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自然言語処理

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有限オートマトン
1.有限個の状態の集合 K
2.有限個の入力アルファベット Σ
3.遷移の集合δ+開始記号 S(S∈K)
4.最終状態の集合 F(F⊆K)

有限オートマトン M=(K,Σ,δ,S,F)



形式文法
1.非終端記号の集合 N
2.終端記号の集合 Σ
3.生成規則(書き換え規則) P
4.開始記号 S

形式文法 G=(N,Σ,P,S)



正則文法(正規文法)(regular grammer : RG)
形式文法 G=(N,Σ,P,S)のうち生成規則Pが次の形になっているもの。
●A→aB    もしくは
●A→a
開始記号Sについては
●S→ε
ただし、  A,B∈N,  a∈Σ

正則文法は3型文法とも呼ばれる。



文脈自由文法(context-free grammer : CFG)
形式文法 G=(N,Σ,P,S)のうち生成規則Pが次の形になっているもの。
●A→α  ( A∈N, α∈(Σ∪N)* )

文脈自由文法は2型文法とも呼ばれる。


プログラミング言語は文脈自由文法で生成できる。
→ ある条件を満たす文脈自由文法 : LL(1)文法


チョムスキー標準形(Chomsky normal form : CNF)
形式文法 G=(N,Σ,P,S)のうち生成規則Pが次の形になっているもの。
1.A→BC  ( A,B,C ∈ N )
2.A→a   ( a∈Σ )
3.S→ε


グライバッハ標準形(Greibach normal form : GNF)
形式文法 G=(N,Σ,P,S)のうち生成規則Pが次の形になっているもの。
1.A→aB1B2…Bm  ( a∈Σ、   B1,B2,…,Bm ∈ N )
2.A→a   ( a∈Σ )
3.S→ε



s文法
1.生成規則の右辺は終端記号で始まる
2.生成規則の左辺が同じなら右辺は異なる終端記号で始まる

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