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磁束密度と磁場に関する正しい理解
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\[ 磁束密度・磁場・磁化電流・分極磁荷に関する正しい理解の仕方を述べる。 \\ \\ まずは以下の問題を考える。\\ \\
問題:以下の文章について誤りを指摘せよ。\\ \\ 問1:アンペールの法則により、磁場\textbf{H}は真電流のみによって生ずる。\\
問2:磁束保存則により、磁束密度\textbf{B}は真磁荷のみによって生ずる。\\ \\
解1:磁場\textbf{H}は真電流のみではなく、分極磁荷によっても生ずる。\\
解2:磁束密度\textbf{B}は真磁荷のみではなく、真電流および磁化電流によっても生ずる。\\ \\
さらに、磁場\textbf{H}は磁化電流により生ずるものではなく、\\
磁束密度\textbf{B}は分極磁荷によって生ずるものではない事が言える。\\ \\ 上記が正しい理解である。\\
電磁気学の教科書の書き方には煩雑なものが多く、ここまでの理解\\ に達するのが困難である事が考えられるので、以下に考え方を\\ 簡潔に述べる。\\ \\
ベースとなるのは下記マクスウェル方程式(積分形、磁気のみ)である。\\ 但し、変位電流についてはここでは述べない。\\ \\ 磁束保存則\\ \int_{S}
\textbf{B}(\textbf{r},t)・d\textbf{S}=0\\ \\ アンペールの法則\\ \int_{C}
\textbf{H}(\textbf{r},t)・d\textbf{r}=\textbf{I}(\textbf{r},t)\\ \\
【問1に対して】\\ \\ 磁束保存則の表式中の\textbf{B}に\\
構成関係式\textbf{B}=μ_{0}(\textbf{H}+\textbf{M})を代入する。\\
\textbf{M}は数式処理により分極磁荷に変換される。\\ アンペールの法則と併せて解1を得る。\\ \\ 【問2に対して】\\ \\
アンペールの法則の表式中の\textbf{H}に構成関係式\\
\textbf{H}=\frac{\textbf{B}}{μ_{0}}-\textbf{M}を代入する。\\
\textbf{M}は数式処理により磁化電流に変換される。\\ 磁束密度に関する法則と併せて解2を得る。 \]