このページは、OpenUtau公式Wiki インストールをもとに執筆しています。
本体のインストール
ダウンロード
安定版
OpenUtauの安定版は公式サイトからダウンロードできます。
- 2025年10月現在、macOSの配布リンクが古いため、Apple Silicon(M1チップなど)を使用している方はGitHubのリリースページからダウンロードしてください。
ベータ版
ベータ版はGitHubのリリースページからダウンロードできます。
- 最初からベータ版をインストールする場合、初回起動時に出るアップデート通知で安定版をインストールするよう案内されることがあります(環境設定のデフォルトで安定版を使用するようになっているため)。
はじめに環境設定で「ベータ版」をオンにしてください。詳しくは「バージョンの管理」に記載しています。
GitHubのリリースページでのダウンロード方法
バージョンの横に緑の文字でLatestと書いてあるものが最新の安定版、茶色でPre-releaseと書いてあるものがベータ版です。
まず、「Show all assets」ですべてのバージョンを表示します。


- Windows環境では基本的に"OpenUtau-win-x64"を使用してください。.exeと.zipの違いは下記に記載しています。
- surfaceなど、一部の特殊なWindows環境(Armデバイス)では"OpenUtau-win-arm64"を使用してください。
- Windowsで32bitのOSを使用している場合は"OpenUtau-win-x86"を使用してください。
- macOSで、CPUがIntelのチップでは"OpenUtau-osx-x64.dmg"を使用してください。
- macOSで、CPUがApple Silicon(M1チップなど)では"OpenUtau-osx-arm64.dmg"を使用してください。
- Linuxでは"OpenUtau-linux-x64.zip"または"OpenUtau-linux-arm64.zip"を使用してください。
- 末尾が".xml"になっているものは開発者のための管理用のファイルなのでインストールには使用しません。
Windows
Windows8.1以降で使用できます(DiffSinger対応にはWindows10が必要)。
Windowsでのインストールにはインストーラー版とzip版があります。
インストーラー版はダウンロードボタンに「installer」と書いてある、もしくはダウンロードリンクの拡張子が.exeのものです。
zip版はダウンロードボタンに「portable」と書いてある、もしくはダウンロードリンクの拡張子が.zipのものです。
インストーラー版はダウンロードボタンに「installer」と書いてある、もしくはダウンロードリンクの拡張子が.exeのものです。
zip版はダウンロードボタンに「portable」と書いてある、もしくはダウンロードリンクの拡張子が.zipのものです。
- インストーラー版を使用する場合、音源やエンジン・プラグイン等を保存する場所はユーザーのドキュメントフォルダ固定になります。
それなりのデータ容量になるため、Cドライブに余裕がない場合やOneDriveのバックアップを使用している場合はインストーラー版を使わず、zip版を使用してください。 - zip版では、OpenUtau.exeを置いたフォルダに音源やエンジン・プラグイン等を保存することになります。
Dドライブなど、別パーティションや外付けHDDにインストールすることも可能です(外付けデバイスだと動作が遅くなる場合があります)。
インストーラー版
インストーラー版の場合、ダウンロードした.exeファイルをダブルクリックした後、指示に従ってインストールしてください。
このとき、デフォルトの場所(Program Files)にインストールするようにしてください。
(現在、アップデート時に前回インストールした場所が記憶されない問題があります)
このとき、デフォルトの場所(Program Files)にインストールするようにしてください。
(現在、アップデート時に前回インストールした場所が記憶されない問題があります)
zip版
zip版の場合、.zipファイルを解凍した後に、OpenUtau.exeをダブルクリックしてアプリケーションを起動します。
- zipファイルを解凍する際はProgram Filesなど、アクセスに管理者権限が必要な場所は絶対に避けてください。
- ダウンロードフォルダやドキュメントフォルダなどに置く場合はOneDriveのバックアップを必ず切るようにしてください。
- ストレージ容量が足りない場合は別のドライブに置くことも検討してください。
macOS
macOS 10.14 Mojave以降で使用できます(DiffSinger対応にはmacOS 11 Big Surが必要)。
- ダウンロードした.dmgファイルをダブルクリックで開きます。
- アプリアイコンをフォルダーアイコンにドラッグ&ドロップしてください。
- ターミナルを開き、 xattr -rc /Applications/OpenUtau.app と入力してEnterを押します。
- アプリケーションフォルダかLaunchPadからOpenUtauを開きます。
Linux
Archまたは類似のもの(例:Manjaro)
Gentoo
- Guruオーバーレイを有効にするために`app-eselect/eselect-repository`をインストールします。
- eselect repository enable guruとemaint sync -r guruを実行してオーバーレイを有効にして同期します(dev-vcs/gitのインストールが必要になる場合があります)。
その他
- tar.gz ファイルを解凍し、OpenUtauをターミナルから実行します。
- 有志が配布しているインストーラースクリプトを確認してください。
UIの言語選択
OpenUtauはデフォルトではPCの使用言語で、翻訳できない場合には英語で表示されます。
手動で言語を変更するには、メニューバーの「Tools>Preferences...>Appearance」を開きます。

手動で言語を変更するには、メニューバーの「Tools>Preferences...>Appearance」を開きます。

シンガーのインストール
UTAU音源やENUNUモデルなどのボイスバンクは、OpenUtauでは「シンガー」と呼ばれます。
シンガーはメニューバーの「ツール>シンガーをインストール...」でzipファイル(未解凍)を選択することでインストールできます。
シンガーはメニューバーの「ツール>シンガーをインストール...」でzipファイル(未解凍)を選択することでインストールできます。

外国語OSや別OSで作られたzipファイルを手動で解凍すると、多くの場合ファイル名が文字化けします。
「シンガーをインストール」機能を使えば正確なファイル名で解凍することができます。
ファイル名が正しく解凍できるのであれば、手動で解凍することもできます。
「シンガーをインストール」機能を使えば正確なファイル名で解凍することができます。
ファイル名が正しく解凍できるのであれば、手動で解凍することもできます。
シンガーフォルダの開き方
シンガーを置くフォルダには、OpenUtauでデフォルトで設定されている「Singers」フォルダと、「シンガーの場所(追加)」があります。
「シンガーの場所(追加)」は環境設定でフォルダパスを指定することで、本家UTAUのvoiceフォルダなどを自由に選択できる機能です。
「シンガーの場所(追加)」は環境設定でフォルダパスを指定することで、本家UTAUのvoiceフォルダなどを自由に選択できる機能です。
どちらも、トラックのシンガー選択部分からフォルダを開くことができます。


エンジン・wavtoolのインストール
「レンダラーとエンジン」を参照してください。
プラグインのインストール
「UTAUプラグイン」を参照してください。