『くんおうのみちびきのりとみことさちのおおかみ』
薫桜ノ皇国で祀られ信仰されている『三桜神』(さんおうしん)と呼ばれる神の一柱。
『言霊の神』であり、どんなに困難な状況であっても言葉で以って人々を幸せに導く神。
信仰はとても厚く、この神が祀られている神社には絶え間なく人々が訪れている。
皇国では他の国では見られない独特な短い詩を紡ぎ出す文化があるが、それはこの言霊の神が作ったものだと言われている。
神話では即興で短い詩を作り、その状況に合わせた術を自在に操る事が出来たとも。
この神が放った言葉は全て現実となり、起きた事を無かった事にする事すら可能だったという。
ただし自らの発する言葉の重さは承知しており、本当に大事な時でなければ言葉を紡ぐ事は無かったらしい。
また、悪神を束ねる首級であった
薫桜ノ魔呪皇(くんおうのまじゅおう)と激しい戦いを繰り広げつつも説得し、ついには改心させる事に成功したという神話が残されている。
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最終更新:2022年06月12日 20:33