)
スネオ   マグマラシLv31 ゴルバットLv30 ストライクLv29 ドククラゲLv29 (バッジ6) 
ジャイアン オーダイルLv34 ゴローニャLv33 ケンタロスLv27 (バッジ6)
出木杉   ブラッキーLv32 デンリュウLv31 フーディンLv29 スターミーLv28 (バッジ6)
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