概要
怠惰と堕落に身を委ねるいっぱしの吸血鬼。
人生の火種を見失った彼は、何事にも適当に生きている。
引用
「時間は物事を好転させないが、憂鬱な過去に忘却に追いやってくれる。
口下手の説教なんかよりよっぽど上手く傷心を慰めてくれるぜ」
プロフィール
本名 |
武野仁 |
スペル |
Buno・Jin |
年齢 |
73歳 |
性別 |
♂ |
身長 |
172cm |
体重 |
12kg |
種族 |
吸血鬼 |
趣味 |
瞑想(ぼーっとすること) |
特技 |
情報収集(ネットサーフィン) |
宝物 |
もう無くした |
天敵 |
水、太陽、銀、アーディマム |
将来の夢 |
平穏で何事もない日々 |
好きな色 |
緑 |
好きなもの |
ドリア、ぼーっとすること、ここぞでカッコつけること |
嫌いなもの |
虫食い、仕事、ラブロマンス |
二つ名
【疾黒】
所属
治安維持秘密組織クリスタ・ベル。
エヴェンハイムの平和を守るため日夜活動中。
暴漢とかテロリストとかマッドサイエンティストとかその辺を叩きのめすお仕事。
詳細
性格
シニカルでリアリスト。怠け者な唯物論者。
ものごとの多くを斜に構えて見ているひねくれものだが、その根っこには未だに少年心がある。
本気を出すとちょっとスゴイ、とは本人談。
新しいものに積極的に触れないとどんどん精神が老いる、と自負しており、情報のアップデートは頻繁に行っている。
好みのタイプは自分を慕ってくる後輩と、大和撫子。
吸血鬼
後天性の吸血鬼。
外見年齢は20歳。当時の事は語りたがらない。
顔と運動神経の良さだけで食ってきた疑惑がある。
戦闘能力
能力:空間転移・瞬き。
短距離の散発的な転移を得意とする。
射程距離、効果範囲ともに5m程度と短く長距離の転移には向かないが、その分事前動作がほぼ皆無。
その能力を用いて相手の不意を突く徒手空拳が得手。
転移対象は使用者自身の他、使用者が触れている物体。
一度に転移できる物体は「使用者の認識で一つずつ」である。(転移対象の人物が持つ所持品などは、纏めて「一つ」として数えている)
テレポートの結果、同じ座標に複数の物体が重なった場合、衝撃と共にお互いが弾かれる。
転移によって距離を自在に操り、最速最高の一撃を自由なタイミングで叩き込む必殺の拳打。
彼にとって間合いは意味を為さない。
短距離転移の繰り返しによる高速移動。足を一歩踏み出す度に転移することで、一歩の距離を膨大に引き延ばす。
最高速度に達すればアーディマムと並走できるが、性質上周囲の音がすごく聞き取り辛く、会話はできない。
敵性物体に対する転移。単純な位置の操作による危機の回避、あるいは距離の引き延ばし。
散発的な空間転移により、連続攻撃を叩きこむ。
一例として、回し蹴りを放ちながら幾度も転移することで、映像をループ再生するように慣性を保ったままの攻撃が可能。
性質上、複数人への攻撃もできる。
拳で殴ったものを「転送」する一撃必殺の拳打。ガオン。
本来、「物体の一部分のみ」を転送させることはできないが、直接の打撃箇所の位相を狂わせ、細胞的に本体と切り離すことで実現している。
疾黒拳・轟によって穿たれた箇所は、そのまま削り取られる。
使用時には尋常でない集中力と体力を要求される超必殺技。
必然的に、大ボス相手にはあまり当たらない。
正体
第二次世界大戦時、大日本帝国海軍に所属しており、特攻隊に任命されていた。
しかし乗機が目標へ辿り着く前に故障を起こし、不時着。
吸血鬼
メッテルフの眼下で、『死んでたまるか』と啖呵を切り、吸血鬼として生き永らえる。
だが、五体が満足に動く頃には、既に終戦を迎えていた。
そうして死に損ないを自覚しながら、自らを救ったメッテルフへの恩を返しつつ、今までだらだら生き続けている。
戦いが終わった。それも祖国の負けで。
だったら、奴らの死は無駄になってしまったのか。勝つために死んで、だのに負けたのでは犬死にそのものではないか。
いや、違う。我々が作戦を成功させられなかった故に我が国は負けたのだ。
より多くの船を落とし、より多くの“弾頭”を食らわせてやれなかった故に、我々は負けたのだ。
おれが生き延びてしまったが故に彼らの命は無駄と化したのだ。
「……おれぁ何時になったら三途の川を渡れるんじゃろ。
死に走る元気も無いのに、こんな事を憂うのは可笑しいかい。
御前達は、本当に満足して死んで往ったのかよう……」
関連人物
後輩。意地っ張りでかわいい。
後輩。見栄っ張りでかわいい。
師匠。無理ばっかさせるので嫌い。
頼りにはなる。
お局様。趣味じゃない。
同僚。心配性だなあと思っている。
腐れ縁。
腐れ縁その2。
出張先
参照先
最終更新:2025年08月08日 21:36