緋翠のシデロ


概要

人から吸血鬼へと成り果てて幾年。何一つ守れず、何一つ赦せなかった吸血少女。
生きる意味を見失っても死ぬのが怖い。惰性のままに生き続ける。

引用

「……わたし、は。私はね。目の前で知り合いが死ぬ姿なんてもう二度と見たくないんだよ」


プロフィール

本名 シデロ・ルバーブ
スペル Shidelo・Rhubarb
年齢 14歳 性別
身長 150cm 体重 24kg
種族 吸血鬼(ヴァンパイア)
趣味 なし
特技 パルクール
宝物 緋翠の力
天敵 水、太陽、銀
将来の夢 なし
好きな色 血の色
好きなもの チョコレート、アーディマム
嫌いなもの グレープフルーツ、自分


二つ名

【真紅のローブの吸血鬼】
【緋翠】


所属

なし。日々あてなく彷徨っている。


詳細

間に合わなかった娘。
なにもかもを失った娘。
それでも生にしがみ付く卑しい娘。
致命的に何かを間違えてしまった結末の果て。

自分が関わった人は全て消えてしまうと信じて、一人孤立を選んだまま世に蔓延っている。
道行く人に親切をするだけの生活をして辛うじて自己を保っている哀れな娘。

性格

自分嫌いのペシミスト。己の一切を諦観した者。
自分を覆っていた表層の「シデロ・ルバーブ」が剥がれ、己の地を出している。
人死にを極度に恐れる。

煌血・緋翠(レッドジェイド)

シデロちゃん拳法 ナーバス流奥義
 煌血(シャインブラッド)(レッド)(ジェイド)
煌血・緋銀(スカーレット)と煌血・翠銀(ジェイド)の融合。
死して燃え尽きたマリヤックの灰を口にしたことで性質が溶け合い、双方の力を得た。

マリヤックを“理解”したため、緋銀の能力で召喚することが可能。
しかしそれは独り芝居にすぎない。

  • ヘルジェイドバーン
  • デッドフレアランス
  • デスボムメイデン
  • ディスペアードサイズ

  • デッドドヲルマイン
自分の分身を突撃させ、爆破させる人間爆弾。

過去

まさか私のせいだとは思わなかった、まさか知り合いとは思わなかった。
そんな免罪符を自分に言い聞かせて、どれだけ無自覚に人を殺めたか。
そのくせに一丁前に悲しんで、こんなはずじゃなかったと喚くのだ。
当たり前だ。どんな人間だろうと、その死を悲しむ人はいるのだから。
そんな当然のことからさえも目を逸らして、被害者のように振舞って。
そんなことを続けて、だから自分の居場所さえもついになくなって。
後に残ったのは、自分の過ちさえ認められない、醜い怪物だった。
私ね 吸血鬼になってもまだ私は怪物じゃないと思ってたんだ
いい人になっていい事をすれば 人間だった頃に私に色々教えてくれた先生に恩返ししてることになるって思って
だから頑張った  んだけど
駄目だったんだね 私 私が認めたくなかっただけで
もう化け物だから だから 他人を殺したり殴ったりして悲しませることしか出来ないんだ

私なんていない方がずっと良いのに…… でも…… 死ぬのはこわくて…… だから…… …………
どうしようもないクズだよね
自分の事が嫌いなのに 殺したいくらい憎くてもそれでも自分の事だから傷付くのが怖いんだ
嫌いと怖いが一緒になるから 何にもできなくなって それで……

おまえは誰のためにもならない。
生きていようと何にもなれない。
ただただ殺戮を振りまくだけだ。
人はその存在を怪物と呼ぶのだ。
それは、それは……もう、死んだほうがいい。


関連人物

自分の手で殺した。
自分の口で食べた。
自分の心に宿した。
救えなかった。

自分の手で殺した。
助けを求めていた。
救えなかった。

自分の手で殺した。
救えなかった。

恩人。会いたくない。

緋翠のシデロの以前の姿。


出張先

  • TRPG

  • フタハナ
ΩΩΩ、2020年正月フタハナに参戦。
パスファインダー女史と世界を脱出した。たまに呼ばれては憤っている。
その後は適当に彼女との余生を楽しんでいるようだ。

参照先

最終更新:2022年10月28日 00:47