モリニクホコリカビ

森林に発生する粘菌の一種。
土中や木の表面に存在する微生物やキノコ類を餌とする。
変形体(キノコ)は直径1.5メートルにもなる薄赤色の半球体。

この変形体は食用として高い価値を持っており、『森の肉』と表現される程に栄養が優れている逸品。
リクレシア大陸に住む一部のエルフ族は獣肉よりも本種を重要視しているらしい。

薫桜ノ皇国では『森饅頭』と呼ばれ、珍味として扱われている。
大慶帝国では『霊肉』と呼ばれ、食材の他に慶薬の原料として珍重される。


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最終更新:2022年11月06日 20:14