パッシフローラ

冒険者パーティー『鏖金の明星』の一人。
迷いの森の奥地に暮らす虫人族族長の娘であり、とある『女神』を信奉していたシャーマン
ただしグザンとの出逢いとその際に起こったとある一件以降、グザン自身を『神の化身』として崇拝対象としているようだ。
『神』の為であれば、如何なる事柄も正当化されるという狂信者。

グザンと自身の人生を揺るがしたとある事件の後、鏖金の明星(主にグザン)のストーカーと化す。
その後グザンが『後ろを付き纏うくらいなら隣を歩け』と誘い、正式にパーティーに加入した。
メンバー共通の『竜胆の刺青』は右側頭部。

容姿は概ね人間に近く、四肢と背中が青みがかった白い甲殻に覆われており、背中には黒色の細かな斑点模様。
関節部分は綿のような毛が生え、水色の複眼を持つ。
太股の付け根部分から腹部や胸部、そして腕にかけて縁取るように呪術文字が掘られているのが特徴的。

衣服はビーズや虫の翅をあしらったケープマントと長めの腰布のみ。
腕や足には装飾として金属製の輪を装着し、複眼部分に空色の宝玉を嵌め込んだ虫人頭殻杖を装備する。

旅の中で聖典だと言いながら『鏖金の明星』の旅路を(主観による美化が入りまくりで)事細かく記録している。
何かある度に恍惚な表情(?)と言葉で『神』の素晴しさを讃え始める為にグザン以外のメンバーからは若干引かれ気味。
だが当人はメンバーには同じ神に仕える者としての敬愛の念を向けているのでどれだけ引かれようが気にしていないようだ。
グザンも最初こそは困惑していたが、やがて『そう言うもの』として受け入れ慣れた模様。
言うまでもないが彼女もお妾さん(?)

身体能力そのものは至って平均的。
だが後天的に手にした能力によって様々な支援が可能になった。
基礎的な回復魔法の他、『異形の天使』の召喚による物量戦も可能。


異形の使徒
パッシフローラが召喚し使役する存在。
ウミウシの様な胴体に鋏のある細長い手足、触手が集合した頭部、天使?を思わせる白い翼等を備えている。
歪なフルートの音にも似た奇妙な鳴き声を発する。

複数体同時に召喚する事が可能であり、戦闘力はレッサーエンジェルと同等か少し弱い程度との事。
部族の伝承では『泡の中で眠る女神の伴侶達に子守唄を聞かせる者』として認識されている。


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最終更新:2024年02月03日 18:03