ドラえもん・のび太のポケモンストーリー@wiki

携帯獣 その2

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『ドラえもんのび太の携帯獣冒険記』
第一章 ♯第四話「パートナー」

一向は研究所を出たあと、早速次の町、トルマタウンに向かうことにした。
町の出口には立て札があり、『この先、401番道路』と書かれていた。


しばらく歩くと、目の前には大きな草原が広がっていた。
「うおお!ゲームとはえらく違うぜ」
ジャイアンが感動の雄叫びをあげる。オリーは鞄からモンスターボールを取り出し、
5人に配った。
「さ、まずはポケモンに慣れなきゃね。パートナーのポケモンと協力して、
なんでも良いから一匹、ポケモンを捕まえてきて」
「ようし、頑張るぞお!行こう、ドラえもん、しずちゃん!」
のび太はすっかり張り切って、意気揚揚と草むらに進んでいった。
「おし!のび太には負けねえぜ、行くぞスネ夫!」
「オーケー、ジャイアン!」
ジャイアンとスネ夫はのび太達とは反対の草むらに向かった。
五人が去った後、オリーはゼンマイに電話をした。
「オリーです、とりあえず、一つ目の課題は出しました……ええ、まずは様子見ですね」



のび太、しずか、ドラえもんは川のほとりに来ていた。
色々と便利な水ポケモンを捕まえたいという、しずかの希望だった。
「どうせなら、可愛いポケモンがいいわ、マリルとかいないかしら?」
ピチューを肩に乗せ、楽しそうに探索を始めるしずかの姿を眺めていたのび太は、
あることを思い出した。
「そういえば、ドラえもんのパートナーって?」
ドラえもんはにやりと笑い、ボールからポケモンを出した。
「これが僕のパートナー、ゼニガメさ!」
ドラえもんは高らかに言う。
「このつぶらな瞳、この体型、そして将来有望な彼こそまさに僕に相応しいと思わないか?」
ドラえもんはゼニガメを抱き上げ、頬擦りをしている。
さすがにのび太もこれには引いて、しずかの様子を見に行った。というより逃げた。


のび太がしずかを見つけたときには既に彼女は
お目当てのマリルをゲットするのに夢中だった。
「ピチュー!電気ショックよ!」
ピチューは電撃を放ち、マリルを弱らせる、マリルが反撃してきてもピチューは、
しずかの指示に従い、華麗に避ける。
「そろそろかしら、お願いモンスターボール!」
しずかはマリル目がけボールを投げた。ボールはマリルに命中した。
「……大丈夫よね?」
しずかは恐る恐るボールに近づき、拾い上げた。マリルは諦めた表情を浮かべ、
しずかを見ていた。
「や、やった……!」
しずかは嬉しくなって、ピチューを抱き上げ、走り回った。
「嬉しそうだな……しずちゃん……僕も探そう!」
のび太はヒコザルをボールから出した。
「行こう!ヒコザル!」
のび太はまだ見ぬ新しい仲間を思い描き、走り出した。
ヒコザルは嬉しそうにのび太の後を追った。



ジャイアンとスネ夫は大分遠くまで来ていた。
こういう人目のつかないところに珍しいポケモンがいると予想していたのだ。
実際、周りのポケモンの中には希少なラッキーやガルーラの姿もある。
「なかなかみつからねえなあ、バルキー」
「ちょっと、ジャイアン、バルキーは山に生息してるんだよ?
ここは草原。みつかりっこないよ」
ジャイアンは肩を落とした。しかし、そんな彼の前をズガイドスを横切った。
「うほおお!?ズガイドスじゃねえか、捕まえるぜ!」
ジャイアンはポチエナを出し、共に逃げるズガイドスを追った。
スネ夫はそんな彼等の姿を猟師と猟犬とかぶらせた。


ズガイドスは必死に逃げ続けたが、とうとう崖までポチエナに追い詰められた。
ズガイドスはとうとうやっきになってポチエナに向かってきた。
「やべえ、ポチエナ避けろ!」
ジャイアンの指示でポチエナは素早く脇に避けた。
ズガイドスは攻撃を外されたが、そのまま真っ直ぐジャイアンに向かってきた。
「お、やるってのか?おもしれえ!」
ジャイアンはボールを構え、タイミングを見計らって、ボールを投げた。
ボールはズガイドスの細い足に見事当たった。ジャイアンはズガイドスを捕まえた。
「うし!やったぜ」
ジャイアンはボールを拾うと、ポチエナの頭を撫でてやった。
その時、崖に突然亀裂が走った。
「!」
気づいたときにはもう遅かった。崖は崩れ、ジャイアンはバランスを崩し、
ポチエナごと落ちていった。



手持ち
のび太 ヒコザルLv10
ドラえもん ゼニガメLv10
しずか ピチューLv8 マリルLv12
ジャイアン ポチエナLv9 ズガイドスLv11
スネ夫 ニャルマーLv10
オリー ミミロップLv16 エアームドLv14

  • 注 この小説のポケモンは特に、レベルアップで覚える技等は関係なく、
そのポケモンが使用できる技ならレベルに関係なく使わせたいと思います。
ただし、破壊光線など特定のポケモンしか覚えない技は除きます。



『ドラえもんのび太の携帯獣冒険記』
第一章 ♯第五話「デビュー戦」

ジャイアンは落ちながらも、必死にポチエナをつかまえて、抱き寄せた。
「このままじゃ、マジでやばい!」
地面がだんだん近づいてくる、ジャイアンは神に祈りながら目を瞑った。
すると、祈りが通じたのか、ジャイアンはなにか柔らかいものにぶつかり、
それを下敷きにして地面に落ちた。
「……た、助かったのか?」
ジャイアンは幸いにも無傷だった。ポチエナもジャイアンの懐で
元気そうに尻尾を振っている。
「ジャイアーン!大丈夫かーい?」
崖の上から顔を真っ青にしたスネ夫が呼びかけてきた。
「おーう!大丈夫だあ。このポケモンが……あれ?」
ジャイアンは自分の下敷きになったポケモンを恐る恐る見た。マスキッパだ。
失神していたマスキッパは目を覚ますとジャイアンを思いっきり振り払った。
ジャイアンはいきなりのことに驚いて、うまく受身がとれずに、
無様に地べたに這いつくばった。
「く……よくも、行けポチエナ!噛み付いてやれ!」
一応命の恩人のマスキッパにジャイアンは悪態をついた。ポチエナは
ジャイアンの懐から抜け出し、猛然とマスキッパに飛び掛った。
しかし、マスキッパは余裕の表情を浮かべ、空中にフワっと浮き上がり、
ポチエナの攻撃を回避した。
そして、そのままポチエナに自分の触手で鋭い一撃を加えた。
ポチエナはそのまま倒れ、気を失った。
「ああ、ポチエナが……」
ジャイアンが慌ててポチエナを抱き上げる。
「ジ、ジャイアン、今助けを呼ぶよ、なんとか頑張って!」
スネ夫は大急ぎでオリーにポケギアで電話をした。



のび太はヒコザルと共に、ポケモンを倒しながら移動していた。
本当ならば彼はポケモンを捕まえたいのだが、なんせ、
ボールのコントロールが最悪で、 ポケモンに当たるどころか、
壊されたり、打ち返されて自分に当たったりした。
そいううことを繰り返しているうちにボールは残り一個になってしまった。
「こうなったら、ここら辺で一番強いポケモンをゲットするしかない!
そのためにもレベルを上げておかなくちゃ、ね、ヒコザル!」
のび太の呼びかけにヒコザルは笑って答える。


のび太がポケモンを更に四匹ほど倒し、進んでいくと、
うろたえているスネ夫を見つけた。
「どうしたの、スネ夫?」
スネ夫はのび太に気づくと、泣きそうな顔でのび太に飛びついてきた。
「ど、どうしたんだよ」
「ジャイアンがピンチなんだよ!」
スネ夫はのび太の手をひき崖下の光景を見せた。
崖下ではジャイアンがフラフラになってズガイドスと共に
マスキッパと対峙している。
「なあ、のび太、どうしよう?一応オリーさんを呼んだけど、
このままじゃあ、ジャイアンが……」
困り果てたスネ夫の肩をのび太が優しくたたいた。
「大丈夫だよ、僕に考えがある」
そう言うと、のび太はランニングシューズのボタンを押した。
するとシューズからモーター音が聞こえてきた。
「これで坂を下れば大丈夫だよ、僕もさっき高いところから落っこちたけど
ぜえんぜん痛くなかったんだ」
「フム……衝撃吸収能力もあるのか。いけるかもしれないぞ」
スネ夫はすっかり関心し、自分もシューズを起動させた。
「よし、行こう!」
のび太とスネ夫はジャイアン援護のため坂を駆け下りていった。



ジャイアンとズガイドスはマスキッパの攻撃を避けるだけで精一杯だった。
「ズガイドス、右に避けろ!」
間一髪。ズガイドスはマスキッパの攻撃を避けた。
マスキッパは鞭で攻撃するのに飽きて、直接攻撃に出ることにした。
大きな口を開けて、ズガイドスに噛み付こうと突撃してきた。
「今なら……ズガイドス、頭突きだあ!」
ズガイドスは飛び跳ね、頭上から渾身の一撃を加えた。
マスキッパは一瞬怯んだがすぐに立てなおし。触手でズガイドスを弾き飛ばした。
ズガイドスには効果抜群の攻撃だったので、ダウンしてしまった。
ジャイアンにはもう手持ちはいない、マスキッパは獲物を食そうと、
じりじりとジャイアンに詰め寄ってきた。
「こ、ここまでか……まさかこんなやつに殺されるとは……」
ジャイアンが諦めかけた。その時、誰かが上から落ちてきて
そのままマスキッパを踏みつけたのだ。
「だ、誰だ?」
ジャイアンの視線の先にはのび太とスネ夫が立っていた。
「た、助けにきてくれたのか……」
「ジャイアン、下がってて。行けニャルマー!」
「行くぞ、ヒコザル!」
のび太とスネ夫はそれぞれポケモンを繰り出した。マスキッパは食事を邪魔され、
かんかんに起こっている。
そして、またもや大きく口を開け、突撃してきた。
「甘い!ニャルマー、猫だましだ!」
ニャルマーはマスキッパの顔にすうーっと近づき、驚かせた。
マスキッパすっかり驚いて、怯んだ。
「ナイスだスネ夫、ヒコザル、火炎車だ!」
ヒコザルは火を吹きながら激しく回転し、マスキッパに体当たりをした。
炎に弱いマスキッパは慌てふためいて、がむしゃらにツルで攻撃してきた。



「あ、危ない!」
のび太とスネ夫は慌てて身を屈めた。ヒコザルもなんとか攻撃を避けたが、
ニャルマーは避けきれず、ツルが直撃し、動けなくなった。
「ああ、ニャルマー!……のび太、頼む!」
「うん、わかった」
のび太は決意の表情を浮かべ、マスキッパに向かっていった。
「必ず、捕まえてみせる!」
のび太は自分がノーコンなことは分かっている、投げて当たらないのなら、
『直接ぶつければいい』と思ったのだ。
マスキッパも次第に落ち着き、真正面から向かってくるのび太にようやく気づいた。
マスキッパはまたもやツルを振り回し、牽制する、しかし、のび太は既に
マスキッパの懐に潜り込んでいた。
「いっけええええええ!」
のび太はアニメの主人公のような台詞を叫び、マスキッパにボールを当てた。
マスキッパはボールに収まるも、なんとかして出ようともがいた。
のび太は両手でそれを必死に押さえ込んだ。



マスキッパが脱出を諦めた。のび太の顔にだんだん笑みが浮かんできた。
「やったー!僕が捕まえたんだあ!」
のび太はぴょんぴょんとその場で跳ねた。ジャイアンとスネ夫はのび太に近づいた。
「やったじゃんか!のび太よお!」
「ま、僕にも感謝しろよ」
ジャイアンとスネ夫はそれぞれのび太をほめた。すると、上空から銀色の
鳥ポケモンにまたがった、オリーとドラえもんとしずかが現れた。
「大丈夫だった三人とも?」
オリーが心配そうに尋ねる。のび太達は笑って見せた。
「ごめんなさいね、私の調査不足で、危険な場所を知らせなくて……
みんな無事で良かったわ」
オリーは申し訳なさそうに言う。
「いいよいいよオリーちゃん、そんなことよりここから出ようよ」
のび太は明るく言った。こうして彼等は崖下を脱し、ヨモギタウンに戻った。



手持ち
のび太 ヒコザルLv12 マスキッパLv16
ドラえもん ゼニガメLv10 ?
しずか ピチューLv8 マリルLv12
ジャイアン ポチエナLv9 ズガイドスLv11
スネ夫 ニャルマーLv10
オリー ミミロップLv16 エアームドLv14



『ドラえもんのび太の携帯獣冒険記』
第一章 ♯第六話「暗雲」

ヨモギタウンに到着した一行はポケモンセンターに入った。
センターの中には何人かのトレーナーがポケモンを見せ合ったりして
楽しそうに会話している。
オリーは看護婦らしき人と話をしている。
そして、話が終わるとのび太達の方へ戻ってきた。
「さてと、じゃあ傷ついたポケモン達をあの看護婦さんに預けてきて、
5分もすれば全快して帰ってくるから」
ジャイアンは傷ついたポチエナとズガイドスのボールを手にとり、
看護婦の方へ向かった。
スネ夫も回復すべきなのだが、何か迷っているようで、そわそわして落ち着かない。
「スネ夫さん、どうしたの?」
しずかが心配そうにスネ夫に尋ねる。スネ夫は少しためらったが口を開いた。
「あのさ、僕だけポケモン捕まえてないんだよね……
それで今捕まえてこようかなと思ってさ」
スネ夫の発言にオリーの表情が少し険しくなった。
「駄目よ、君のニャルマー、今傷ついているじゃない!」
オリーがスネ夫に注意するが、スネ夫はまだ煮え切らない感じだ。
「お、お願いだよ、あんまし無理させないしさ……行ってくるね!」
スネ夫はランニングシューズを起動させ、また401番道路に向かった。
そのときドラえもんはなんとなく嫌な予感がした。



01番道路に着いたスネ夫は、すぐにボールからニャルマーを出した。
ボールから出たニャルマーは甘えるようにスネ夫の足元に寄ってきた。
そんなニャルマーをスネ夫は抱きかかえた。
「これから新しい仲間を見つけに行くよ、頑張れるかい?」
スネ夫の呼びかけに応えるようにニャルマーは可愛らしい鳴き声を上げた。


スネ夫はしばらく辺りを探し回ったが全くポケモンの姿が見えず、焦り始めていた。
「ど、どうしよう……皆に迷惑かけちゃうよなあ……」
スネ夫がジャイアンに追いかけられる姿を想像し、
身震いしていると、目の前の草むらからラクライが顔を出した。
「ああ――っ!!ゲ、ゲットしなくちゃ!ニャルマー、騙し討ちだ!」
ニャルマーはラクライに飛び掛り、鋭い一撃を加えた。
「ようし、いいぞ!ゲットするぞ!」
スネ夫はラクライ目がけボールを投げた。ボールはラクライに命中した。
スネ夫はボールを拾い上げ、得意そうな顔をしている。
スネ夫が満足げにポケモンセンターに戻ろうとすると、
目の前に自分より少し年上の眼鏡をかけた可愛らしい女性が立っていた。
「わあ~いいなあ!」
女性はスネ夫の元に小走りで近寄ってきた。
「あのう、そのラクライちゃん、見せてくださいませんか?」
スネ夫にとってはタイプの人だったのでスネ夫は少し固まっていたが、
慌ててラクライのボールを渡した。
女性はラクライを見て、満面の笑みを浮かべた。
「かっこいいなあ……。あ、私ミストっていうんです。
電気タイプのポケモンが好きでしてね……。あなたは?」
「はっ、ええとスネ夫といいます」
「まあ、スネ夫さん!なんて凛々しい名前!何処からいらしたんですか?」
本来なら地球から来た。というのはタブーなのだが、スネ夫はすっかり調子に乗ってしまった。
「ああ、僕は地球という惑星からきましてね、この星の危機を救いに来たんですよ」
「まあ、素敵!」
スネ夫は更に続ける。



「まあ、素敵!」
スネ夫は更に続ける。
「そして僕はこれから起こる異変を未然に防ぐためにこれから、
子分たちと『地龍の巣窟』に出発するんですよ!」
ミストは『地龍の巣窟』という言葉を聞き、目を光らせた。
そのことにスネ夫は気づいていなかった。
「そうなんですかあ!大変ですねぇ……。
そうだ!『地龍の巣窟』への道のりは大変って聞きますし、
もう少し強いポケモンを手に入れたらどうです?」
「え?ええまあ……そうですね」
ミストの言うとおりと思い、スネ夫は相槌を打った。
「だったら、このラクライちゃん、私のブラッキーと交換してくれませんか?」
スネ夫はかなり驚いた。こんなところでブラッキーという
レアポケモンを手に入れるなど思いもしなかったからだ。
「い、いいんですか?ブラッキーなんて?」
「はい!でも一つお願いがあるんですけど、
このブラッキー今入ってるこのボールじゃないと駄々をこねちゃうんですよ、
だから、このボールに入れてくれればいいですよ?」
「大丈夫ですよ、そのくらい」
こうして、スネ夫のラクライとミストのブラッキーの交換は成立した。
スネ夫はボールに入ったブラッキーをまじまじと見つめている。
そして皆が待っていることを思い出して、慌ててシューズを起動させた。
「じゃあ、僕はここで」
「はい、また会えるといいですね」
スネ夫は軽くミストに手を振ると、全速力でポケモンセンターに戻った。


スネ夫が帰ったあと、ミストは妖しい笑みを浮かべ、ポケギアを手にとり、誰かに電話をした。
「もしもし、ボスですか?やりましたよ!『地龍の巣窟』へ向かう手がかりを!
……はい、はい……いえ、まだ実在するとは限りませんが、
念のため、情報源の子供に盗聴機能付きのモンスターボールを渡しました。
……分かりました。今本部に帰還します」
電話を切ったミストはピジョットをボールから出し、
それにまたがり、飛び去っていった。



手持ち
のび太 ヒコザルLv12 マスキッパLv16
ドラえもん ゼニガメLv10 ?
しずか ピチューLv8 マリルLv12
ジャイアン ポチエナLv9 ズガイドスLv11
スネ夫 ニャルマーLv10 ブラッキーLv26
オリー ミミロップLv16 エアームドLv14