※公共性が高い項目なので適宜、改定される前提での投下。
現在の通貨の起源は
第三次魔族侵攻時に生き残っていた少数の国で流通していたものとされている。
戦後暫くの間、ユグレスを含む西側大陸では
スタートゥ王国の『ゴールド』が共通通貨であった。
だが各国の経済や政治が安定するにつれ、独自の通貨を発行する国が増えてきたようだ。
辺境の地では
魔晶や宝石類が貨幣の代わりとなっている事も。
手形や紙幣はごく一部の運用に留まっているようだ。
【ロクシアにおける主な通貨とその単位】
特殊な例を除けば現在流通する中で最も古い通貨単位。
ユグレス・西ギールシクリヒト・リクレシアにおいては交易通貨としても使われており、西部
ラタス洋に面している地域ではほぼ同一の価値で使用する事が可能。
利用している国々の合議で通貨としての保障がされている為に信頼性が非常に高い。
当初は金貨だったが、現在は金に似た色合いを持つ『スタートゥ真鍮』で代用されている。
つまりゴールドという名の真鍮貨。
コインはサイズごとに価値が区分けされており、1ゴールド貨を基準として小さな半ゴールド貨や少し大きめの10ゴールド貨等が存在している。
硬貨には歴代
勇者の横顔が彫られるのが通例。
グリルグゥルデン帝国、及びその従属国で使用されている通貨。
時の政策や大規模な軍事活動によって価値が乱高下する場合もあるが、列強国の通貨と言う保証は高い評価を得ている。
帝国内では硬貨だけでなく、手形や紙幣も普及しつつある。
取引や輸送にも便利である為、大商会クラスでは確実に利用されているようだ。
硬貨や紙幣には帝国の功績者が描かれる。
発行元が独裁制である事から警戒されがち。
だが実は金属的な価値の割合が極めて高く、価値が変動しにくいという意味では信用性はかなり高い。
共和国は紙幣の発行も試みているが、金属大好きな国民性の為に普及は難航中。
硬貨には国章や議事堂等の公共物を描く事が法で定められている。
薫桜ノ皇国でのみ使われている通貨。
用いられているのは金と銀で作られた大判及び小判、銅銭。
1銅銭100枚で1両と言う換算。
そこから銀小判1枚=1両、銀大判1枚=10両。
金小判1枚=50両、金大判1枚=100両となっている。
小判等の表面には桜の花の絵が刻まれている。
関連
最終更新:2023年06月03日 01:57