甲虫人族

『かっちゅうびと』と呼ばれる、甲虫系の特徴を持った虫人族
全身が鎧甲冑の如く強固な甲殻で覆われており、成熟した男性は頭部に1~3本の角を有している。
なお、この角が大きい程に精強であるとされているようだ。


【カブナイト族】
主にスランカ国で暮らしている、甲虫人でも屈指の怪力を誇る部族。
その膂力は『岩を片手で掴んで投げ飛ばす』とまで言われており、それを活かして戦士系の職に就く者が多い。
だが無益と思われる戦いは避ける理知的な部族でもある。

【クワガリア族】
カブナイト族とは近縁とも派生とも言われる甲虫人の部族。
頭部から伸びた大顎のように開閉する二本の角が特徴で、相手を挟み込む事も可能。
個人差はあるがカブナイト族と比べると好戦的な性格の者が多く、よく両者の間で対立が起こる事も。

【イガッシャ族】
幻惑の樹海の奥深くに集落を作り暮らしていると言われる少数部族。
場所の関係上滅多に他者と出会わない為、その生活や文化には謎が多いと言う。
甲虫人の中では比較的人族に似た容姿をしており、四肢や背中等の身体各所に甲殻が付いている。
顔も人間に近いが瞳は水色の複眼状、暗い青色をした甲殻には細かな黒い斑点模様が散らばっているのが特徴。
稀に白い甲殻を持って生まれる者がおり、その場合は高い魔力を持っているらしい。


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最終更新:2023年10月14日 01:43