■■RPGとは■■
RPGとはクールな遊びだ。
最初に誕生したRPGは、深く深く続く迷宮を、戦士や魔法使いになって踏破するエキサイティングなものだった。
そして今や、極東の地の神秘のニンジャを遊ぶことすら出来る程に進化した。
さて、用意するものはほんの少しだ。
まずはこのルールブック。これにはネオサイタマを駆け抜ける為の、ちょっとしたコツが書かれている。誰も彼もが好き勝手にああしたい、こうしたいって言い出したら収拾がつかないだろう。そこをクールに、エキサイティングにまとめる為の手順が書かれているんだ。
次にダイス。これは一人につき十個程度用意して欲しい。
何面体かだって? 十面体以外のダイスはダイスじゃないよ(ってGiudittaが書いておけってさ)。ちゃんと0から9までの目のあるダイスを用意して欲しい。
もうひとつ、キャラクターシートのコピーだ。これは巻末に掲載しておくから、人数分コピーして用意しておいて欲しい。この紙にはネオサイタマの地を駆ける、君の分身のあらゆるデータを掲載することになる。楽しみにしておいてくれ。
そして飲み物とお菓子だ。これは大事だ。比較的長時間しゃべり続ける遊びだから、当然喉が乾く。話すってすごく体力を使うからね、当然腹も減る。ちょっと多めに用意しておくといい。
忘れるところだった、最後に一番重要なのは一緒に遊ぶ仲間だ。
このRPGは二人から六人くらいで遊ぶことを前提に書いてある。その中の一人はゲームマスター、略してGMと言って、とびっきりクールな役職だ。残りの皆はプレイヤー、PL。こちらはGMの提示したエキサイティングな舞台で踊る役者の役割さ。
さぁ、次のページからは君達の分身を作る方法が書かれている。楽しみにしていてくれ。
最終更新:2013年01月18日 12:34