アプロディテ(Aphrodītē、Άφροδιτη)

「アフロディテ」「アプロディーテ」と表記されることもある。
ローマ神話ではウェヌス?に当る、オリュンポス十二神の1人。
元来はキプロスあたりの女神であり、ギリシアの神ではなかったとされる。

アフロディテの誕生はクロノスウラノスの男根を切り取って、海に
捨てると精液が泡となって、その中から成人の姿で現れたとされる。
 また、ホメロスの説では、ゼウスとティタン親族の一人であるディオネとの間に生まれた娘だともいう。
 絶世の美女であったが、オリンポス一の醜男である鍛冶の神へファイストスが醜い自分につらく当たった母のヘラを自作の魔法のイスに縛りつけ、オリンポスに迎えるなどとなだめすかしてもなかなか聞かず、アプロディテを妻にと望んだのでヘファイストスの妻におさまった。
 が、そこは愛の女神、ヘファイストスの同母兄弟の軍神アレスと浮名を流し、息子エロス、ディモスとフォボス、娘で、オイディプスの先祖であるカドモスの妻となったハルモニア(ハーモニーの語源)を生んだ。異説では、アレスを正式な夫としている。もちろん、ヘファイストスは自作の道具で二人に復讐している。
 そのほかにも、人間との間に、ローマ人の祖となった、トロイアの王子アエネイス、伝令神ヘルメスとの間に初めは美少年だったが、後に両性具有の神となったヘルマフロディトス(ちなみに、英語に両性具有の意味を持つhermaphroditeという単語がある。)をもうけた。
 キプロス島でアプロディテ信仰があったためか、ホメロスの叙事詩イリアス(英語名イリアッド)ではキュプリスと呼ばれている。

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最終更新:2006年07月31日 09:42