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ナルガ神 - (2022/01/27 (木) 16:31:13) のソース

[[東方]][[北部]]の部族[[エンシャン]]及び[[イコ・セグ]]の信奉する混沌と邪悪の異界[[神]]。
均整の取れた体を持つものの、首のない巨人の姿(見る者を不安に陥れ、吐き気すら催させるらしい)
として[[聖刻]]世界に顕現し、己の周囲の法則を書き換えながら、侵攻を目論んだ。
赤錆を好むのか、かの神を信奉する二部族が構えた鉄の城は、それ程古いものでは
無い筈なのに錆が浮き、またナルガ神本体も赤錆に覆われたような体をしていた。

[[吾伽式]]建国以前、古[[禁赤人]]の象徴たる「剣の巫女」[[アリー]]姫の複製を生み出し
[[黒い精霊]]〈[[ア・ナンガァ]]〉を無力化した上で二部族及び混沌の魔物達を率いこの世に降臨。
[[ゼン・イク]]を配下にし世界を支配しようとするも失敗。
黒い精霊によって撃退されるも、ゼン・イクの策謀によって消滅は免れ、精巧な玻璃の模型の内に
「力ある意思」の欠片として留め置かれ、後に[[魅深山]]の[[聖地]]に封印される。

千年をかけて徐々に取り戻していった力を一気に解放し、本来所属している世界に帰還
(充分な力があれば、そのまま世界の法則を書き換えてしまえるのだが、そこまでの力は
戻っていなかったらしい)、その際かつて闇([[ゴーズ]])の一者やゼン・イクにつけた「[[刻印]]」を
[[ベルリ・モレンゴー]]へと移し替える。
そして今度は歴史を書き換えて生み出した使徒たる[[教王]]と[[狂龍]]たちを[[アハーン大陸]]に
送り込み再度侵攻を目論む。

様々な甘言を用いて人を唆すが、かの神の支配する世界は実際のところ「(聖刻世界の)無機物達が生命を得て
闊歩し、逆に生けとし生きる者は石ころも同然の存在となって、死ぬことも出来ず永遠の苦痛に苛まれ続ける」
という、まさに悪夢そのものの世界である。

*関連
[[アール・ゴウン]]
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